最近、アマゾンのブラックセールで欲しかった商品が値引きされて物欲がでて買っている人が多くいたと思います。僕もその一人ですが、僕が買ったのは毎日摂取しているプロテインだけでした。
通常は4,500円ぐらいの価格でしたが、今回のブラックセールの利用で3,700円ぐらいですので20%ぐらい下がった金額になっています。
価格が何かによって変動するというのはよくあることですが、価格に歪みが生じるときがあります。
アマゾンのブラックフライデーなどブラックフライデーという言葉に注目が浴びすぎていて、ブラックフライデーに焦点が当たりすぎて気づいていないだけで、掘り出し物があり、歪みが発生した金額で売られていたものを買いました。70%の値下げされた価格で購入しました。
その時に、価格というのは人が値付けされたものであって、大きく変動したりしていき株と同様に買い時があることを理解しました。
投資家のように株を買うのと同様に、投資家のように物を買うというのも大事な考えだなと思いましたので、その考えについて共有したいと思います。
価格の歪みについて
さきほどの話の続きになりますが、70%下がった価格の物を買いました。その物というのは、レイダリオの『PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則 』という本です。この内容は、世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエイツ創業者の考え方や原則、投資や仕事について考えを述べている本です。
この本の定価は4,400円です。なかなか新品で買うのには躊躇する価格でしたが、中古の本では2,600円とまだまだ高い!しかも送料で800円も取られるとなると高いなと感じました。
しかし、3,400円相当の価格の本を僕は、1,200円(送料込み)で買うことができました。アマゾンのブラックフライデーとは関係はありません。
その方法は、Yahoo!フリマで購入しました。たまにYahoo!フリマでクーポンがあります。いつのまにか、70%offのクーポンを保有していて、最大2,000円値引きということで、これは買わねばならないと動きました。
満足満足と思って、また次の日にアプリを開いてみると、また70%offのクーポンが新しく獲得されていて、これは買わねばと思い、次買った本は
コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版でした。
こちらの本も前から欲しかったのですが、定価で3,080円とかなり高い、2019年の本ですがそれがアマゾンの中古でも2,750円とお高すぎる品物でした。良い本というのは価格が下がりにくい。
しかし、クーポンを利用したことで2,750円で買えたものを900円で買うことができました。
他にも50%offのクーポンでわが投資術 市場は誰に微笑むかを定価1,980円、中古価格で1,670円(送料込み)を700円で買ったりしました。
![](https://ttakerokuroku.com/wp-content/uploads/2024/12/image-29-1024x126.png)
本当は中古品で買っていったら、9,000円近くかかっていたものを3,600円で買うというのは、価格が歪んでいると言えるのではないでしょうか。しかもこれというのは質がとても低い本の内容ではなく、さらに状態は中古であるものの目立った傷など書き込みもありません。株のように、何か悪材料があっタリしたわけではありません。それでも日常でもこのように価格が著しく下がる機会が見つけることができます。
ここで僕が言いたいのは、株式投資と同じように、掘り出し物を見つけるように日用品やサービスなどを買うということ、価格ではなく価値を見ることを意識することが大事だと思っています。
最近では秋田にスキーをするために旅行しようかなと思っていたのですが、調べてみると秋田冬遊び割があり、通常の金額よりも50%offの金額で遊びや体験ができるということは驚きました。
だから、どこかで何かしら、価格に歪みが出ていると思うんです。
昔コロナが流行したときに、外出自粛ということで旅行に行く人も大幅に減りました。一方で外国人が日本に来る機会が多くなりました。
自粛中ですが僕は旅行にいきました。なぜかというと、自粛の中でも外国人は日本に来て旅行を楽しんでいるのになぜ日本人のほうが遠慮して自粛して、行動を制限する必要があるのか全く理解ができなかったからです。
青森の星野リゾートの奥入瀬渓流ホテルに宿泊しました。
その宿泊費用は今と比べると全く違う金額で設定されていて、そこにも価格に歪みが出ていました。
そのホテルの温泉につかっていると2人おじさんが入っていて、何やら話していました。
そのおじさんの会話はこんなに安く泊まれるなんて思っていなかったと。
僕の認識だけでなく、他の人の認識でも価格が下がっているとわかるほど下がっていました。
今年に入って初めてタイに行きました。
タイに行くことで、こんなにも食べ物安いのかとか一流のホテルに泊まるとなった場合でも、日本と比べて安く泊まることができたり、価格に歪みが出ていました。
だから本当はもっと、為替の勉強をして他の国で安くお得に旅行できる術を見つけるべきなんだと思います。そこにも価格の歪みが出てくると思います。
ヨーロッパまでのチケットは大体20万円ぐらいしますが、
今年にヨーロッパまでのチケットを10万円以下におさえることができたりして、やはり世の中は価格に歪みが生じているなと感じます。
おそらくこの考え方というのは、個人投資家として個別株に向き合ってきて磨かれたバリュー株を探すスキルが役に立ったのかもしれません。
ふつうはその値付けされた価格に対して疑問を持たずに人はその金額に対して価格を支払おうとします。その価格がもう下がらないと思うからです。
最近読んだ本の中で暇と退屈の倫理学があります。この哲学の本は新しい視点を与えてくれて、内容も面白いのでおすすめです。
この本の中で生物が時間をどのように感じるのかの話があります。
生物が時間をどのように感じるかは、「時間分解能」と呼ばれる能力に依存します。これは、1秒間にどれだけ多くの情報を処理できるかを示す指標です。カタツムリの場合、1秒間に4回程度の振動を認識できるとされています。一方で、人間は蛍光灯が高速で点滅していてもそれを連続した光として感じるほど高い時間分解能を持っています。
人間が川で魚をみてめっちゃ早く動いているなと見ているように、カタツムリの時間の世界では、この人間めっちゃ早く動いてやがる!しかも大きい生物だと感じているかもしれません。それを想像したときに面白い考え方だなと思いました。
ある人の視点では、その価格に疑問を持たずに支払い、一方である人の視点では価格に歪みがあると気づきその価格に支払うというのは大きく違います。
個人投資家として動いていると、世の中の見方が変わる可能性があります。価格に歪みが生じているものを今後も見つけたいと思います。
まだクーポンがあるので、半額でまた買いたいと思います。
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