決算内容が発表されても、保有株以外は少し時間を空けてから見たほうが良いんじゃないかと考察。

経済的自由に向けて

今年の2月は繁忙期もあり、決算の内容を全く見る暇もなかったです。
今月に入りようやく時間が空いて、決算の内容を見ることができて株式って面白いなと改めて実感します。企業の成長をみてなぜなんだろうかとか、逆に成長具合があまり良くないとか色々垣間見えます。

今回思ったのが、決算の内容を時間をおいてからみてみると、メリットは結構大きいなと思いました。
長期投資においてこのメリットはかなり大きいと考えました。
アイディアを共有いたしますので少しでも参考になれば幸いです。

決算内容が発表されても、保有株以外は少し時間を空けてから見たほうが良いんじゃないかと考察。

決算の内容が発表されると、良くないなと思うのが何か材料があって大幅に株価上昇して、決算の内容が良いから株価上昇とか、下方修正を出して株価が下落してと、決算の時期は感情をかなり揺さぶられます。短期的な思考になっていると客観的に分析しています。
株価が上昇しているので、とても魅力的に映ったり、株価が上昇しているので今後とても良いんだろうなと勝手に思い込みます。

決算の内容を時間をおいて見れたことで、冷静に企業の分析を行えるようになりました。
企業の決算発表が行われると、決算発表が行われた結果の株価が上がったり、下がったりして短期的に物事を見るようになってしまいます。
つまり、視野が狭まってしまうと思います。


判断も短期的なものになってしまい、長期的な判断力の低下につながります。

もしかしたら運が味方してなんとなくうまくいく可能性もあります。

なんとなく上手くいくといっても長い目で見たときに、自分の投資家としての実力にはつながってはいないと思います。

僕はこの前株価が6,000円台で運良く伊藤忠商事に投資をしましたが、決算の内容を見て株価も下落してさらに、自分で分析してもあまり良いとは思えないものでした。増収増益だとしてもです。それでも投資をできたのは、自分が試算した株価と5年後の株価とでは少し売られすぎではないかと疑問視していました。
5年後だけじゃなく10年後も、継続して保有し続けると考えると株価が下落してきているタイミングの今が投資すべき判断なのではないかと考えました。

結果的に運の要素もありますが、ウォーレンバフェット氏の株主の手紙やセブン&アイホールディングスの出資を断念することが好感されて株価が上がりました。

たまたま運よく投資をできたと思います。
ただそれでも、今年の1月にも少額ですが7,000円台で伊藤忠商事に投資を行っていて、株価もさらに下がり、決算が良くても悪くても、伊藤忠商事に投資を6,000円台でできることは長期的に見てチャンスだと思いました。たしかに為替の影響もあり業績が向上しているように見えて、資源高の影響も落ち着きつつあり、商社株にとっては今後どうなるかが不透明感がありました。

しかし、こういう不透明感があり売られているときというのがチャンスとしてとらえています。この誰もが投資をしたくないタイミングで投資をするというのは、なかなか行動は難しいです。もっと株価が下がるのではないかとか、これぐらいの株価になったら買うという人も出てきます。
思ったのが、株価が反転して楽観ムードになったときにSNSなどでよく見るのが、下がったときに買い増ししましたとかそういうコメントがあります。
そのときに、株価が大幅に下がって投資できたことが良いというのではなく、株価が下がって業績の見通しが暗くなりつつある中でも、人の考えや判断に影響されずに自分だったらどうするか、感情的にナンピンせずに、長期で物事をみて投資をできているかということです。

決算発表で、配当を大幅に増配する可能性がある資料があるとみて、それをもとに判断して投資をするというのもあります。それも投資でよいと思いますが、それは本当に達成されるか、成長がそこまでしていないと考えると、長期的に見て配当の増配にも限界もあります。
ブリヂストンが以前資料の中に増配をするような明記があり、2024年決算で還元を高めていき、株価も上昇しています。
良い材料ですが、長期的に見て成長性もあるかも検証して、そのあとに投資判断を下さないといけないです。

決算の内容を見ると冷静に企業の分析をして判断が難しいです。
決算発表の翌日に株価が上がっていれば、自分も乗り遅れないようにと投資をするかもしれないです。決算の内容をもとに投資は結果的に短期ではうまくいくかもしれませんが、長期で見たときにうまくいくとは限りません。僕は投機的にトレーダーとして投資をしているのではなく、企業の価値が将来的に高まっていく企業へ投資をしています。

最近アサヒグループホールディングスの株価が上昇してきています。
僕も100株だけ投資をしているのですが、いつの間にか結構上がっていて主力のポートフォリオとして組み入れていくのは今の段階では難しくなってきています。

株価が上がっているのは決算の内容から今後の株主還元から長期の保有をしていくべきとか、景気敏感株に投資よりも安心があるというのもあるのかもしれません。
僕の経験では上がっていく銘柄はリスクも高まっているので下手に投資はできないです。

ただ決算の内容ありきで投資はできないです。過去の業績や業績が落ち込んだ時に何をしていたかや、経営者の質や、従業員の質、企業の文化など数字だけでなく総合的に見て投資を行っていく必要があります。

世の中情報があふれています。
情報に人はコントロールされています。短期的に行動、思考、判断、感情的に人は動くように現代人はコントロールされています。

情報に受け流されるようにコントロールされるのではなく、起きたことはコントロールできないので、その情報に対してどのように反応するかはコントロールできます。
だから日々情報に対してなんでも、当然に受け身じゃなく主体的に情報を取得すべきだと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました