2024年3月期の決算が終わったので、投資先が昨年と比べてどれほど増配したのかを見ていきたいと思います。
昨年と比べると、着実に配当金は増えつつあるのと、長期的に保有し続ければ、リターンも安定するだけでなく、配当金が積み重なり投資のモチベーションに繋がります。
含み損とか含み益で一喜一憂するのではなく、配当金に焦点を当てることで、長期的にも投資を続けられるようになります。
長期保有で高配当投資は素晴らしいです。
高配当投資のモチベーションに繋がればなと思い自分の投資先の高配当の実績の数値を公開しましたので、少しでもお役に立てれば幸いです。
投資先の増配について。長期保有で時間を味方につけて、着実に配当金を積み重ねる。
現在保有している配当金の受取額の図と増配率や配当金がどれくらい増加したかを数値で出してみました。2023年は配当金の増加額は22,140円(JTの配当金の増配額を入れると39,500円ほど増えています。)
2024年は31,340円ほど増配しています。
昨年はJTが大幅に増配したので、増加額がとても大きかったです。
今年の増配額は、昨年には及びませんでしたがそれでも結果として、ここまで増配してくれてありがたいです。
日本の最近の株主還元意欲は、とても著しいので日本に投資をしている高配当投資家は、配当金の増加額を実感している人が多いと思います。
2024年の配当の増配額は30,000円ほどですが、それでも素晴らしい結果です。
配当金を30,000円増やすには、4%の配当利回りの高配当株に800,000円分を投資してようやく手に入ります。
1年ごとに30,000円近く配当金が増えるようになったらと考えるとわくわくします。
投資額も増えてさらに高配当投資先へ投資をしたら、配当の増加額も年度ごとに4万円、5万円と増加していくことは長期で保有し続ければ間違えはありません。
そうなると、長期の目線で物事をかんがえることの大切さを痛感します。
長期で保有し続けると取得単価の配当利回りも上昇してきます。中には、含み損を抱えている銘柄はありますが、着実に配当金が増えている銘柄に関しては含み益が増えつつあります。
今一番取得単価の利回りが高いのはJTの8.27%ですが、今後は増配があってもそこまで期待はできないのと、減配する可能性も可能性として大いにあります。
次に取得単価利回りで高い銘柄は三菱UFJですが現在7.89%ほどあります。
三菱UFJがここまで配当利回りが高くなるとは想像もしていませんでした。着実に増配はしていくのだろうとは考えていましたが、ここまで中期で増配していくとは考えてもいませんでした。
今後も増配していくと考えると取得単価の利回りは8%は超えていくでしょう。2025年3月の増配率は22%と素晴らしい増配率です。増配率が高い銘柄に投資していくのはとても重要だなと思いますが、
増配率が高い銘柄を追いかけるのではなく、長期的に成長してく銘柄に投資をすることが結果的に
長期的に増配していくと思いますので、本質を見失わずに投資をしていきます。
伊藤忠商事も増配率はとても素晴らしく増配率は25%です。総合商社はウォーレンバフェット氏が投資をしてから株価上昇は勢いがありますが、株主還元にもさらに積極的になっています。
こんなに株主還元に積極的になるのはなにか引っかかりますが、バークシャーハサウェイとの資本提携業務ができるように競争させられてるのですかね。あくまで妄想なので、バークシャーハサウェイもコングロマリットですので、総合商社と似ているところもありますので、もし資本提携業務を一社と行うといううことになれば、株価が上昇するだけでなく、投資の神様の評価として素晴らしい企業としてお墨付きをもらったようなものですので、今後も生き残っていく可能性が高いでしょう。
伊藤忠商事に関しては非資源の割合が多いので、他の資源割合の大きい総合商社とは株主還元の割合が多く感じられないかもしれませんが、長期的に保有し続ければ着実に増配して配当金も増加していくと思います。そうなれば、取得単価利回りもいずれ7%を超えていくと思いますので今後も5年後,10年後も保有し続けます。
オリックスに関しては増配率が42%ととてつもない増配率ですが、決算説明資料に配当性向を引き上げるのと、2025年3月期の配当を載せていたので、一時期配当の増加額から株価もオリックスにしては珍しく7%程上昇していました。
株主優待を廃止して株主還元を積極的に行うと発言していましたが、ここまでとは予想はできませんでした。それだとしても、一株配当133円は絶対ではなく、配当性向39%もしくは1株あたり通期配当金98.60円のいずれか高い方ですので最高で133円となりますので注意して投資をしないといけません。
売却しようと前々から思っていましたが、保有し続けて良かったです。
株主優待を廃止したら投資先として今の配当利回りでは少し物足りないと感じていましたが、大幅に増配するのであれば、取得単価の利回りは5.81%とかなり高くなりますので保有するメリットも大いにあるので、現段階では保有し続けます。ラッキーパンチですが、やはり企業がどのように株主還元するかは予想は難しいです。あまり業績は期待せずに配当金も着実に積み増せる銘柄に投資を行う意識をしていけば、思わぬ良い出来事が舞い込んでくると思います。
2026年も増配を期待はしていますが、増配ばかりに期待した銘柄に投資をすると投資の考え方が変わってしまうので気を付けて投資を行っていく必要があると思います。
最近損保グループの増配が目まぐるしいですが、それにともなって株価も上昇しています。
僕は今年初めにジャックスに投資をしたのですが、増配を結構期待して投資はしたのですが、ふたを開けてみると記念配当で実質増配して今年は増配はしていないので、ジャックスではなくms&adに投資をしておけばよかったかなと思いました。
しかし、それは少し違うなと思いました。増配傾向にある投資先に投資先に投資をするのも大事ですが、目先の配当金が増加している銘柄を短期的な目線で投資をするのではなく、長期的に見て今後も増配していくであろうと考えられる投資先を選び投資をするべきだと考えました。
ジャックスに関しては、短期的に見れば金利上昇なので少し厳しいのではないかと考えられていますが、ジャックスのストックビジネスである事業は、金利上昇分に関しては手数料の値上げで今後収益が遅れてストックの収益に反映されていきます。
そうなると、一時的にタイムラグが生じていて、決算の内容から売られていますが、タイムラグが生じている収益については見逃している人が多いと思いますので、今後の決算で株価が下落するのであればかなり旨味が出てくる水準に達するのではないかと思います。
時が経つとともに収益性も向上していき、増配していく可能性が高まってきたら、オセロのように人の意見が変わり、株価も上昇していくのではないかと考えています。
だとしてもそれは絶対とは限りません。世の中何があるかわからないので、分散も意識して投資を行うべきだと思います。
日本で少し気になったのが、農林中央金庫が外債で大きく含み損を抱えていてリーマンショック以来の赤字になるとニュースで見たときです。
そのときに、金融株に全力で投資をしていたらと考えると連鎖的にこのような金融株のリスクが大きく顕在化したらかなりポートフォリオもかなり変動してしまうので金融株以外にも分散して投資をしていかなければならないと思いました。
安心だと思った投資先が、株価が上昇している時はとても気分が良いですが、世の中は絶対はないのでお思わぬ落とし穴にはまり抜け出せなくならないように投資を心掛けています。
日本の金融株は良い投資先がとても多いですが、過度にポートフォリオに入れすぎないように、目先の配当金に釣られないように投資を今後も行っていきます。増配を過度に期待せずに、着実に配当金を積み重ねていくということを考えで投資を行っていきます。
人の資産の増加や、配当金の増加をしている企業の投資先を持っている人を見て、リスクを高めて投資をするのではなく、人は人、自分は自分のスタンスで投資を行います。
自分のペースでマイペースに投資を行っていき、自分に集中していきます。
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