株主還元を行いすぎる企業への投資について。

学ぶべき投資スキルについて

今日伊藤忠商事の統合報告書2026年を読んでいた時に伊藤忠商事の岡藤会長のある言葉が同じだなと思いました。
それというのは、日本市場は、まずは株主還元を行うべきとの風潮が強い印象を持っていますという言葉で、続く言葉に巨額の株主還元は一時的に株価を上げる要因になるかもしれませんが、それは将来における成長の芽を摘む可能性もはらみますという意見に同じ意見でした。

自分自身も投資先として以前からブログの記事でも投資先の選定基準としてただ配当が良い企業なだけではなく長期的に成長していき配当も成長していく企業を選定しています。

株主還元を行いすぎる企業への投資について考えてみたいと思います。

少しでも参考になれば幸いです。

株主還元を行いすぎる企業への投資について

私も過去に高配当株への投資で配当利回りが高いからと投資をして減配と株価下落というダブルパンチを食らったことがあります。
そこから私は高配当への投資はするものの減配可能性が低く、長期的に業績と配当が成長していく企業を選定して投資をしていきました。ただ、配当利回りが高いだけの企業への投資はどうなのだろうかと、魅力的ではありますがそこまで高い理由もあるのも何かがあるのだと思います。

しかしJTを私は300株保有していますが2020年頃から保有していて良かったです。
JTは成長よりも株主還元が強く、配当性向がかなり高く75%ほど配当を還元しています。
JTのように例外の投資先もあります。JPXのように配当性向がかなり高いのに投資先として投資をしたいなと思っています。USSも同様です。
最初に株主還元を行いすぎる企業への投資をしないべきではと述べていましたが、例外もあります。
たしかに今挙げたJTやJPXやUSSなど配当性向がかなり高いです。
しかしJTやJPXやUSSはとても利益率が高いということと、そしてそこまで設備投資を必要としないアセットライトな企業であり、必要にお金が出ていかに企業であります。
またJTやJPXは独占的な企業の事業を保有していて、配当をかなりの額を還元してもインフレの値上げで業績が向上していきます。USSも大きな資産がなくてもプラットフォームで手数料を稼ぐ中でインフレで値上げを追随していったときに、利益が膨らんでいきます。事業への投資は限定されますがインフレという追い風を武器に自然と事業が強力になっていくということです。

この点に関しては見誤りました。ただ配当性向が高いからと嫌煙している企業が多くありました。
JPXもその企業の一つです。直近で増配をしていた時に、点と点が結びついていく感じでした。
当たり前の考えを疑う必要があるのだなと思ったし、もう少し企業の分析力を上げていく必要があるなと思える出来事でした。JPXは情報収集をしていますがとても興味深い投資先だと魅力を感じ始めています。とはいえ、JTやJPXも事実減配があるのも確かです。今後5年後10年後増配できるとは限りませんし、インフレ効果で単価が上がっても限界があります。事業への投資を行わないといつかは成長も鈍化していしまいます。

ここで株主還元を行いすぎる企業への投資についての話ですが、企業が配当性向を上げたり総還元性向100%とか利益の全部をすべて出し切るというのは果たしてどうなんだろうと思っていました。
それというのは企業は成長するためには投資が必要であります。中にはJPXやJTなど独占的な企業もありそこまで投資をするまでもなく値上げなどで成長に直結する企業もあります。

しかし大半の企業は投資ありきで成長していく企業が多いです。
設備投資が多い企業もありますし、借入をしてレバレッジを高めな企業もあります。
インフレや金利高などで成長の余力の負担率が大きくなっていきます。株主還元を集中して株価だけ上げても、成長が鈍化したりして配当の増配ができなくなったりまたは最悪減配や、株主還元ではなく企業の成長に投資をしている企業がいたときに競争優位性が下がり、時代にいつの間にか取り残されて業績が落ち込んでしまっていく企業もあります。

株主還元でとてもすごい還元をしている企業があり株価がかなり大幅に花火みたいに揚がる企業もありますが、長期的にどうなんだろうと、打ち上げ花火のように一瞬の煌めきだけで終わるというのは企業の将来の成長にはつながっておらず衰退していく企業になる可能性は高まります。

伊藤忠商事の岡藤会長がいうように投資なくして成長なしとあるように企業が成長のために未来に生き残るために投資をしてく企業へ投資をしていく必要があります。
今が大丈夫だからとあぐらをかいて成長の鈍化をしている企業と判断した企業に関してはたしかに数年後も同じように業績が停滞していました。
アステラス製薬のように大きな成長のために大きく借入をして投資をして失敗をするのではないかと不安視されて株価も下がって、業績も落ち込む場面もありましたが結果的に自分自身のポートフォリオの資産が増えていくのに貢献しましたし、株数も多く配当も増配していく可能性も高いので投資をしてよかったと思いました。

日本製鉄も減配していたりしていますが、USSの買収で大きなリスクを背負ってまでアメリカの大統領に無理だといわれても突き進んだのは間違えではなかったのだと思います。もし国内の事業が多くを占めていたらいつかは衰退しいたと思いますし、危機感を持っていたからこそ日本製鉄はUSSに投資をしたのだと思います。こういう企業が生き残るんだと思いますし、成長していく企業であるのかなと思います。これがもし日本製鉄が株主還元全力でやるから配当性向100%でとかでアメリカのUSSの買収をしていない未来もあった時に、短期的には株価がかなり上がっていたでしょう。しかし長期的に見たときに事業の衰退や競争相手に負けてしまう可能性もありました。株主還元に全力で行う日本製鉄であったら自分は日本製鉄には絶対に投資はしなかったと思います。

人によっては投資基準は違うと思います。
自分自身は短期の成長や配当に惑わされずに長期的に成長して配当も還元していく企業に投資をしていこうとこれからも思います。



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