ヒューリック【3003】2025年通期の決算が発表されましたので記事にします。
現在300株を特定口座で保有しています。
今回の決算でさらなる増配がなされました。
最高益更新ともありとても満足の結果でした。野村不動産も増配とかで良かったですが、不動産会社はなかなか良い決算出してきますね。
「最高益更新」「増配継続」「将来への種まき順調」と見栄えが良くとても良く着地しました。
長期保有で今後も追加で投資も検討しています。
ヒューリック【3003】2025年通期決算について簡単に見ていきます。
少しでも参考になれば幸いです。
ヒューリック【3003】2025年通期決算が発表されました。増配、最高益!
2025年度も、ヒューリックは期待を裏切らない結果でした。
- 営業収益:7,274億円(前期比 +22.9%)
- 営業利益:1,868億円(前期比 +14.3%)
- 経常利益:1,729億円(前期比 +12.0%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,143億円(前期比 +11.7%)
特筆すべきは、上場以来「17期連続」での増益・増配を達成したことです。
素晴らしいですね!!
金利上昇による支払利息の増加(+85億円)といったマイナス要因がありながらも、本業である不動産事業の好調さがそれを完全に打ち返し、各段階利益で10%超の成長を実現しました。
やはり思うのが金利上昇だから不動産会社の収益が減るというのは短絡的な考えであるのかなと思います。たしかに不動産会社でも金利上昇で金利で収益が圧迫しているところはありますが、だからといって全部の不動産会社が金利で弱体化するわけではないです。
意見と事実を見分ける能力が必要だなと思います。
配当金の実績と予想
高配当投資家にとって最重要項目である「配当」についても、嬉しいサプライズがありました。
- 2025年度 年間配当:62.0円
- 10月時点の上方修正予想からさらに2円上乗せされ、前期比で+8円の増配となりました。
- 2026年度 予想配当:67.0円(予想)
- 来期も手を緩めることなく、さらに5.0円の増配を計画しています。
- 配当性向は42.0%を計画しており、今後も成長していけばさらに増配がされてさらに配当利回りも上昇していくでしょう。
連続増配で人気な三菱HCキャピタルなどもありますが、ヒューリックに関しても多角的に事業を展開している点や着実に利益を積みあげて株主優待もあり、増配も毎年行われているので全く悪くないかなとは思うのですが、増資がちらつくと思われるのであまり大きく株価は伸びてこなかったのかなと思います。今後もまだある可能性も否めないですがそれでも投資対象としては良いですね。
2. セグメント別業績
① 不動産事業(主力エンジン)
営業利益は1,981億円(前期比+276億円)と絶好調でした。
- 賃貸事業:優良物件への投資が進み、賃貸収入が計画比で伸長しました。特に重点エリアである銀座での物件取得(5件)などが寄与しています。
以前から賃貸へのポートフォリオに入れ替えをしていたのでこの効果が着実に出てきてるなと思います。ヒューリックは金利上昇の中で着実に利益を伸ばしたのは賃貸事業でストック型の収益を伸ばしたのも大きいのではないかなと思います。 - 売却事業:開発が完了した物件の売却益もしっかり確保されています。
- レーサムの連結化:2024年に子会社化したレーサム社が、計画を20億円上回る利益を出し、グループ全体の収益拡大に大きく貢献しました。
レーサムの期末の販売用不動産残高は約1,200億円もあるというのはとても興味深い点だなと思いました。都心部で利回りの取れる優良物件を1,200億円分も新規に仕入れるのは至難の業です。一つ一つ入札で競り勝って積み上げるには数年かかる規模を、M&Aによって一瞬でバランスシート(B/S)に取り込めました。やはりヒューリックは先を見越して不動産価格が上がる前に先手を打っているんだなと思いました。
② ホテル・旅館事業(インバウンドの追い風)
営業利益は16億円(前期比ほぼ横ばい)。
「ゲートホテル」3件、「ふふ」1件といった新規開業に伴う一時的な開業費がかさんだため利益が横ばいとなりました。
これらの一時費用を、好調な稼働率と客室単価(ADR)の上昇で跳ね返し、前期並みの利益を確保したことはポジティブな材料です。この高稼働率と客室単価のまま、さらん開業費が来期になくなればとても良い結果になっていくことがわかります。
3. 2026年の注目ポイント:「次の10年」への種まき
ヒューリックの魅力は、現在の安定感だけでなく、将来の成長に向けた投資を積極的に行っている点にあります。今回の資料で特に目を引いた「未来の収益源」を紹介します。
① 都市型データセンターへの参入
AI普及などで需要が爆発しているデータセンター市場。ヒューリックは、都心型のデータセンター開発にいち早く舵を切りました。
- ヒューリック日本橋センター:2025年に竣工予定の第1号案件。大手町に近い好立地で、すでに強い需要が確認されています。データセンター(DC)は電力や土地の安さを求めて郊外に作られます。しかし、この案件は日本橋という金融街です。なぜ高い賃料が取れるかというと 金融取引では「1ミリ秒」の通信遅延が命取りになります。
東京証券取引所や大手町に近いこの立地は、金融機関にとって「高くても借りたい場所」であり、郊外型とは比較にならない高単価な賃料設定が可能です。 - 今後のパイプラインとして、江東区や千代田区などで5案件を具体化させており、インフレに強い資産として育成していく方針です。
- ヒューリックはここでも先手を打ちリスクを取って先んじて事業を始めているなと思います。
② 観光ビジネスの拡大
高級温泉旅館「ふふ」や「ザ・ゲートホテル」の展開を加速させています。
- ふふ 城ヶ島(2026年2月開業):全室オーシャンビューの高級旅館。
- ザ・ゲートホテル大阪(2026年6月開業):心斎橋駅直結、ブランド最大の223室を誇る旗艦店。 インバウンド消費が過去最高を記録する中、これらの高級施設は大きな収益源となるでしょう。
③ 驚きの新規事業:物流×航空、そしてアリーナ
- 成田物流開発(WING NRT):JALと組み、成田空港近くに国内初の「航空上屋一体型物流施設」を開発中。
総事業費1,000億円超という過去最大級の投資ですが、「インフラ(空港)」の一部を保有するのに近い安定性が得られる点が最大のメリットです。オフィスビルやマンションと異なり、「一度使い始めたら、物流網を組み替えるのが難しいため、テナントが逃げにくい」という長期安定収益源になることが期待できます。 - スポーツ・エンタメ事業:千葉県の幕張海浜公園に、2万人規模の「アリーナ」を2030年開業目標で整備する計画を発表しました。プロバスケチーム「アルティーリ千葉」の本拠地となる予定です。
不動産賃貸業の枠を超え、物流インフラやエンタメ施設へと事業領域を広げる姿勢は、成長への貪欲さを感じさせます。
まとめ:長期保有にふさわしい「増配・成長株」
今回の決算資料を読み解いて感じたのは、ヒューリックの「変幻自在な強さ」です。 オフィスビル一本足打法ではなく、時代の変化に合わせて「高級ホテル」「データセンター」「こども教育」「物流」へとポートフォリオを組み替えるスピード感が、17年連続増配という偉業を支えています。
投資判断のまとめ:
- 配当:来期67円予想。連続増配記録は18年へ。
- 業績:過去最高益を更新中。
- 将来性:データセンターや観光など、次の成長エンジンも点火済み。
目先の株価変動に一喜一憂せず、じっくりと配当を受け取りながら資産形成を進めたい投資家にとって、ヒューリックは引き続きポートフォリオの核となる銘柄の一つでしょう。
2026年2月3日には、新たな「中長期経営計画(2026-2036)」も公表される予定です。次の10年でどのような景色を見せてくれるのか、楽しみに待ちたいと思います。
決算発表が28日だとおもってまだかなと思って公式ホームページに行ったのですが29日で間違えていたのですが、そのときヒューリックのホームページになにやらcomming soonみたいなものがあったのですが、29日に見に行っていたらなくなっていました。おそらく中期経営計画のことだったんだろうなと思いました。決算発表前日になにかあるのは他の企業も同様ですので、自分が気になっているサイトをチェックしてみるのも悪くないのかなと思いました。
やはり追加で投資をしたいなと思わされる投資先でした。増資がいつか来るんだろうとは思いその時に株価が下がってからでも投資は良いと思いましたが、インフレという追い風が来ている中で不動産価格が上がっている中で銀座の大家と言われるヒューリックの含み益もかなり増えてきているのも事実です。多角的に事業を展開して商社みたいに何をやっているのかわからないと思われてくる可能性もあるかもしれませんがそれでいいと思っています。
むしろ不確実な世の中だからこそ、一つの事業に固執してリスクを取りすぎて失敗してというよりも着実に利益を伸ばして、何か芳しくないことが起こっても事業の分散で損失を抑えていき、長期的に成長していき長期的に増配していく企業に投資をしたいと思いますのでヒューリックは追加で投資を検討しています。


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