ジャックスが減配して、一時期株価が3,680円とかなり下落したタイミングがありました。
ジャックスの減配が予想外だったのと、還元方針を変えて間もないのに、配当の減配と配当の減配はされない企業であると勝手に思われていたところや業績の今後良い兆しではないなども株価下落の要因とも考えられます。
株価が下落して、割安度もさらにでてきました。
不思議ではありますが、人は株価が下がったら投資を狙いたいと言っていた銘柄がいざ急激に下がったときには、投資を控えてしまいます。
株価が下がっていくのは業績の悪化の懸念など外的要因で今後業績が雲行きが怪しいなど不透明感が出てくるときなどです。
株価が下がったら買いたいは自分都合で保険をかけている発言だなと思い反省しています。
株価が大幅に下がっても買いたい銘柄を探していくべきだなと思いました。
今回は株価が大幅に下がっても狙いたい銘柄として、今回はジャックスの投資タイミングを考えていきたいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
ジャックス【8584】の投資タイミングについて考える
今年に僕はジャックスに投資を行って、含み損が▲10万円程あります。配当金込みだと▲9万円ほどです。
ジャックスに投資をしている方は、減配するなんて予想もしなかったと思います。
事業がストックビジネスですので今後も堅調で推移していくと勝手に思ってしまったことは反省すべき点でした。どの事業にも良い点、悪い点があるので、事業の勉強もしていかなければならないと思いました。
2024年1Qの決算で貸倒費用の増加、資金の調達金利の上昇などが業績の悪化を招いてしまいました。
またビッグモーターの取り扱いの減少などの将来的な業績についても気がかりな内容でした。
日本の金利上昇が今後もさらに上がっていくという不安要素もジャックスの株価下落の要因として反映されてしまったのだと思います。
また、海外事業が厳しい状態で市場低迷が続くベトナムと審査基準が厳格化しているインドネシアで貸倒費用が主な要因で赤字になっています。
悪い内容しか見えてこず、ジャックスに強い逆風が吹いているなと実感したのが今回の1Qの決算の感想でした。
僕はこういう悪材料というのは、どう扱うかでチャンスにもなると思います。
アステラス製薬の投資で学んだのですが、株式投資は決算業績の報告で、短期的な思考になり売買して、企業の長期的な価値ではなく、短期的な価格で判断してしまう傾向にあります。
短期的な決算報告それだけで、企業の価値を見定めることは難しいです。
つまり、写真を見ているのか、それとも映画を観ているのかで考えるべきだと思います。
短期的な決算報告で一部を切り取られた写真をみて、良かったねとかあれこれいえますが、映画の中のある企業のストーリーで逆風の中で業績が悪化しているけれども、逆風に耐え抜き、業績も一時的に悪化していた中で、業績も底を打ち回復していき、外部環境も落ち着いていき、追い風が吹き、企業の成長とともに配当金の増配や株価の上昇で株主にリターンをもたらしていくというストーリー展開も考えられます。
コロナの時に企業の多くが大きく打撃を受けていたと思います。
外食産業の企業もなかなか苦戦を強いられていたと思います。その厳しい環境の中で、業績の悪化をしている点のみを写真で切り取って短期的に考えるよりも、厳しい環境の中で業績が悪化してどのように行動して、どのように逆境を乗り越えていくか、乗り越えられるのかという長いストーリーの映画のように考えていくべきだと思います。
ジャックスに関しては今後どうなるかはわかりません。
2Qでさらに業績が悪化ということになる可能性もあると思います。
アステラス製薬の投資にも下方修正を連続して行われて、大型買収が費用を積み重ねて、不安要素がどんどん出てきて、起こってもないのに今後のマイナスな未来しか描くことができない投資先として見られていました。
ジャックスに関しても同じように考えられます。マイナスな要素が積み重なって、まだ起きてもないことに対して、悲観的に考えすぎて悲観が悲観を呼ぶ悪循環になっていると思います。
冷静に分析をしなければなりません。
貸倒費用や海外事業の悪化は一過性のもので、株価が短期的に下落しているタイミングで長期的に考えたときに業績が上向いていくのであれば投資を行っていく。
僕の投資タイミングとしては2Qの決算発表の時に、業績がさらに悪化して、さらに配当の減配または配当の減配をさらにするのではないかという業績にまで悪化して、株価もさらに下落するようであれば投資家は総悲観になると思いますので投資をしていこうと思います。
3,500円以下の株価に行くタイミングがあれば投資を積極的に行います。
本当であれば今の株価の水準から投資をしたい気持ちもあります。
アステラス製薬の株価下落で含み損が▲30万円ほどあった含み損を抱えてきていたけれども、ようやく配当金込みでプラスになりました。長い道のりでしたので、まだ芽がようやく出はじめたばかりですので、気を抜かずに注視していく必要があります。
アステラス製薬の件は、結果的に含み損が解消されましたが、だからといって、自分の能力を過信しないようにしていかなければなりません。自分の能力を過信して自信過剰になりリスクを取りすぎないことも大事だと思います。
ジャックスに対しても情報を集めつつ、分析に分析を重ねて時間をかけて検討して投資をしていこうと思います。ジャックスの投資難易度もこれから上がる可能性もあります。
海外ドラマでネットフリックスのビリオンズというドラマがあります。
ビリオンズの登場人物で目的の為なら手段を択ばないヘッジファンドの帝王と呼ばれる人物と負けを知らない連邦検事が争う金融系の海外ドラマです。
ビリオンズの世界では、食うか食われるかの世界で弱肉強食の世界です。登場人物一人一人が曲者で切れ者が多い世界です。
その中でヘッジファンドの帝王と呼ばれるボビーアクセルロッドが裏切者に、登山の山頂近くが一番厳しい環境だと、そこはデスゾーンと呼ばれている領域だと発言していました。山頂近くであともうちょっとで山頂に到達する前に、力尽きてしまう登山家がいる。お前たちは山頂にいると思っているが、お前たちの足元には力尽きた登山家がいて、今はデスゾーンにいるから終わりだという発言です。山には最高峰のエベレストで山の標高8,000m以上の地帯がデスゾーンと言われていて、デスゾーンと言われているのは年間を通して気温がかなり低く風も強く、空気の密度が3分の1になり、熟練した登山家でも48時間しか活動的できないといわれています。
投資先でも厳しい道のりの時もあるかもしれませんが、デスゾーンを乗り越えて、山頂に到達することで、素晴らしい景色がみれると思います。ジャックスへの投資も、険しい道のりかもしれませんが、山頂まで到達できればとお思います。無理はせず、断念せざるえない場合には、撤退します。
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