j-reitの株価が下落傾向です。
業績が特段悪いわけでもないですが、金利上昇=不動産の業績悪化みたいに、自動的に思考で考える人が多いのかもしれません。
株価は下落していて、あまりj-reitは人気はないです。
j-reitを運営している口からも、なぜここまで下がっているかと疑問を持っている様でした。
株価が下落してくると、その投資先に対してチャンスだと思う人もいれば、逆に下がり続ける銘柄だとあまり手を出しづらくなります。
この点においてチャンスがあるのかなと思います。
今年にヒューリックリート投資法人に投資を考えているのですが、他にも探したら意外と投資をしたいj-reitがあるなと思いました。
j-reitの投資について考えてみたいと思います。
j-reitの投資について
不動産会社も金利上昇に対して何もしないわけでもなく、金利上昇に対してどのように対応していくかを考えています。
インフレに伴って不動産価格も上昇していけば、金利上昇で収益は落ちてはきますが、資産性の高い資産を保持することができます。
j-reitの下落がずるずる下がる要因を考えてみたのですが、僕が思う考えは日本の金利上昇という出来事に対して日本人が全く慣れていない、どうなるのかがわからないという不透明感が大いにあるのかなと思います。投資家は不透明感を嫌います。
日本で金利上昇というあまり遭遇したことがない状況に業績が良い不動産会社でも悪いレッテルを貼ってしまいます。
逆に金融系の銘柄は銀行株を筆頭にかなり株価が上昇しています。
金利上昇=銀行株が好調というすぐに考えるようになってしまいます。
たしかにそう考えることはできるかもしれませんが、金利上昇で銀行株が好調だとしても、もし貸出先がドミノが倒れるように倒産ということになっていけば、貸倒費用が発生していきますし、景気後退ということになれば銀行株も株価も下落していくと思います。
アメリカのシリコンバレー銀行の破綻が2023年にありました。
そのときに日本の銀行株も一気に不透明感を増す出来事になりました。
もし、またアメリカの銀行が破綻とかになったりして不透明感が出てくるようになれば上がり続けていた銀行株もかなり株価を落としていくようになる可能性も出てきます。
可能性であり、予想というのは大体外れます。
予想以上のことに対して、どう立ち振る舞うのかが大事だと思います。
予想じゃなく、備えることのほうが大事です。
最近愛読書の『投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識』の投資本があります。

著者はリスクコントロールに力を入れれば長期的な良い結果をもたらす強固な礎を築く可能性が高まると言及しています。
株価が上昇しつづけているととても魅力的に映りますが、逆に株価が下がり続けているとあまり魅力が映らないです。
株価が上昇し続けていくと株価の下落も大いにありえますが逆に株価が下がり続けている銘柄に関してはさらに下落するとしても限定的であり、業績がそんなに悪いわけでもなく、さらに株主還元も積極的であれば利回りも上がりますので尚よいです。
株価が下落して、さらに下落していくと含み損が拡大していきますが、安く買えると解釈もできます。
リスクを下げて、さらに利回りが高い銘柄でj-reitが投資先として浮上してきました。
僕の保有している三菱地所物流リートは昨年投資をしていますが、損失は▲11%ほどありますが、分配金利回りが高いので保有し続けていれば、分配金が損失を上回り、もしさらに分配金が増加すれば利回りもさらに上がっていくと思います。三菱地所物流リートは一口30万以上とかなり高いなとおもい投資をするのをためらっていましたが、今年に3分割をするとニュースであり、今年のどこかで投資をできたらなと考えています。
そのほかにもヒューリックリート投資法人は株主還元強化を行って、現在の分配金利回りが5.8%ほどあります。かなり高いですので魅力的に映ります。株価も下がってのこれだけの利回りですので、もし投資をしてさらに下落していき利回りが6%になり追加で投資をして、分配金の増加でさらに利回りが上がるのであれば株価下落も限定的になりリスクを抑えられつつ、株価上昇も見え始めるのかなと思います。
分配金利回りの高さが魅力のj-reitですが、最近では自社株買いを行っている企業も増え始めています。
その中でとても興味深い投資先が積水ハウスリート投資法人です。
積水ハウスリート投資法人の分配金利回りも5.8%ほどとかなり高いです。j-reitの株価下落傾向で、自社株買いを行っています。積水ハウスリート投資法人も行うようになってきています。j-reit全体が株価下落に意識を持つようになっていて、分配金の高さだけではなく自社株買いも積極的に行うことでアピールをしています。
業績があまり良くないのであればここまで、j-reit自体もそこまで株主還元に積極的に離れないですが、j-reit全体が変わり始めているなと感じています。
ディフェンシブに投資をすると意識するのであれば、リスクを抑えつつ、投資をするのであれば今勢いがある金融系の銘柄ではなく、業績が良いのに金利上昇の外部環境にも耐えられる状態でも株価が下がっていて分配金利回りが高く、自社株買いも行っていく銘柄であるj-reitはとても投資先として興味深いなと思います。
あとj-reitの株価が下がり気味であまり人気はない理由は派手さがないんじゃないかなと思います。
よくある業績が2倍になったとか、株主還元をおおきくアップデートとか、ウォーレンバフェット氏が投資をしたとか、そういう情報ってあまり見ないです。
退屈であまり高刺激がない投資こそインデックス投資みたいに王道なんじゃないかなとも思います。
分散を心掛けて投資をしていこうと考えています。分配金利回りが高いからと投資をするのではなく、規律的に資金管理を行いながら投資をしてきます。
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