先週ほどから一週間ほどヨーロッパ(ドイツ、オランダ、ベルギー)に一人で旅行に行きました。
2日前に帰って、帰った翌日に仕事で、時差ボケで中々パフォーマンスは冴えませんでした。
投資とは関係ありませんが、ヨーロッパ旅行で経験への投資として学んだことを共有したいと思います。ヨーロッパの物価高とかから将来日本どうなるかを考えたり、自己投資としてどうするべきかを考えたり、色々と出会いがあったり、教訓を学んだり、働き方について考えたり、今のまま進んだ先に自分がなりたい自分になっているかを考えたり、色々考えさせられるとてもかけがえのない経験になり、自己投資になりました。
自分が学んだことはたくさんありますが、全部書くとめっちゃ長くなりそうなので選定して学んだことを共有したいと思います。少しでも参考になれば幸いです。
ヨーロッパの物価高から考える、将来に備えて自分自身を成長していかなければいけないと危機感を覚えました。
ヨーロッパに行ってやはり驚いたのは、物価が高くなっているということです。お水が3.5ユーロで円に換算すると562円です。お水一本がですよ。普通のサイズの大きさでですよ。しかも、日本で言う消費税である付加価値税と言われるものは21%です。21%ですよ!まじでビビります。
3.5ユーロで換算したお水562円は、最近の円安、ユーロ高の影響もあると思いますが、2019年頃のユーロが118.49の時にでも410円くらいかかります。普通のコンビニみたいなところで買ってもそれぐらいの値段がします。
スタバの値段も高かったですし、美術館の値段、食事の値段などが本当に値上がりしていました。
そして、付加価値税も高い税率ですのでかなり出費が重なります。
物価が高いなと考えている時に、自分が日本で稼いでいるお金や日本で持っている資産について考えていました。
そもそもなぜ、いきなりヨーロッパに行くようになったのかというと、タイや台湾に行って物価が日本より安い現状を見て、物価が安いと少し自分がお金持ちになった気分になりましたが、逆に物価が高い国に行ったときにどうなるかを検証してみたかったのです。
タイや台湾に行っていた時は、お金に余裕がある自分がいました。一方でヨーロッパで一週間ほどいて、お金に余裕がなくなるほど、最終日近くになったら、お金使いすぎて大丈夫かとすごい不安になりました。
つまり、今の為替で考えたときに円の価値が下がって、米ドルやユーロが高くなっている時に、お水を起点に考えて、お水が400円から500円で日本に置き換えてみると、自分の今ある資産が1,000万円程でも200万~250万円くらいしか体感的には持っていないんじゃないかなと考えました。
だから、よくいうなんとか研究所のマス層とかアッパーマス層とかの基準で3,000万円があるとか、5,000万円を持っているとかで、優越感に浸っているべきではないんじゃないかなと思います。自分がそれぐらいの資産を持っているわけではないので、そんなこと言える立場ではないです。近い将来自分が節約して、金融投資をしてお金を増やし続けて、資産が5,000万円に達してももしヨーロッパにいるとすれば1,000万から1,250万円程しか持っていない状態です。
もし株式や、不動産などではなく、日本円の現金だけ貯め続けた場合は、インフレとともに現金の目減りでまずいことになっていたと思います。
今のサラリーマンからの収入も安定的に入金されますが、それでも物価も少しずつ高くなり、さらに税金も上がっていきます。将来的に欧米みたいにインフレしていったとき、消費税がかなり高くなった時に、日本で生き残り続けていくことは難しくなると思います。
このままでは本当に自分の将来がまずいなと感じました。今の年収がそこまで高くない現状で賞与もない状態で、税金も上がりかなり厳しくなってくると思います。
以前こぞってお金系のyoutuberがあおるように、2025年問題を取り上げて、団塊の世代が後期高齢者になり社会保険料の負担が増えるので、お金を貯めろという動画を観ました。
僕もその当時はそのことに対して危機感を覚えて、将来的に貯めないとと思っていました。
ただ僕は逆に貯めるのではなく、自分の収入を上げるように自分への投資を行ってきました。
今後税金が上がって将来的にさらにインフレで物価高になった時に、短期的には現金を貯められたら良いと思いますが、長期的に見て、自分の稼ぐ力も伸ばしていかないとトータルで資産が減っていくと思います。
多くの人はお金系のyoutuberなどのインフルエンサーの影響を受けたり、テレビ番組の経済番組の影響を受けたり、権威のある何かに影響を受けます。
影響を受ける中でも、疑うべき力も養っていかなければなりません。
僕は2025年で社会保険料が上がっていくから、将来に備えて貯めていくべきという考えは間違った方向に誘導しているのではないかと考えました。貯めていくことも大事だと思いますが、それと同時に自分の稼ぐ力も身に着けていかないと長期的に見たときに資産が減っていくと考えました。
そして、ヨーロッパを旅行して、改めて思いました。もし自分がヨーロッパに住まなければならない状況になった時に、今の年収では物価が高い状態でさらに税金も高い状態で生きていけないと思います。
1日を大切に生きて、自分自身を常に成長させていかなければならないです。
オランダからベルギーに行く新幹線で座っていました。
目の前にアジア人の女性がいました。その女性が急に、日本人ですかと尋ねてきて、その女性も日本人でした。その女性は前日に、飛行機のトラブルで一日遅れて到着したそうです。その女性は飛行機のトラブルに巻き込まれて、自分で交渉して違う便にのせてもらえるように交渉してやっとオランダにたどり着いたばかりでした。オランダで美術館にいけずに費用が発生したり、宿泊する費用も発生して、それでも毅然としていて笑顔で話していました。
その女性はオランダからベルギーに行きますが、またベルギーからオランダにすぐに日帰りで戻ると話していました。
オランダで長く滞在すると話していました。その理由は、オランダの教育の実習の場に参加するコースにためと話していました。その女性はそのコースに15万円ほどお金をかけていると話していました。
自己投資として自分の勉強代としてお金をめちゃくちゃかけていて素晴らしいなと思いました。
その女性は他にも色々海外に行っていて、経験豊富のようでした。
この時に、自分にお金を自分に投資をしていく先に、出会いが出てくるんだなと思いました。
僕は旅行するときに、誰かと話すときは、人生からのメッセージだと捉えて真剣に話しています。
今回の旅行で、たくさんの人と出会いました。今回の日本人の女性や、30年同じ職場で働いているシスターとたまたま隣にいたときに話しかけてくれたり、アラブ人の女性を助けたときの出会い、最終日の飛行場へ向かう時に一人のトルコ人と2人のガタイのでかい警察官に囲まれた際の出会いなど、これらの出会いは僕にとって人生のメッセージだと捉えて、とても意義深いものでした。
もしこのまま、ヨーロッパに海外旅行もせずに日本で平和に暮らして、同じルーティーンで節約、投資、勉強だけしていたら、きっと出会わなかったでしょう。
最近になって思うのは、○○すれば人生が変わるみたいな話は結局人生はかわらないということです。
○○すれば人生が変わるというのは、結局はそれ頼みで、その原因を自分の人生にゆだねています。
宝くじが当たれば人生が変わるみたいな感じで、当たらなければ意味はないです。
何かを頼りに依存してではなくて、自分を頼りにして自分が動かないと人生は変わらないです。
自分が海外行きの航空券を買わなければ、行くこともできません。
航空券を買っても、飛行場に行かなければ飛行機に乗って海外に行くことはできません。
白馬の王子を待っている姫のように、何かが起こることを期待して、宝くじがあたるとか、電車の中の美女を凝視したり、人生が変わる本と言われている本を一回読んだところで何も変わらないです。
行動した先に変化が訪れます。
最近のニュースを見たときに、若い人がお金を使わずに、貯めて金融投資をしているとの回答が多かったです。
それはもったいないです。若い時にこそお金を使って、お金の使い方を学んだり、経験したり、自分の成長へのお金を使ったりするべきです。
僕ももっと早く、色々と海外に行っておけばと思いました。でも、今が一番若い時ですから、早く気づけて良かったです。
他にももっと色々挑戦していくべきだなと思います。世の中、日本だけでなく海外にはたくさん面白い人がいます。価値観や考え方も違います。
失敗を恐れて挑戦しないのではなく、挑戦しないで現状維持=停滞=後退だとおもって生きて行くべきだと思います。鮫は泳ぎ続かないと死んでしまいます。理由は動き続けることをしないと酸素を取り込めなくなってしまうからです。
人も現状維持ではだめで前進し続けなければなりません。
最後にシスターと話をしたことですが、内容はシスターにあることを尋ねられました。
あなたは宗教を持っていますか?と聞かれました。
僕は神を信じていない、宗教を持っていない。
自分とお金を信じていると伝えたら、苦笑いしていました。
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