何事においてもただの自己満足の努力は結果として表れにくいです。
株式投資や資産運用においても同じで、自己満足の努力でたまたま運よく結果が出る可能性もありますが、たまたま運よくできたことは、同じように繰り返し再現するのは難しいです。
自分はそんなに挑戦したわけでもないですが、僕は不器用で軟化に挑戦しても失敗ばかりでした。
それというのはやはり、自己満足の努力が多かったのかなと思います。
それでも僕にとってこの努力の種類について学べたことは良いことですし、株式投資にも活かせていると思います。
株式投資、資産運用の努力の仕方。自己満足した努力を意識して辞めなければならないについて考えてみたいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
株式投資、資産運用の努力の仕方。自己満足した努力を意識して辞めなければならない。
なぜ今回そのようなことを思い始めたのかというと、ある時に時間が空いたので、スタバで本を読む時間にあてようと出向き、本を読んでいてふと隣の人が視界に入って、ipadで何か動画を観ている様でした。視界に入った動画は有名な節約系youtuberのがまぐち夫婦さんの動画を観ている様でした。
僕はもう最近は観ていないですが、前は視聴してたなと思い、その方は観終わらないで、すぐに違う動画を観て、さらに違う動画に飛び、最終的には映画を観ていました。(決して僕はその人のipadをじっと見ていなく、数分間の間でなされた出来事です)
その時に思いました。
努力の仕方は自己満足で終わってしまってはいけないです。
その方が真剣に学ぶというのであればその動画を集中して観て何か気づきがあればノートに書き留めたり、他の動画にすぐに飛んだりみたいなことはないのかなと思います。
たぶんですが、その方にとっては娯楽の一部のようになってしまっているのではないかと思ってしまいました。たしかに聞き流すだけでも学びがあったりするので、聞かないよりは良いと思います。
しかしインプットの質としてはあまり良くはないかなと思います。
ただ聞くだけで自己満足の努力は結果には結び付きにくいです。
僕は新卒の時あたりから5年間毎週3,4回ほどランニングをしていました。
健康には良いと思いますが、自己満足の努力になっていました。なぜかというと走ることはとても良いことですが、ただダラダラ走っていただけなので、何か目標があって何か意識したトレーニングをしながら行っていたわけではないです。自分では努力したつもりになっていて、確かに痩せたり、少しは頭が冴えていたかもしれませんが、ダラダラ走っていただけなので、速くなっているのかもわからないですし、持久力が上がっているかもわかりません。ただ毎週ダラダラ努力をしてしまって、自己満足の努力になっていました。だから自分がいかに成長したかを今でも見いだせていないです。
試験の勉強で、例えばTOEICの勉強でも同じですが、単語を覚えることは大事ですが、単語をおぼえてそれだけで満足だと、点数は伸びないですし、問題集を解いても、ただ漠然と問題を解いただけで合っていた間違っていたを確認して満足するだけだと、点数は伸びていかないです。似たような問題や傾向を知り、実際に出たときに解き方を理解して実践していくのとでは結果が全然違います。
今思うと僕は自己満足の努力をしていた傾向にあるなと思いました。
株式投資でも、有名な投資家の本を読んで満足したでは投資の結果は改善されません。
その人の本を読んでPBRとかROEとか基礎的なことを知り、なんとなく投資をしてもしかしたら上手くいくかもしれません。しかし、年が経てば経つほど上手くいかなくなる可能性も高まります。企業の分析力を高めてもそれだけでは株式投資は上手くいかないです。失敗して何がいけなかったのか、次の投資にどう活かせるのかなど学べば学ぶほど奥が深いです。株式投資の学びに終わりはないです。
学んだことを実践して実践して、自分なりの形を作って、投資手法や技を磨き市場で生き残っていく可能性を高めていくことが大事です。
自己満足でただyoutubeの動画を観たり、ただ投資系の本を読んだり、セミナーに参加してその日はモチベーションが上がっても、ただ満足してそこから次に進まなければ、ただの自己満足で終わります。
筋トレでも、家トレを昔はやっていまして、自分では俺けっこうすごいのかなと思っていましたが、全くそんなことはなく、実際にジムに通って今に至りますが、筋トレをやった気になっていたなと今になって思います。
重いベンチプレスも深く追い込んでやっている人と、ただ重量を持ち上げればみたいな見栄のようにできている感(僕もそんな感じでした)を出している人とでは、一年後五年後と比べると体格差は違いますし、取り扱える重量が全く違うと思います。自分は筋トレをやった気になっていて、自己満足の努力をしていたなと思いました。自己満足で俺こんだけやってるんだぜみたいな筋トレをしている人を見かけますが、結果に繋がりにくいです。
逆に筋肉がかなり大きい人は意外と動きが小さかったり、かなり高重量を扱ってやっている感を出していないです。一つ一つのトレーニングの質を高めてスマホを見ずに集中して行っているのが印象的でした。
僕も前までは動画を何かしながら聞いていて、実際には何か活かせておらず、聞くだけで満足していたなと思いました。youtubeでも観るだけで満足して、行動に移せていませんでした。
1つの動画を観るたびに何か気づきや発見をメモしたり、少し深堀りしたりいろいろできると思います。
自己満足の努力は、快適です。
それは失敗をしないからです。人は失敗を恐れています。
僕も失敗が怖いです。しかし失敗で痛みがあり乗り越えるとまた違う世界が広がっていると思いますし成長に繋がると僕は思います。


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