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兼松【8020】から配当金の入金のお知らせがございましたので現在の持ち株の兼松の損益について共有したいと思います。
配当金の実績を公開しているのは、これから高配当投資をする人に配当金の入金の実感を知って欲しい事と、高配当投資をしている人には、長期保有を前提に高配投資をしていくと実績としてどうなるかなどを実感してい欲しいので公開しています。
少しでもお役に立てれば幸いです。
現在の損益状況について
現在(2024年12月13日)時点で僕は兼松を474株保有しています。配当金は300株を旧NISAと新NISAで運用していますので21,000円(=400株×1株52.5円)となりました。2022年12月1日から保有していますので、累積の配当金は2024年6月時点で69,267円を受け取っています。
2025年6月には24,096円(400株×1株52.5円)+(74株*52.5*20.315%)の配当金が入金予定で、累積の配当金は93,034円の予定となります。現在の配当利回りは、4.07%、取得単価利回りは5.65%となります。
追加で投資をし続けているので、以前までは取得単価利回りが6%以上ありましたが現在は下がって5.65%となっています。
取得単価ベースで配当利回りが下がっても、追加で投資をしたのは、キャピタルゲイン狙いの投資ではなく長期的に増配していく銘柄だと判断して投資を行っているからです。今期の配当は2Qの決算時に増配して100→105となってます。
また、2027年3月期の一株配当を中期経営計画の純利益の計画値から予想を立てると、145円の配当と予想しています。あくまで予想ですので今後業績がどうなるかはわかりません。
その配当で考えると取得単価利回りは7.8%で、現在の株価から配当利回りを計算すると5.62%となります。為替の影響もあり事業の好調さということも考えられますが、それでも僕の目には為替を抜きにしても今後着実に成長していることと分析しています。
総合商社というと、大手の総合商社にスポットライトが当たり、あまり兼松には当たりませんがかなり兼松は潜在性的成長力があると認識しています。
今年に特定口座で100株投資と、新NISAで73株(7月1日)+1株(12月2日)に投資をしたのは、今後も増配していくであろうと思う銘柄だと判断して投資をしました。
株価上昇はあまり狙っておらず配当金に焦点を合わせているので今後も追加で投資をしていきます。
現在株価は2,756(2024/12/13)で取得単価は1,858円です。保有期間は2年10カ月13日です。保有株数は474株をNISAで、特定口座で100株運用しています。損益は341,528円となりました。兼松の配当累計は69,267円です。
トータルの損益(配当含む)は410,795円となりました。
以前の勢いのあった株価は最近では上がったり下がったりですが、短期的なトレード目的で投資を行っているわけではないので兼松には来年以降も投資を実行します。
兼松に関しては本当に良い投資先に投資できたなと実感しています、
ここまで保守的な数値の見積もり方、以前の事業の失敗から危うい状態だったので、過去の教訓からも財務に関してはコントロールしていこうという意識が決算説明資料の中にも見受けられます。事業に関しても他の総合商社と比較すると非資源割合が占めているので、資源の影響を受けにくく着実に今後も業績を伸ばしていくと考えられます。利益を着実に積み上げて、現在では銀行に向いていた視点が、株主にも視点が当たっているので、今後も増配をしていく可能性は出てくると思います。
最初は、数値を見るだけでしたが、数値を追っていくと兼松がどういう企業か、どういう企業の行動を行っているかなど画像としての数値ではなく、動画としての動くストーリーがわかります。
長期投資先として、事業を理解できるのはもちろん、企業の文化はどうかや、事業のリスクの取り方を見るようにしています。
たまに、事業が絶好調だからと店舗出店を多くしたりして、消費者の需要がわからずに業績が停滞したり、薬品で大当たりをして事業が大きく向上するとして、来年もその需要は続くと楽観的に思い込み、結果的に在庫を多く残してしまっている企業がありました。
僕は事業が好調な時にこそ、どう企業が行動するのかに興味があります。
投資をするに際してとても大事にしています。
誰もがリスクを取りたくないときにリスクを取っていたら、その企業は長期的にも生き残る可能性があると思います。
基準としては、コロナの時に事業が停滞していた時にどのように行動していたかを探るのも良いかもしれません。
以前、東ソーに投資をして今は売却してしまいましたが、現金の保有率が多いと指摘があり、その理由は何か不測のことがあったときに対応できるようにするために資金管理していると資料でありました。東ソーに関しては保有し続けていたかったのですが、事業が理解できない分野に投資をするべきではないなと思い売却しました。東ソーはとても素晴らしい企業ですので、もし事業を理解できる人であれば投資先としては良いのではないかと感じます。
良い企業だと理解できて、そういう企業の文化を理解して、どういう経営者かをみるのは時間がかかりますしがだからこそ価値があると思います。
企業を分析していて明らかに数値の努力が見えてこなかったり、現状維持感があるなと思う企業もあります。投資してからそういう感じでは遅いので、じっくり時間をかけるべきです。
探すのは大変ですが、探してみつけることができたら投資をして保有し続ければ良いと思います。
自分が働いている会社の取引先を見て投資をするというのも良いかもしれません。
最近考えているのはなぜ企業は事業に失敗したのかの事例集の本を読むことも大事かなと思いました。
その中に投資のヒントがあるなと思いました。
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