アメリカの長期金利上昇でアメリカの国債が欲しい人が増えて、円を売ってドルを買うことで、さらに円安になっています。
円安の状況を受けたのと、金融所得課税は現時点ではないとの報道で日経平均も再び上昇してきています。円安に恩恵を受けるであろう銘柄の株価が上昇してきています。
僕の投資先も上がっている銘柄もあり、嬉しい反面、こういう時だからこそ気を引き締めて投資を行っていかなければならないと思いますので、考えていることを記事にします。
少しでも参考になれば幸いです。
円安、日経平均上昇だからこそ、気を引き締めて市場で生き残り続けなければならい
2024年8月5日に暴落が起きました。
8月5日より前には今年は新NISAが始まったということもあり、投資熱も少しずつ帯びてきて株価が上昇してきていました。
投資熱を帯びていた投資家が多かったので、早く投資をしないと株価が上昇してしまい、自分が狙っている銘柄を取りこぼしてしまうと思って、短期的に行動を起こしてしまいます。資産も自分の実力であると誤って認識して、さらにリスクを取ってしまう可能性があります。
僕は考えているのですが、人の視野が狭まっている時にこそ、注意して大局的に見なければならないといけないと思っています。
株価が上昇して資産が増えてくると、毎日増えていくのを見るのが楽しみになります。
ただ、視野が狭くなり、ここからもさらに増えていくであろうと楽観的に考えてしまいます。
視野が狭くなってくると、危機が迫っていることに気が付かずに同じように行動をして、株価が大幅に下落したときに大きく資産が減ってしまう可能性があります。
ある場面では、自分が空腹のときにある森にたどり着いたときに、一つの木を見つけて、その一本の木には果実が熟していて、空腹が逃れられると、すぐに行動して視野が狭くなり、その木の近くにいた凶暴な動物がいる可能性も考慮せずに突き進んで危険を冒してしまう可能性があります。
視野が狭くなると、リスクが見えなくなってしまい、結果的に大きな失敗に繋がってしまう可能性があります。
ある場面では、砂漠で歩いていて、のどがカラカラで、ようやくたどり着いた先に水が飲めるオアシスがあって、短期的に飛びついても、そのオアシスに行こうとして辿り着こうに歩こうとしても辿り着くことができない。歩いても歩いても辿り着かずに体力がなくなって、結果的に体力が尽きてしまいます。
僕は8月ごろに入る前までは、早く配当金を増やしていこうという気持ちが先行していたのと、早くNISAを埋めるためにも早く投資を行っていました。
ただ、早くしないという気持ちは、株価がここからさらに上がるかもしれないから投資をしないという焦りがあったので投資をしてしまっていました。
今年のこの行動は反省すべきだったなと思います。
早く投資をして配当金を増やしていきたいという考えが視野を狭めてしまい、リスクを知らず知らずのうちに取ってしまっていました。
ある将棋の本で読んだことがあるのですが、特定の駒に集中しすぎないように、4隅の香車をみて、視野を広げるようにしていると覚えています。
株式投資でも同じように特定の銘柄に執着しすぎて、チャンスを見逃したり、リスクを取りすぎていたりしていないかなどを確認するためにも、視野を広げることを意識しないといけないです。
僕の考えとしては、今後やっていこうと思っているのは、特定の銘柄だけではなく、業種ごとの株価について観ていく習慣をつける、周りの投資家はどのように行動しているか、なぜそのように行動しているか、感情的かリスク的になっているかなど分析していくことを考える習慣として取り入れていくようにしていこうと思いました。
またさらに円安水準になってきていますが、今後アメリカの大統領が決まって、今のドル高円安の水準について是正することになった時も想定して、円安に恩恵がある銘柄ばかりを選定してはいけないと思います。
バランスが大事だと思いますので、円高に恩恵がある銘柄や為替に関係なく長期的に成長している銘柄に投資を行っていく必要性があります。
何かが起こってから対策や行動するのではなく、どのように変化しても対応できるように、できる限りのことは対応できる準備を行っていきたいと思います。
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