最近僕が投資している投資先である銘柄の株価が上昇していました。
それは内外トランスラインです。内外トランスラインは事業として国際貨物輸送行っています。 主なものとしては複数の貨物をコンテナに入れ輸送する輸出入海上混載輸送サービス、貨物をコンテナ単位で輸送する輸出入海上フルコンテナ輸送サービスです。
なぜ投資をしたのかというと、当時は海運株がかなり利益がでていて、ブームが来ていた時期だと思います。海運株は僕にはボラティリティが高いので、合わないなと思ったので海運株を探していたときに見つけました。
株価は上昇はしていますが、要因としては海上運賃が一カ月の間でかなりまた上昇してきているために今後の業績にまたプラスになる可能性がある他の海運株も株価が上昇しています。
僕は、この時にあることに気が付きました。
投資をするのは、資産を増やすということに重きを置かれることが大きいですが、それとともにリスクに対してリスク対策を自動的に行っていると考えることもできます。
リスク対策を行うことは投資においても大事ですし、仕事やプライベート、旅行、人間関係、健康など人生で欠かせないスキルです。
個別株で投資で学んだメリットとして、リスクヘッジができるようにリスクがあるかのアンテナを張れるスキルを学んだことです。
その考えについて共有したいお思います。
個別投資から学ぶリスクの姿勢について
海上運賃が上がり、輸送コストが上がるとインフレへの影響が出てくる可能性があります。
食料の値段の上昇や原油の上昇が焦点にあてられますが、物価が上がってきたなと思い始めたのは、海上運賃が上がったタイミングで全体的に緩やかに上昇していたなという印象です。
先月から海上運賃が上昇していき、最近ではさらに商品の値上げのニュースが取り上げられるようになりました。
海上運賃が上昇して、海運株の収益力が上がると見込めるのと同時に、海運株に投資をしている人は海運の市況に伴うネガティブな影響を資産上昇や配当金の増配などでリスクに対応できます。
また海運株だけでなく、資源株でも同じことが言えます。
燃料費高騰でガソリン代や飛行機の燃料費で高くなり、交通手段も値上がりして、他の企業も燃料費に影響があり、価格転嫁のために値上がりしてとインフレが波及していきます。
ただ、商社株やエネルギー株を保有している投資家はとても資産が増えた人が多いと思います。
商社株やエネルギー株の業績改善、増配、株価上昇などで燃料費高騰などのインフレ対策として防波堤になったと思います。
金利上昇下においてもそうです。金利上昇で、負債を抱えているから金利上昇で負担がのしかかる。
だから、金利上昇の対策のためにも銀行株や保険株を保有しておこうとなっておけば、保有している銀行株や保険株の業績改善、配当増配、株価上昇などの恩恵を受けられたはずです。
円安で、円の価値は確かに下がっています。しかし、円安にプラスになるトヨタや、ホンダ、商社など保有していれば、株価上昇と配当金の増加等で資産が増加してリスクに対して対応できたんだと思います。
個別投資をすると自然とリスクに対するアンテナが張れるようになります。
物価が上昇しているからどのようにリスク対策すべきか、もし円安がさらに進行すれば、円の価値が下がってしまいということになればどうすればよいかなどリスクに対して対応策を考えることができるようになります。
例えば自分が今身近に感じている値上がりの影響があるものを分析して、何か代用できるものがないか、ないのであればその企業の株式を保有してみるとか、それでも駄目であるのであれば、他の投資先にリスク対策として何か策を講じる必要があります。
youtubeで1UP投資部屋の兼業投資家のいとちゃんという人物がいるのですが、この方の発言で何かの動画かは忘れましたが、以前からトヨタを保有しているとおっしゃていました。
その理由は円安の対策として投資をしていたという話をぽろっと話していました。
今後収益が伸びて株価が上昇するとかそういうのではなく、円安の方向に進む可能性があるから対策として保有してたという発言は、僕には新鮮でした。
今まで配当金や業績が長期的に良い会社など資産を増やすということを考えとして先頭にありましたが、資産を減らさないようにという考えも大事なんだと理解しました。資産を減らさないという行動と判断が結果的に資産を増やすことになると、なかなか感慨深いなと考えていました。
今のステージは、前のグロース株のように今後成長著しいと誰もが歓喜する銘柄を選ぶのではなく、今後起こりうるリスクに対してどのように対抗できるかを見越して、リスクヘッジとして株式投資をしていくことも大事なんだと理解しました。
インフレに対応できない企業は、徐々に収益も落ちてきて、環境が変わり衰退していく企業も出てくると思います。
また株式だけでなく、他のことにも言えます。
自分の人的資本である給料が上がらずに、物価上昇や社会保険料の増加や増税などが続いた先に自分の行く着く先はどうなるかを考えてリスク対策を行わなければなりません。
国がどうとか、岸田首相が悪いとか、会社が駄目とか他のものに責任転嫁をするのではなく、自分自身がどのように判断して行動すればよいか、リスクに対してどう立ち向かうかを考えるべきです。
僕は以前海外に出稼ぎに行く、短期で稼ぐために行く若い人に対してかなり否定的でした。
しかし、リスクを取って日本の将来がどうなるかわからないからと行動したことはとても素晴らしいことだと思いました。
中には短期的に稼げるからと、それにつられていったものの一年働く予定が4日で戻るというのも中にはあります。
しかし、稼ぐことが目的ではなく、今後の将来の選択肢を増やす手段を増やすためにリスクを取って行動を起こした若い人は本当に素晴らしいなと思いました。知らない場所で、母国語以外の言語で、文化も違い、国籍も違う中で、働くのは本当に大変だと思います。
先月僕はタイに久しぶりに海外旅行に行きました。
タイに行ってから、円の通貨に対して考え始めたり、日本以外でも住む場所ももしかしたら選択肢としてありなのかもしれないとか、海外のニュースなどに関心が多く出てきました。
日本だけにいると、視野が狭くなっていたんだなと感じられました。
またyoutubeで最近海外不動産の話をしているyoutuberの動画を観るようになりました。
最初は胡散臭い感じかなと、失礼ですが思っていたのですが、意外と内容はしっかりしているし、筋は通ってはいるなと思いました。以前までの僕だったら、食わず嫌いのように何も見ないで動画を飛ばしていたと思います。
昨日youtubeでトルコの現地の人に、自国の通貨の暴落についてどう思いまうすかという質問に対して、かなり危機感を覚えている様でした。日本でももしこれから円安に進めば、トルコのようになる可能性も0ではありません。
もっと色々な人に出会い、日本人以外の考えに触れていくべきなのかもしれないです。
今後海外への旅にトルコに行きたいなと思っています。来週は台湾に行ってきます。
今円安だから海外旅行は控えるべきとよく聞きますが、円安だからこそ行くべきなんだと思います。
円安で海外旅行に行き、自国の通貨の価値が下がっているという危機感、他国の経済状況はどうなのかなど、実際に肌で感じて、日本では当たり前にあることが海外では当たり前ではないなど実感できます。
大多数の人が行かないからこそ、お金がかかりますが、映像とか人の話ではなく、生の情報を頭に入れることが大事だと思い、自己投資だと思い最近は行くようにはしています。
デメリットとしては、次にどこに行こうと考えてyoutubeで海外動画を見漁ってしまうことがあるので、自分の成長ために時間を使わなくなってしまうので、時間を決めて時間配分をする必要があると思います。
お金持が核シェルターを持っているとか聞いたりしたときに、お金持だからこそ持っているんだろとか思っていたのですが、あらゆるリスクに対応するためにお金を使っていて、リスクにアンテナを張っているからお金持ちで居続けられるんだなと思いました。
今後日本で地震が起きても、何か対策をしないといけないですし、中国が攻めてきても、自分がどのようにすべきかを選択肢を増やしていく必要があります。
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