最近改めて思うのが、投資において情報を真に受けないことだと改めて思ったことです。
投資ではよくどこから湧いた情報なのか、○○しておけば儲かるとか、インフレ対策に○○を買う、金利上昇していくから銀行株買う、インデックス投資をしておけば毎年7%程のリターンが得られる、この銘柄を買っておけば間違えはないなどなど情報があります。
これらの情報は僕が思うに意見と事実が混じっています。
その情報が絶対的に正しいとは限りませんし、時も進んでいるのでその情報も適応できるかなど考えたりする必要があります。それよりも前に大事なのがその情報を鵜呑みにしないことだと思います。
今日はそのことについて考えてみたいと思います。
投資において大事なのは情報を鵜呑みにしないことだと思う。
最近アメリカの株価が下落傾向にあります。
アメリカはもうオワコンだとか、アメリカ一強の時代は終わった、トリプル安になって資産が大幅に減る、だから投資なんかやらなきゃよかった、国の陰謀だなどこういう情報がたくさんでてきます。
以前までインデックス投資をしている人たちをみて、めっちゃ資産増えているな、資産○○千万円とか、すげーとか思っていたのですが、今までが異常だったのかもしれません。
インデックス投資をしているのは確かに増えているのかもしれませんが、大きく増えていたというのは錯覚だと考えました。インデックス投資をしている人で調子よく資産を増やしていた人は、円安から円高に、指数の下落でダブルパンチで資産が減っています。
インデックス投資でも、株価は気にしなくても良い、淡々と積み立てればよいと思っても、毎日毎日株価が下がっていき、資産が減り続けていくけば、自信も揺らいでいきます。
インデックス投資であれば、アメリカの経済成長は今後も絶対に伸びていく、しかも自動で銘柄も入れ替えてくれていて、さらに分散されていて、分配金も再投資されて、今後も資産は増え続けるであろうと。有名なインデックス投資のインフルエンサーの人の資産が増えているからそう確信する。あの投資の神様ウォーレンバフェットが自分がなくなったらインデックス投資でみたいな話も聞いたことがある、プロのアナリストでさえインデックス投資やっていれば間違えはないと。
思うに、たしかに有名なインデックス投資のインフルエンサーの人は、sp500の指数が下がっていた時も、上がっていた時も、資産が伸び悩んだときも淡々と積み上げて積み上げて今があるのだと思います。アメリカ経済が衰退とか、インデックス投資は儲からないとか、そういうのは関係なく、他の情報を鵜呑みにするのではなく、自分で情報を収集して投資を継続してきたからこそ今があります。
自分は高配当株投資家なのでインデックス投資は少しやっている程度です。
今がインデックス投資の買い時なんじゃないかなと思います。世間の声としてアメリカ経済の終焉や、円安から円高へ、景気後退、大暴落などの情報をよく聞くようになりました。
そこまでインデックス投資を継続してきていない人が続々、継続を辞めてインデックス投資じゃないほうが良いんじゃないかと投げうっている時にこそ、淡々と買い向かうべきなんじゃないかなと思います。先行きが不透明だからこそ、チャンスもあります。
だからといって絶対に今が絶好のチャンスとはいわないです。
でも周りが投資に消極的になっている時にでも、市場があまり芳しくないときに淡々と投資をできたから他とは異なり程よいリターンを獲得した人も一定数います。
高配当株への投資も同じことが言えます。
いままで、あまり高配当投資先として、この銘柄は投資先としてもう魅力がないとか、業績も悪化してきている、減配も視野に入っている、自分だったら投資をしないだろうという銘柄もあります。
そういう銘柄だからこそチャンスであり、株価も割安になっている。逆に誰もが欲しいと、業績も好調、株価も右肩上がりで上がり続けている銘柄はリスクが高まってきている。
誰もがそれを辞めておけとか言っても、それが絶対に正しいと限らないです。
世間にとって当たり前かもしれませんが、その当たり前は時代の変化とともに当たり前じゃなくなるかもしれません。
自分がその情報を受け取ってどう処理するか。
来月エジプトに行ってくるのですが、エジプトに行ってくると父親に伝えると、治安は気を付けたほうが良いと言われました。エジプト=危険とすぐに判断されてしまっているようです。
父親にとってエジプト=危険でそれが当たり前であり常識であると思っています。
日本より治安が悪いかもしれませんが、日本でも犯罪者はいて事件は起こります。
最近驚いたことがあります。
歩いてるときに、何かわかりませんが、チラシ配りをしているご年配の方達がいました。そのご老人が何を言いながらチラシを配っていたかというと、朝から晩まで事件が起きていますと言っていたことです。それに関しては違和感を覚えました。たしかに事件は起きているかもしれませんが、朝から晩まで事件が起き放題なんてことはあるのだろうかと思いました。
もしかしたらニュースになっていないだけで、出来事が起きているのかもしれません。
だからといって僕はそのチラシ配りのおばあさんの朝から晩まで事件が起きているという情報を鵜呑みにはしません。テレビをつけてニュースを見るとおぞましいニュースばかりが流れていますが、それはマイナスなニュースが人を引き付けるから、あえてマイナスなニュースを流しています。
いきなりチキンリトルのようにある人が空が落ちてくると言われても、その情報を鵜呑みにしないです。不景気になるから投資をしないほうが良いと言われても、不景気はいつか来ますし、10年後も20年後も不景気が続くかと言われたら続かないでしょう。もしかしたら戦争が起こり、株価の大暴落どころじゃないと言われ投資をしないほうが良いと言われても、逆にその分安く買えるからいいです。
日本で大地震が起きるから不動産株はやめとけと言われても、いつかは地震は起きますし、投資先を分散させればいいんじゃないか。サラリーマンは安定だから、独立なんて考えないほうが良い、絶対に失敗するからやめておけと言われたらまだ挑戦していないで失敗を決めつけるのも良くないですし。挑戦したことがないのによくそんなことが言えるなと突っぱねると思います。
情報をどう受け取りどう解釈してどう判断して行動するか、相手に決められるんじゃなくて、情報を鵜呑みにするんじゃなくて、自分自身で主導権を握って決めていくほうが僕は良いと思います。
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