持ち株のアステラス製薬と兼松の決算発表が終わり、株価が下がって終わってしまった結果となりました。
なぜなのか?色々理由があります。
それでも、上方修正をしているのに、株価が上がっても良いのになぜなのか?わからないです。
逆に大幅増配して注目を浴びて、業績とか関係はなく、短期的に株価が上昇している銘柄もあります。
悪材料が出尽くしで株価が上がっている銘柄もあります。
僕の投資のやり方は、おそらく時間がかかるもので、短期的には株価が上がらず、長期の時間の忍耐を強いられるやり方なのだと理解しました。
自分の方向性の確認と、やり方を変えないように継続して行っていく必要があるので、今の自分の考えをまとめるために記事にしました。
少しでも参考になれば幸いです。
投資は難しいが、だからといってやり方は変えずに方向性を定める必要がある
決算シーズンは企業の短期的な業績が発表されて、結果発表とともに下方修正だったり、良い材料がでたり、増配がでたり、今後の展望が明るく見えたり、色々見えてきます。
ただ、決算の情報が出るたびに、色々な人の感情の一喜一憂が見てきます。
ある人は、上方修正を受けた銘柄があり、株価が急上昇している銘柄を見て、自分も乗り遅れないように投資をしようと短期的な利益のために行動をしてしまいます。
ある人は、保有している銘柄が下方修正を受けて株価が大幅に下落して、含み損が拡大して、感情的になり、他の人が持っている銘柄が株価が上がっているので、含み損に耐えられずに短期的な行動に移してしまい、乗り換えて投資に失敗します。
僕の中では、決算シーズンがけっこう厄介な時期でもあります。
知らず知らずのうちに、短期的な行動に移してしまう衝動に駆られてしまいます。
短期的な行動に移して投資をしたときに、偶然上手く行けば良いですが、上手く行かなかったときに、なんであの時行動してしまったんだと冷静に振り返ったときに考えてしまう可能性があります。
株式投資において自分を客観的に見る能力も必要だなと思います。
話が逸れましたが、決算シーズンにおいて自分の投資方針や投資手法を変えて短期的に行動してしまうのを防がないといけないです。
今回投資を行っているアステラス製薬と兼松に関しては、業績の結果としては上方修正という結果を受けたものの、株価が下落してしまいました。
このときに、なぜなんだろうかと少し感情が入った考えになってしまっていて、大幅に増配して目先の配当利回りが高い銘柄や株価が急上昇している銘柄が気になっていました。
冷静に考えたときに、自分の投資は、自分の投資方針や長期投資を行っていくことを前提に分析して長期的に成長して増配していく銘柄に投資を行っていくものです。
たしかに兼松に関しては上方修正したものの、株価は下落してしまいました。
しかし、増配を行っていて、毎年の配当金が増えました。今回の決算からも長期的に増配していく可能性があると思いました。
アステラス製薬に関しては上方修正はしましたが、増配はしていません。しかし、決算の動画の内容から今後も安定的に還元しつつ長期的に増配していくような発言をしていました。
だから、今の方向性は間違えとは思っていません。
周りでは、決算を受けて株価上昇して資産が増えている人もいるかもしれません。
僕は長期的に配当金を増やしていくことに重きを置いています。
キャピタルゲインを狙った投資ではないです。
今ある投資先は、株価上昇の期待をして投資をしているわけではなく、長期的に成長して長期的に配当金が増えていく企業を選んでいます。
最近では、NTTの株価が下がり気味です。
株価が下がってはいますが、それでもNTTに関しては今後も長期的にゆっくりではありますが成長して増配や自社株買いなどを行っていくと思います。
業績がいきなり急改善などする銘柄ではなく、ド派手さはないです。それでも長期投資先としても今後も投資を行っていきます。
NTTに投資をしてもし含み損を抱えている人でも、短期的な結果に踊らされないで、長期投資を意識して株数を増やしていけば時間とともに配当金の増加と、再投資で株数の増加で配当金もさらに雪だるま式に増えていくと思います。
僕はアステラス製薬に投資をして3年3か月ですが、含み損を一時期▲30万円程あった時もあります。
それでも、分析して良いと判断して投資を継続して、増配もしていき、株価が下がったタイミングでコツコツと追加して、配当利回りが上がり、株数も増えて配当金も増加して、含み損もあともう少しでなくなる手前まで来ました。
おそらく短期的に感情的に行動していたら、おそらく損切りして投資に失敗してしまったと思います。
でも成長していき、今後も増配していくまたは安定的に配当金を還元していくと考えれば、長期投資先として良いと判断して投資を行いました。
今年に入って投資をした日本製鉄は含み損を抱えていますが、今後も追加で投資を検討しています。
鉄鋼業界は競争が激しいですが、それでも日本製鉄なら生き残る可能性が高いと判断しています。
日本製鉄はUSスチール買収でアメリカの大統領候補の両者に、反対意見を言われても、
それでも今でも挫けずに買収に向かおうと行動しています。
これってすごいことだと思います。
日本のある大手の一社が先進国のリーダー候補にNOを突き付けられても、それでも意見を曲げずに買収しようとしている。何が何でも手に入れてやると強い意志を感じられます。
でも、普通だったら国のリーダー候補にNOと言われたら、僕が日本製鉄の社長だったり会長だったりしたら怖くて身震いして、意見を引っ込めます。
そんなような中でも意見を曲げずに、買収の行動を行っています。
普通の日本企業であれば、そういう行動に移さないはずです。
日本製鉄の橋本会長は保身に走ってとかじゃなくて、ギラギラしたおじさんみたいな感じで僕は好きです。
今年に入ったジャックスに関しても、減配がされて株価が大幅に下がり含み損を抱えてしまっています。
ただ、僕の考えたストーリーの中では、今年にジャックスが下方修正を出して、また減配するのではないかという水準まで業績が出されて、今後も悲観的に見られて投げ売りされて株価がさらに下がっていく可能性があると思います。
ただ、1Qの時も一過性の引当金を当てたということや、ジャックスのビジネスモデルがストックビジネスが強みで安定感はありますが、弱みとして金利上昇局面において、金利の手数料のほうが早く反映されて利益が圧迫してしまいますが、ジャックスの事業の手数料の値上げも行われていますが、すぐに反映されないという弱みもあります。
下方修正をして株価が大幅に下落しタイミングがチャンスであり、ジャックスのビジネスモデルの収益の単価が上がるタイミングが徐々に明るみになり、一過性の引当金を計上しなくなったタイミングで、意外と業績回復してきたということがわかったときに、減配した配当金に勢いが戻り、増配を行ってき、株数も増やしていた人は、投資単価も下がっているので、配当金と株価上昇でカウンターパンチを狙えるでのはないかというのが僕の考えたストーリー展開です。
このストーリーは長期投資を前提に行われるもので、1年ではすぐに結果は出ず、2年とか3年以上とかかかるかもしれません。
優良企業の減配は株価が下がってしまいますが、素晴らしいチャンスとしても捉えることもできます。
中には減配は当然のような企業もありますが、一時的にリスク管理のために減配をした企業は安く買える可能性が増えて投資機会としてはとてもチャンスだと考えています。
決算発表で企業の業績が良かったり悪かったりして一喜一憂してしまうかもしれませんが、コントロールできないことをコントロールしようとするのではなく、ただやるべきことをやっていれば、時間はかかるかもしれませんが、過程の中で学ぶことが多く、結果は後からついてくると確信しています。
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