今回はヒューリック【3003】に新規に投資を行いました。
ヒューリック【3003】に今なぜ投資を行ったのかを記事にしました。
ヒューリックについては以前から分析をしていて、数値が綺麗に右肩上がりの成長で少し大丈夫かなと思っていましたが、今回の決算の内容を見て、投資をしていこうと考えました。
なぜ日本の金利上昇の中で不動産株を狙ってヒューリックに投資をしたのかを記事にします。
少しでも参考になれば幸いです。
ヒューリック【3003】へ新規投資をしました。(特定口座2024年10月29日100株)
ヒューリック【3003】に2024年10月28日に特定口座で100株投資を行いました。
現在の損益状況は評価損益が▲800円(評価損益率▲0.58%)です。
予想配当利回りは3Qで2円増配して配当金が54円となり現在利回りは3.97%となっています。PBRは1.30倍、PERは10.56倍です。
株主優待は300株保有でカタログギフト3,000円相当いただけます。
今年に権利確定で株主優待は取得できますが、株主優待変更で2年間保有することで株主優待を得ることができます。その場合カタログギフト6,000円相当の株主優待をいただくことができます。
ヒューリックへ投資をした理由について
ヒューリックに関しては以前から投資をしたい銘柄でしたが、会計の数値がゆっくりではありますが綺麗に右肩上がりで、この数値は本当なのだろうかと少し不安なん点があったので投資をしようにもためらっていました。
僕が海外旅行中に頭の片隅でヒューリックについて考えることが何度かありました。
頭の中ではそれほど魅力的に思えていたのだと思います。
ヒューリックに関しては、他の不動産会社と比べると異色に見えました。
不動産の売却、賃貸などだけでなく、観光事業、高齢者健康事業、子ども事業、最近では海外事業にも進出しています。
ヒューリックは今まで開発建て替え事業で、付加価値を作り出し、着実に成長していき、今では銀座の大家となっています。そして中期経営計画の中で高品質な賃貸事業ポートフォリオを掲げています。
僕のあくまで予想ですが、事業ポートフォリオを開発建て替え事業ではなく賃貸事業へ組み替えていったのは、ある程度土台ができたので、賃貸事業で事業を効率化して、一人当たりの時間の生産性を上げて、他の事業に積極的にリスクをとって挑戦して種まきをしているのではないかなと思います。
ヒューリックの統合報告書の中で西浦会長の発言のなか、仕事と作業について話しています。
作業は間違いなく実行することで社員にはやって欲しくない、外部で外注、システムで対応してほしい。
社員には仕事をしてほしい、仕事とは実行しなくてはならないことを考え、付加価値をつける事。会社としては時間外労働を減らして一人一人の勉強の時間、読書、人と会う時間を増やしてほしいと話しています。
ヒューリックは少数精鋭で行われていて、離職率も低いです。
以前、星野リゾートのreitが良さそうかなと思って資料を読んでいたら、人材の流出が多く離職率がたかくなっていると問題が挙げられていました。星野リゾートは一人でマルチに仕事をしていると聞いたことがあります。ただ、他の会社と比べるとあまり給与水準が高くなく、ステップアップとして、他の魅力的な会社に移ってしまうのが現状です。
従業員の生産性が上がって、質の高い仕事をしていく企業は今後も成長していく可能性が大いにあります。
ヒューリックは他の企業と比べると年収も高く離職率が低い企業です。
離職率が低い企業で、会社の文化が根付き、挑戦していき企業としての色が出てきて、団結力がでてより成長に勢いが出てくると思います。
ヒューリックは多角的に事業を展開しています。
オリックスもそうですが、リース事業を主軸に横に横に事業を展開していきました。
多角的事業を行っていたので、リーマンショックが起きたときでも黒字経営で危機を乗り切っています。オリックスでも優秀な従業員が多く在籍しています。素晴らしい企業にお金や人、情報が集まってきます。
ヒューリックも同様に不動産事業を主軸に横に展開して相乗効果が生まれていく事業体制になっているのではないかなと思います。
増資を行って、一株の価値が下がり株価が大幅に下がるときもあります。
それでも毎年増配を行って、今回の3Qの決算でも増配を行って、中期経営計画達成のために、会社が一丸となって同じ方向に向かっています。
また、銀座の大家という名の通り、都心の保有の不動産の含み益が増えつつありますが、その点に関してはあまり評価されていないのではないかなと思いました。
大幅に業績が向上することは難しいですが、ヒューリックという多角的に質が高い事業で、優秀な人材が集まっている企業にはさらに、成長がゆっくりではありますがしていくと思います。
国内の金利上昇でも不動産株に投資をしようと思ったのは、たしかに金利上昇で金利の手数料で、利益が減ってしまう恐れがあります。
しかし、逆に言うと、他の不動産企業も同じで、弱肉強食の中で、他の企業が倒れていく中でもヒューリックであれば今後も事業を継続して生き残る可能性が高いと思い投資判断をしました。
今後さらに金利上昇で、不動産業界には逆風かもしれませんが、その分株価も下がって、不動産業界の展望が暗いと思っていく場面が出ていき、株価も下がっても、ヒューリックには投資をしたいと思いました。
j-reitの三菱地所リート投資法人に今年初めて投資を行いましたが、現在含み損を抱えていますが、高い分配金を出してくれるだけでなく、安定感があり業績も堅調で追加で投資を検討しています。
不動産事業は分散を目的に投資を行っていますが、金融株同様に不動産企業は多くの優良企業があります。今年中にはヒューリックに200株追加で投資を行って、株主優待を取得するのと、追加で300株以上を保有する可能性があります。情報収集して株式分析をおこなって、さらに魅力を感じるときに追加で投資を行っていきます。
12月決算でヒューリックとは別でアサヒグループホールディングスにも投資を行っていきたいので、将来の配当金を見据えて投資を行っていきます。
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