直近の日経平均は上がってきています。トランプ関税の不安が少しずつ払拭されつつあります。
当時のトランプさんと中国との関税の取っ組み合いで過度に上げていく報道を見て、貿易戦争になり景気後退の憶測もあり株価が下がっていきました。
こういう株価が下がったタイミングで投資をできるとリターンはでてきますが、株価が下がっていると資産も減っていってしまうので、どうしてもここからさらに下がっていくのではないかと、投資をためらってしまいます。
逆に株価が上がっていると、なぜかわかりませんがここから資産が減るというより株価が上がり続けると錯覚するようにリスクを過小評価してしまいます。
トランプ関税の不安が少しずつ払拭されて、投資欲が出てきているが株価が上がっているからと安易に投資をしてはいけないについて考えてみたいと思います。
これは最近の自分への戒めとしても書いています。
少しでも参考になれば幸いです。
トランプ関税の不安が少しずつ払拭されて、投資欲が出てきているが株価が上がっているからと安易に投資をしてはいけない。
最近の僕の投資欲が高まってきています。
それというのは、トランプ関税の影響も少しずつなくなっていき、不透明感しかなかった場面が少しずつ視界が見えてきているというのもあるかもしれません。
投資家は不安要素が大いにあると、過度にマイナスの情報を大きく影響を受けてしまう傾向にあると思います。
最近ではNTTの株価が上がってきています。
今までが下がりすぎていたというのもありますが、株価が上がっている局面ではその銘柄がさらに上がるのではないかと、行動を焦って結局含み損を抱えてしまう可能性もでてきます。
株価が上がっていると魅力的に映ってしまいますが、株価が下がっている銘柄は触るべきではないと反射的に反応してしまいます。
NTTは下がりに下がっていた局面では、長期保有とは言っている人は多い印象でしたが、自分の考えの自信が揺らいでしまいます。株価が下がっていると、含み損も増えてしまい、もっと下がるのではないかと思い追加で投資をできるチャンスなのに投資をためらってしまいます。
NTTに新NISAで投資をしていた人は含み損を抱えても、含み損を気にせず周りの雑音を気にせずに淡々と投資をしていた人は株数も増やして株価も上がっているのでようやく少しずつですがリターンが出てきた人がいるのではないかと思います。
しかしNTTの株価が上がっているからと今から投資をする人は注意して投資をしていかないといけないです。もっと株価が上がるんじゃないかと思ってしまい、その結果短期的に行動してしまい、含み損を抱えてしまう可能性もあります。
注意すべきはNTTの債務もかなり負担になってきていると思うのでその点において、リスクが表面化したときに業績にマイナスの影響がでてきてしまった場合に注意して投資をしなければなりません。
最近では自分が投資をしている兼松も株価が上昇してきています。
前自分が記事にしていた、軍事事業関連としてスポットが当たってきているのではないかの考えが少しはあるのかなと思います。
短期的に株価が上がっていると投資をしたくなります。
あれこれ理由をつけて投資をしてしまいます。
僕の中では兼松はこれから先も売却をするつもりは全くありません。
兼松の決算をみて、事業を分析してここからさらに業績も向上していくと思います。
今までの経験から急いで投資をしてしまった投資はあまり結果が良くない、高値掴みをしてしまった銘柄が多いです。
高値掴みをして含み損を抱えても良いから長期的にこの企業はより長期的に成長して増配もしていき投資をしたい銘柄であれば投資をすべきだと思います。
最近では総合商社の株価が上がっています。
伊藤忠商事に株価が下がっているタイミングで追加で投資をすべきだったとか、三井物産に株価が下がっているタイミングで追加で投資をしておけばよかったと今更になって思います。
というのも株価が下がっているタイミングだと、決算の内容がよくても事業自体が素晴らしくても、保守的に見てしまいます。今回のところではトランプ関税の影響で商社がどのようにマイナスの影響が与えられるかがかなり保守的にマイナスの材料としてとらえられてしまいました。
今頃になって総合商社に追加で投資をしたいというのは株価が上がっているからではなく、投資をしたい企業を情報収集していくと、商社の質の高い事業、優秀な経営者、従業員、今後も手堅く成長していく、キャッシュフローの管理力など他の企業と比べてしまうと、自分が投資をしたい銘柄よりも商社のほうが良いなと思わざるを得ないので結果的に商社が欲しいという状況になっています。
最近ではリース会社の芙蓉総合リースや、みずほリース、東京センチュリー、オリックスなど投資対象としてとても魅力に感じています。リース会社の株主還元姿勢や事業が着実にゆっくりと成長している点を見ても魅力を感じて今すぐにでも投資をしたくなってしまいます。
しかし、2027年度のリース会計がどう影響するのか不透明感もあります。
オリックスはまだまだ割安だなと思いつつも、景気敏感株ですのであまり大きくポジションを持ってしまうと景気後退時にはポートフォリオにダメージになるので、注意して投資をしないといけないです。
今の自分への戒めとしてはポジポジ病にならないことです。
短期的に株価が下がっているとか、上がっているとかじゃなく、長期的に今から投資をしてという視点で投資をしなければなりません。配当金も入ってくるので、改めて根底の考えを長期的視点を意識して投資をしていきます。
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