長期で保有するといっても、短期で売買しないようにするには?思考法の確立。

学ぶべき投資スキルについて

今年も11月ももう少しで終わり、12月も残りわずかで資産運用で上手く行っている人もいれば、あまり資産が増えていないという人もいるかもしれません。
他人の資産をみて、自分の資産があまり増えていないので焦りがでてしまい、短期的にリスクある投資に手を出してしまい失敗してしまう恐れがあります。
僕も人の資産をみて比較してしまい、短期で売買をしてしまったときもありました。
現在は短期的な行動で売買するよりも、長期で保有し続けることができるようになっています。

自分では長期保有だと意気込んで投資をしても、株価が下落して含み損を抱えると、他の人が投資をしている投資先が上がっている時に魅力的に感じて、短期で乗り換えてしまいます。

自分なりの長期保有の思考の方法を考えましたので共有できればと思います。少しでも参考になれば幸いです。

長期保有の思考法のトレーニング

そもそもなぜ長期保有を前提に投資をしようと思って投資をしても短期的な思考に陥ってしまうのか?という問題があります。
僕の考えは、例えると森の中に何か目的があって行くというのが例えるとしっくりくると思いました。
例えば森に行く目的はバードウォッチングとしましょう。
バードウォッチングで最初は森でたくさんの鳥を見たいという目的で森に入ります。

森で全体的にたくさん鳥を見ていくうちに、珍しい鳥をみたいと思い始めます。
今まで新鮮に見えたたくさんの鳥もただの風景になってしまい、珍しい鳥を見つける事だけに焦点が当たる思考になってしまいます。
つまり、今まで全体的に見えていた視界も、珍しい鳥を見つけるために視野が狭くなってしまいます。
投資でも同じで長期保有を前提に投資していたものの、含み損を抱えたりすると、固執をするようにその株価の下落に焦点が当たり、損切りして他の銘柄に移ってしまい、それを繰り返してしまいます。

最近スキューバダイビングしに行ったのですが、最初は純粋に泳ぐことをたのしんだり、海の生き物をみるのを楽しんだりしていたのですが、時間の経過とともに同じ海の中だと慣れてしまい、最初は魚だーと喜んでいたのですが、見慣れていき珍しい魚はいないかをみつけるようになっていきます。

人は視野が広いうちは良いですが時間とともに慣れていき、視野が狭まっていくことが長期保有ができない理由なのではないかなと考えました。

原因はわかったが、どうすれば長期保有を前提に投資をし続けることができるか?
僕の考えた答えの一つは、数値を見る際に時間軸を伸ばすこということです。また個別銘柄の損益ではなく、全体の損益という条件付きで時間軸を伸ばして数値をみるということです。


投資をしていると視野が狭まり、損失がでて一つの銘柄に固執してしまうということがあります。
そうならないために、時間軸を伸ばし、個別株の損益だけでなく全体の銘柄の損益をみるということです。

今年の8月5日付近にかなり大幅に資産が減った記憶があります。
たしかに資産は大幅に減ってしまいましたが、少しずつ今は回復してきています。

資産が大幅に減ったときに、僕はマネーフォワードを見ます。
僕は最初はエクセルで家計簿管理をしていたのですが、なぜマネーフォワードを使用し始めたのかというと、マネーフォワードで集めたデータも僕の資産の一部だと思ったからです。
会社は会計ソフトを使って、BSとかPLとかの現在の状況を分析することができますが、同じように人もデータを集計してBSとPLを分析していった方が良いのではと思い、マネーフォワードを使っています。

マネーフォワード一年間契約しました。家計簿としてだけではなく、今まで使ってきたお金のデータを自分の資産として認識しようと思いました。
今回は自分がなぜお金を支払ってまでマネーフォワードを契約したかを記事にしていきます。僕は今エクセルで家計簿を作成してます。エクセルでは融通が利くのがメリットで、来年、再来年の資金繰りを作成ができる点もメリットです。ただ、エクセルで入力してい...

マネーフォワードではいままでのデータの蓄積で、数カ月だけでなく、利用した分のデータを数か月、1年、3年以上と見ることができます。
資産が大幅に減ったときに6か月前はどうだったか?1年前と比べてみると対してそんなにさがっていない、視点を1カ月という視点から1年~3年以上と見ることで、資産の大幅な減少はたいして気にならなくなります。

個別株を見るときも、もし含み損を抱えている銘柄があっても、時間軸を伸ばして全体の損益でみるとトータルでプラスになっている時が多かったなとか、前よりもちゃんと着実に含み益が増えていると考え方が変わります。

3年前と比べてみたら今の積み重ねの自分であって、資産が増えているならそれは方向性は間違えではないと思います。1カ月の大幅な資産の減りがあってもそれで1年以上積み上げた全部が崩れるわけではないです。

マネーフォワードじゃなくてもいいですが、時間軸を伸ばして全体間見ることで、長期保有の思考法のトレーニングになると思います。

今年の8月5日付近で大幅に減少したときの出来事も、来年とか再来年に大暴落が来たとしてもデータとして蓄積されるので、そのデータは自分にとって価値ある資産になります。

1人でも長期投資家が増えてくれたり、リターンが少しでも改善されたら嬉しいです。
僕を実験体にして、何が上手く行って何が失敗したかを両面の教師として学びの場になれば幸いです。



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