株価下落という痛みを乗り越えて個人投資家は成長する。

学ぶべき投資スキルについて

株価が直近で下落傾向にあり、円安から円高に移っています。
円安に有利だった企業の株価が軒並み下落傾向にあります。
僕の投資先の伊藤忠商事や兼松なども株価が下落中です。

株価下落は個人投資家が誰もが通る道です。避けては通れない道です。
含み益が増えている状態だと見えてこないものが見てきます。
株価下落の時こそ目をつぶって見ないふりではなく、現実を直視して何を学べるかを考えていく必要があると今回の株価下落で思いました。

少しでも参考になれば幸いです。

株価下落という痛みを乗り越えて個人投資家は成長する。

昔の僕であれば株価下落であれば、資産が目減りしていくのに目を伏せていたと思います。
最近はそういう感じではなく、この株価下落から何を学べるかという姿勢に変わっています。

この下落からはサイクルについて考えていました。人が貪欲になっている時に自分は逆の行動をとれていたか、人が買い控えていた時に自分は積極的に投資を行えていたか。
人が貪欲になっている時に自分も投資をしていた節がありました。人の資産が増えている状況を見て、自分の資産が増えているのを実感して、人がリスクを取っている姿勢をみて、自分も取りに行かなければならないと思い、兼松に投資をしていました。そこまで金額的に大きくはないので、問題はないです。
三菱地所物流REITに投資をしたことは含み損は抱えていますが今のところ良い判断だったとおもいます。
兼松と三菱地所物流REITの判断の結果が分かれたのはなぜなのか考えたら、逆張りで投資をできているかと考えました。為替の影響で勢いもあった商社の兼松に投資をして株価が上昇していたときに投資をしているので、株価下落率もそこそこあります。
一方で三菱地所物流REITは金利上昇もあって誰もJ-reitに食指が動かないような市況でしたので、株価も低迷していて、分配金利回りもかなり大きいです。株価もあまり上がっていない分、株価下落率も大きくはないです。

僕が考えたのは株価が上昇しているリスクが高まっているタイミングで投資をするべきではないんだなと再認識しました。
以前竹内製作所を分析していていい投資先だなと思っていたのですが、株価がかなり上昇していて、それでも投資先として良いからという理由で投資をしそうになっていた時期もありました。
しかし、以前株価が5,900円ぐらいありましたがあっという間に4,300円程になりなかなか下げ方がきついなと思いました。この時に株価が上昇しているタイミングだからこそリスクが高まっていると認識して、周りの人を分析して、リスクを取りすぎていないかを自己分析するべきだと思います。
以前NTTやKDDIもかなり下落していた時がありましたが、その時に投資をしていた人は、今の株価下落ではそこまでポートフォリオの下げの比率は少なかったと思います。
僕の投資先の中で含み損を抱えているアステラス製薬は意外にも株価下落に負けずにポートフォリオの防波堤になっています。こんなに含み損を抱えていたアステラス製薬がここまでポートフォリオで防波堤の役割を果たすとは思いもしませんでした。
このアステラス製薬の株価下落の耐性を見たときに、逆張りで投資をする大切が身に沁みました。
紅麹のニュースで株価が下がった小林製薬の株価はかなり上がっています。人が好まない状況だからこそ積極的に行動をしなければならないと実感しました。

株価が上昇しているタイミングだと投資先としてとても魅力的に感じてしまい、リスクが高まっているにも関わらず投資をして、こういう株価下落にタイミングで現実に引き戻されます。
一方で株価が下落していている銘柄はあまり魅力を感じられないという人が多く、株価が下落してさらに投げ売りしていくひとが多く、株価が下落でリスクが下がっていきます。今回の株価下落ではあまり資産が減りにくかったともいます。

インデックス投資をしている人は、今まで含み益がでてかなりウハウハだったと思います。
円安で好調だったのと、インデックス指数が順調だったからともいえます。自分の資産が大幅に増えている現状を見て、おそらくさらにもっとお金を投じて投資をしてしまった人もいると思います。
だからこそ投資は恐ろしいです。自分のリスクをいつの間にかブレーキが利かない状態までにいるのに気づいていない。

投資をしている時にはリスク管理も大事だと思います。
今回の株価が下落している時に、自分の資産が大きく目減りしてメンタル的に本当にきついのであれば、それはリスクを取りすぎているのかもしれません。投資において現金の管理はとても大切です。
たしかに現金はインフレで目減りしています。しかし、現金があるからこそ株価が大きく下げても少し余裕が生まれますし、現金がチャンスを生んでくれます。
メディアの現金を銀行口座に置いておくよりかは投資だと全力で投資をするのではなく、人の資産が増えているのをみて、競争して無理して投資比率を上げるのではなく、自分のペースで投資をしていかなければなりません。

人によっては今回の株価下落の捉え方は違うと思います。学ぶことも全然違うと思います。
株価下落に出来事をチャンスとして捉えるのか、学びとして捉えるのか、株価も見ないといことも良いと思います。
僕も円安のための対策という名目で兼松に投資をしましたが、為替が円高になり影響を受けても長期的に生き残るだろうと考えて投資をしています。

円安に恩恵がある銘柄ばかりに投資をしていたらポートフォリオがかなり毀損していた状態だったので、バランスをとりながら投資をできて良かったです。
ここから株価が大幅に下がるかはわかりませんが、僕の投資先のアステラス製薬の株価下落もあるかもしれませんが、それでも一つ一つの出来事を成長の糧にしていきたいと思います。
今株価が下落して投資先として良いなと感じている銘柄も複数あります。兼松も株価が下落してるので欲しいのでもしかしたら投資をしようか考えています。あとは鉄鋼株全般が配当利回りがかなり高くなってきているので投資先として非常に気になります。日本製鉄には来年投資をしようと思いますが、他の鉄鋼株もいろいろ探してみようと思います。

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