先週はかなり株価が乱高下していましたが、今週もまだまだ油断ができない状況です。
油断ができない状況で自分の中で暴落している銘柄はある程度選別しています。
その中には銀行株や損保株は投資対象になっていませんでした。
銀行株や損保株などは魅力的な銘柄が多いです。
株主還元も厚く、業績も好調で株価も上がっていて過去から保有し続けていた人はかなり資産を増やしたんじゃないかと思います。
銀行株や損保株など今まで人気だった銘柄について暴落した場合に投資をするのかと考えたときに、積極的に投資ができないと思えました。
今回はその考えについて考えてみたいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
銀行株や保険株など金融株が暴落しても積極的に買わないことについて。




高配当株に人気が集まり、銀行株や損保株など株主還元に厚い人気の銘柄は数年で株価も上がり続けて、業績も向上し続けてきました。個人投資家の人気とともにどんどん熱が帯びてきて、自分も含めて金融株に対して楽観的に見ていました。
トランプ関税の影響で徐々に景気後退するのではないか、中国との関税貿易戦争など憶測が出てきます。為替も円安から円高に触れつつあり、こうも今まで楽観的なムードがオセロのようにひっくり返エるのは感慨深いなと思います。
また今月のどこかで暴落が起きた場合に、金融株の下落もかなり大きくなると思います。
もし暴落があって魅力的な金融株の株価下落があっても自分はまだまだ投資をするのは当分先だなと思います。むしろ今保有している三菱UFJフィナンシャルグループは売ろうとも思っています。
それというのは旧NISAで保有しているのでいずれ売却をする必要があるので、今年にはと思っていたさなかに今回にまた株価が下がっている状態が続いていました。
自分は長期投資を行っているので、基本的にはバイ&ホールドです。
しかし、自分の第一の投資規律としては負けないように投資をすることです。

自分のポートフォリオは暴落に対して立ち直ることができるのかを考えたときに、景気敏感株はかなりダメージを負ってしまうと思います。
三菱UFJフィナンシャルグループが暴落したとしても、今まで株価が上がりすぎていたのが戻っているとも解釈ができます。不景気になった時に、配当金はどうか、赤字になっても今の水準の配当を出し続けることができるかなど考えていく必要があります。
損保株も政策保有株の売却や金利上昇の追い風などがあり株主還元も厚く、業績も好調で株価も上がってきました。
しかし政策保有株の株価下落が続けば、残りの売却も少なくなっていき、不景気になれば保険料の解約などマイナスの影響も徐々に利益をむしばんでくると思います。その時に今の水準の株主還元を行うことができるかを考えるとかなり難しいなと思えます。
前々から思うのが金融株というのは確かに魅力的ではありますが、不景気になった時に業績に不透明感が出てきてしまう諸刃の剣であると。三井住友フィナンシャルグループは累進配当を謳っているので、減配はないと思いますが配当性向がかなり高い水準になった時に、市場はどうとらえるかは想像は容易にできます。
考えは人の数だけあります。
自分はそこまで金融株はそこまで比率を高めていくべきではないという人もいれば、高配当株が多い銘柄に投資をするためにあえて金融株に投資をしていく人もいたり、銀行株は今の株価の水準は割安だと判断して投資をする人もいます。
バイ&ホールドをし続けると売ろうにも売れないようになるのもデメリットではあります。
まだ株価が上がるんじゃないかとか、さらに増配をし続けるんじゃないかなど色々理由をつけて売らないように考えてしまいます。
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