最近メジャーリーグのダルビッシュ有選手のインタビュー動画を観ていた時に、なぜメジャーリーグでダルビッシュ有は活躍し続けることができているんだろうかと考えていました。日本選手でメジャーに挑戦して一時は活躍している人もいますが、いつの間にか通用ができなくなってしまっています。
おそらくというか、日本国内でももちろんプロですのでレベルが高いですが、さらに世界中のレベルの高い選手がさらに集まって結果を求められる世界にいます。
あまたの才能ある選手でさえも生き残ることが難しい競争世界で、ダルビッシュ有選手が活躍し続けるのはなぜなのかを考えたときに投資のヒントがみつかりました。
少しでも参考になれば幸いです。
昨年と同じ投資のやり方、考え方では厳しい環境では生き残り続けるのは難しい。
ダルビッシュ有選手のインタビュー動画の中で、あるコメントがありました。
メジャーの世界で、自分が通用していたやり方がいつの間にか通用しなくなっている。
自分の投球が研究されて、どういう所が弱点か、どういう投手か、投げ方、投げられるボールの変化球の種類など研究され尽くされていて、さらにメジャーとなると勝つためにお金もさらにかけられるので、データを用いて最新技術でダルビッシュ有選手を分析しています。
つまり、今までやっていたことが上手くいっていないのではなく、攻略されてしまい結果的に勝率がダウンしてしまいます。
ダルビッシュ有選手が行ったことは試行錯誤と改善を行ったことです。昨年と同じやり方に固執せずに、技術を改善して磨き上げます。またダルビッシュ有選手は球種は12種類投げられます。
メジャーリーグで登板した投手は平均して3~6種ほどです。だからダルビッシュ有選手の投げられる球数の多さが際立ちます。球のコントロール力や、球の速度も一流です。また状況に応じた投球で奪三振を狙ったりゴロを打たせる投球、相手打線に応じで対応することもできます。
これらの能力は、一日一日改善し続けることで積み上がったものだと思います。
ダルビッシュ有選手が日々成長し続けて、改善し続けていき、もし昨日のダルビッシュ有選手を研究し尽くしても、成長し続けているので昨日のダルビッシュ有選手を今日のダルビッシュ有選手は超えています。
現状維持=衰退を意味するのではないかと考えました。
もしダルビッシュ有選手が勝ち続けているからと慢心して、昨年と同じ投げ方で、同じ練習法で、同じように現状維持で続けていくと、自ずと負けていくと思います。ダルビッシュ有選手が研究しつくされていくだけでなく、他の選手も同様に日々改善に改善を重ねて成長をし続けているからだと思います。
弱肉強食の世界において、生き残り続けるのは環境に適用するのはもちろん、成長し続けないと衰退が起こります。
この考えは他にも適用できると思います。
会社でもそうですが、ずっと調子がよく好業績を出し続けていましたが、いつの間にか競争相手が増えて太刀打ちできずに、衰退していき、いつの間にか、なくなってしまっているということもあります。
おそらく、調子が良い時に、慢心してこのままいけば大丈夫だろうと思い、あぐらかいていたらいつの間にか追い越されていたということがあると思います。ウサギと亀のように。
芸人でもそうですが、一発で終わる人もいれば、一発で終わらずに、生き残り続ける人もいます。
オリエンタルラジオはリズムネタで一世を風靡して、そのあと違うステージで活躍して生き残り続けています。同じ芸風をし続けて生き残り続けるのは難しいです。M-1グランプリに優勝したコンビがいつの間にかいなくなり、準優勝したほうが今でも生き残り続けている芸人もいます。
サラリーマンでもそうだと思います。営業で上手くいっていた時期があり、同じやり方をやり続けて、現状維持で働き続けていき、いつの間にか同期だけじゃなく、後輩にも追い越されてということもあると思います。
株でも同じことがいえます。
同じ高配当株のやり方で投資を続けて、最初は上手くいったもののいつの間にかあまりリターンが伸ばせていないという状況があると思います。
ある有名な高配当投資家の本が発売されて同じやり方をやっても勝つ見込みはあっても、勝ち続ける見込みないです。その本と同じようにみんながみんな真似したら、結果的に競争がさらに激しくなり、リターンが出てこなくなると思います。
金利上昇しているからと銀行株に注目がありますが、だからといって、銀行株に集中的に投資をして、5年後も10年後も銀行株に投資をして勝ち続けられると思いますか?
金利上昇で確かに恩恵はあるものの、10年後も同じように恩恵はあるとは考えにくいです。むしろ、借金をしている企業が、債務に苦しみ、銀行側でも貸倒引当金を計上するなどそういうこともあると思います。
円安に恩恵がある商社や、自動車関連などの銘柄が調子が良かったです。
しかし、トランプ大統領になってから、円安から円高に触れていく傾向になっています。関税の問題もあります。
円安で好業績だった銘柄がいつまでも円安が続くと思いこんで、業績も同じ水準以上になると思いこみます。株価も上昇して、さらに楽観的になり、株主還元もさらに還元されて、頭はリスクについて考えられないです。
トランプ大統領になり、円安から円高に、さらに関税で利益に税金が発生していくのであれば、ダブルで業績にマイナスなインパクトがあります。
だから今が好調だからと、同じやり方や考え方で、円安が今後も続くからと円安に恩恵がある銘柄ばかりに投資をしていたら、いつの間にか後戻りできないほど、厳しい状況に陥る可能性もあります。
インデックス投資でコツコツ淡々とやっていけば誰でも儲かる、今後も株価は伸び続ける、安心だと思っている人が多いと思います。それでも最近は円安から円高に、さらにインデックス指数も下落してきています。手堅く儲かると思って全力で投資をしたインデックス投資がいつの間にかマイナスになっていたら、さらに下落したらどうしようと投げ売ってしまう可能性もあります。
僕もインデックス投資を昨年からやっていて、いつの間にか含み損になっていますが、貯金感覚で積み立てているので、むしろそこまで気にならずに、資産の増減も気にならずに、個別株や自分のサラリーマンの仕事に集中しています。意外と高配当投資家にインデックス投資というのはあっているのかもしれないです。個別株に集中して見ているので、あまりインデックス投資が増えても減っても全く気にならないです。インデックス投資で増えても、なるほどとか、ふーんとしか思わなくなりました。
自分の投資のやり方や考え方も日々改善していかなければなりません。
高配当株は辞めるつもりはないですが、好調な時に慢心せずに、よりリターンを改善してくためにどうすればよいのか、負けないように投資をするにはどうすればよいのか探求しています。
最近では、100株にこだわらずに、ジャックスに単元未満株でコツコツ買い増し続けるというやり方をしてみたり、j-reitに投資をしてみたり、金利が上がって嫌気されている銘柄に投資をしたり、色々試行錯誤しています。
最近ではエネルギー資源の投資も検討しています。
資源高で好調だったエネルギー株に今頃なぜ投資をするのかというと、その点はウォーレンバフェットがなぜシェブロンとか商社とかを買い増しているのかと疑問を思ったからです。
バークシャーハサウェイのウォーレンバフェットの発言ではないので、あくまで僕が考察したことですが、仮設の仮説ですが、ウォーレンバフェットは好調なエネルギー株を買いたいのではなく、エネルギー事業が欲しいのではないかと考えました。
つまり、石油が枯渇する枯渇するといわれても、まだまだ枯渇していません、むしろ代替エネルギーがあったり、ESGとかで環境に配慮してと、石油などの資源は大事にされています。
そして石油などの資源は使えば使うほどなくなっていきます。つまり、石油などの資源は使うほどなくなり、価値が高まっていきます。希少性が出てきます。
その希少性というのは年々資源などがなくなっていくと価値が高まっていくと思います。
ウォーレンバフェットがエネルギー企業の株を買っていった経緯はこう言うこともあるのかなと思います。長期で投資をして年を経るごとに資源が少なくなっていき、希少性が増していき、価格より価値が高い資源を持っている企業であるエネルギー企業に投資をしている。
例えると、昔の切手や昔のお金は製造当時はそこまで価値は高くなかったですが、製造がとまり、いつの間にか流通もせずに希少価値が高まっていきます。
他のたとえでも、遊戯王で言う漫画の設定で、ブルーアイズホワイトドラゴンが世界に4枚しかない設定で、1枚を海馬が破り、3枚のブルーアイズホワイトドラゴンは希少性が高まり価値が高まります。
ダイヤモンドがあちこちで簡単に掘り起こされたらそこまで高価な金額にはならないです。
現実でも同じように、石油などの資源が減る中で希少性が高まっていますので、
昔分析していて本当に成長しているかと疑問視していたinpexに今はかなり興味があり投資をしたいなとも考えています。あとその考えで見ると三井物産にも投資をするというのも考えていて、なかなか興味深く情報収集しています。
ただ、円安銘柄ばかりに集中ではなく、バランスよく手堅く投資を続けていかないといけないので、なかなか難しいです。
資源はなくならないと思いますが、価値が高まっていると思います。
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