銀行株急騰について思う、少し株価上げすぎて大丈夫かと懸念。今から投資をする人は注意してリスクと向き合う必要がある。

銀行株

直近でまた銀行株の株価が上昇してきています。僕も三菱UFJフィナンシャルグループを200株しか持っていませんが、それでも株価が上がり続けているのは正直嬉しいです。
ただ、こういう株価が上昇している局面ではかなりリスクが高まっていると認識もしています。
1,2年前にに三菱UFJフィナンシャルグループの株価が2倍になった時に株価が上がりすぎだろうと思って売ろうと思っていた時期もありました。
そう思って今に至るわけですが、保有し続けて良かったです。

銀行株急騰について思う、少し株価上げすぎて大丈夫かと懸念している件について考えてみたいと思います。少しでも参考になれば幸いです。

銀行株急騰でリスクが高まっている

三菱UFJフィナンシャルグループの株価は昨日でさらに株価が上昇していて+5.72%となっています。
まさかこんなに株価が上昇し続けるとは思っても見なかったです。
自分は株価が600円台の時に運よく投資をできたのですが、株価が2倍になった時にここから株価が上がるとは全く予想をしていませんでした。むしろリスクが高まっていると悲観的に考え投資をできませんでした。
悲観的になりすぎて投資判断を誤りました。
以前に海運株が海運市況と為替の影響も相まっていつかは業績が落ち着くと思っていましたが、いまでも業績は好調に推移しています。海運バブルだと思っていたけれども、結局業績が急激に落ち込まずに株価も暴落はしていません。
自分の悪い癖なのかもしれません。急騰するだけですぐにリスクが高まるということを勝手に思い込む。今回の三菱UFJフィナンシャルグループも株価が2倍になった時に、リスクが高まっていると勝手に判断して悲観的に思い込んで投資を控えていました。
しかし、株価がさらに上がり3倍になり、投資を控えてできなかったのは自分の判断の誤りでした。
自分がやるべきことはむしろ、株価が上がっていったときに企業の分析を冷静に行えてそれでもまだ株価が上昇していくか、さらにまだ成長の余地があるのかという点だと思います。
ウォーレンバフェットが直近で商社株の保有割合が増加したというのは、かりに株価が2倍、3倍になってもそれでもそれ以上に長期的に価値があると判断して投資の割合を増やしたということです。
三菱UFJフィナンシャルグループもブラックストーンが保有割合が増加したということで株価が上昇しています。株価が上昇局面においても価値があると判断して投資を行ってます。

株価が上昇してるからすぐにリスクと判断はしないことは大事だと痛感しています。
ただ、僕のような平凡な個人投資家がレベルが高い投資家のマネをしたからと言って勝てるわけではないです。芸人のニッチローがプロ野球のイチローのバッティングフォームを完ぺきに真似ても打てないように(僕はニッチローが好きです)、自分がウォーレンバフェットのマネをしたからと言って、投資は少しは上達するのかもしれませんが、勝てる保証はないです。

三菱UFJフィナンシャルグループの株価は最近上げすぎてはあると思います。

僕が投資を始めた2018年頃はグロース株が流行していて、高配当株はリターンは少ないとあまり見向きもされていませんでした。三菱UFJフィナンシャルグループも低金利だからとまったく投資対象としてはあまり興味が持たれていない人のほうが多かったです。
アメリカ株のグロース株が流行り、さらに日本のグロース株にも資金が流入して株価が大幅に上昇していました。よく話題になっていたのは、エムスリーやレーザーテックは2020年ごろによく名前が挙がっていた名前でした。レーザーテックはいつの間にか株価40,000円台から10,000円台になっていたのは驚きです。株価が上昇してる局面でもし含み益がかなりある状態であったらきっと保有し続けていたと思います。流れが急激に変わるときがあります。
銀行株でも追い風があり株価も上昇局面になっています。
短期的目線になってしまう可能性もあります。長期保有で持ち続けるから、5年後も10年後ももし株価が急激に下がり含み益が減って業績が少し不透明感が出ても保有できるのであれば投資もできると思います。
自分がこれから三菱UFJフィナンシャルグループに投資をすると想定します。
株価が2,000円台でまたアメリカの銀行が破綻または中国の銀行がとんでもなくドミノ倒しのように倒産していっているのでかなり銀行の株価が下がるとします。それで三菱UFJフィナンシャルグループの株価が1,000円台になった時にそれでも今投資をする理由があるかと考えたときに、またいつかチャンスが来ると思っています。だから今焦って投資をしなくても良いのではないかと結論付けています。

わざわざリスクが高まっている時に投資をしなくても良いのではないかと思いました。
もしかしたらまた、三菱UFJフィナンシャルグループの株価があがり3,000円台になる可能性もあります。それはそれでありがたいです。
空気を入れた風船は、入れていくときは少しずつ入っていきますが、空気が抜けると一気にしぼみます。株価が上がる以上のスピードで株価は下がります。

これもまた過ぎ去るという西洋の名言がありますが、真理をついています。
コントロールできないことをコントロールしようとしてもできないように、銀行株の株価上昇もいつかは終わりが来ます。
終わりがいつかであって、いずれ訪れます。そしてまた違う業種にお金が流れ込んで人が熱狂して、株価が上昇して強気なコメントで溢れかえりを繰り返します。
だから僕は流されないように淡々と良い銘柄を投資を続けます。企業も分析しますが、人も分析します、自分も分析します。良い判断を下せるように準備を行っていければと思います。




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