2024年9月末で株式分割で投資がしやすい水準にまでなる銘柄が複数あります。
その中で自分が投資先として欲しい銘柄と気になっている銘柄についてシェアしたいと思います。
投資先としては常に50銘柄以上常に欲しいものをリストアップしていますが、今回その銘柄が一つ含まれています。
ただ、注意したほうが良い点としては、以前と比較すると株式分割後に株価が下がる傾向が多いなと感じられます。NTTのように例外もありますがかなり株式分割すると、買いやすくはなりましたが、株価が下がりやすい傾向にあります。一方で東京海上のように株式分割後も上がり続ける銘柄もあります。
株式分割したからといって企業の価値が変わるわけではありませんが、大きく株式分割しすぎる銘柄は注意して投資をしないといけないです。適度な株式分割が投資先として良いと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
アサヒグループホールディングス【2502】
アサヒグループホールディングスの株価は5,427円、配当利回りが2.60%です。3分割で株式分割後は1,800円ほどで投資できるようになります。
そこまで高配当の利回りではないのに、なぜ急にアサヒグループホールディングスに投資をしたい銘柄として選定したかというと、この前の暴落の時にいかに配当利回りが高い銘柄を投資したからといって、資産が大きく目減りしてしまったら意味がないと実感したからです。
日本には配当利回りが高い銘柄が多いですが、景気敏感株が多いです。金融株、商社株、商船株などです。どの企業も魅力的な企業が多く、投資したい銘柄が多いです。
しかし、今回の暴落で配当利回りが高く株価が上昇してきた銘柄が軒並み下落していました。
もし僕が2024年1月から含み益が増えていっても、8月に一気になくなるということを経験したら、コツコツ、ドカンみたいな感じで積み上げたものが一気に感じられます。
その時に、ただ業績が良く配当が高い銘柄を選ぶのではなく、質を伴った成長をして株価下落に耐性がある銘柄を選定していく必要がありました。
今は配当利回りがそこまで高くないですが、投資をしたい銘柄がアサヒグループホールディングスです。
以前JTについて分析していた時に、考えていました。
JTの業績は確かに堅調です。独占的企業で利益率も高く、キャッシュフローも素晴らしいです。
しかし、売上の拡大で、さらに利益が拡大していくというのは難しいです。
先日JTが米国4位のたばこ会社Vector Group Ltd.を買収すると報道がありました。
このときに、利益率も高く、キャッシュフローは高いが、売上が拡大が見込むことができないJTのような企業は、M&Aで拡大していく方法が業績の堅調さを維持するのに必要だと思いました。
たばこ同様、お酒も昔よりは需要が減少しています。
健康志向の人が増えていて、お酒を飲む若い世代も減ってきているのかもしれないです。日本国内も人口が減り、需要がさらに減る中でとる選択肢は海外で成長していく必要があります。
逆風が吹く中で、アサヒグループホールディングスも国内の現状について認識していて、コロナ下においてもリスクを取って海外の企業を買収して成長していこうとしています。
JTではたしかに需要は減っていますが、単価もその分上昇していて堅調に業績が推移しています。
アサヒグループホールディングスの資料を読んでいるとコロナ時よりも単価が上昇していて利益も向上しているとありました。
たばこと同じでお酒も嗜好品で絶対に必要なものではないですがあり続けると思います。
コカコーラもブランドがあり、業績も堅調でコカコーラは絶対に必要なものではないですが今後も10年後も味が変わらずあり続けると思います。
ITや半導体事業のように変化が著しい企業とは違い、食べ物の味や飲み物の味が急激に変化が訪れるわけではないです。飲み物が技術の進歩で10倍美味しくなるみたいな感じで業績が急拡大するとは想像しにくいです。ハンバーガーが美味しくても、そこまで大差はないと思いますので、明日になったらその店舗のハンバーガーの味が3倍旨いということは技術が発展してもないと思います。
お酒も急激に味が美味しくなるものではなく、ブランドが根付いて定着して親しまれて、業績に反映されていきます。ブランドという経済的堀が築かれると事で、競争優位性を確立してより利益が高くなっていくのではないかと思います。
以前積水ハウスが国立市の分譲マンション解体したときも売上よりも、ブランドを守っていた時に、こういう企業が長期的に生き残り続けるんだろうと感じました
アサヒグループホールディングスは明らかに営業キャッシュフローが拡大している点や、営業キャッシュフローが拡大しているので、さらに成長の幅が広がっているので資金を成長に向けたり、利益率を高めるために事業構造改革の費用を捻出したり、株主還元もさらに還元することもできると思います。
アサヒグループホールディングスが配当利回り4%だったらかなり欲しいと思います。
アサヒグループホールディングスが株価下落に対して耐性があり、今後もM&Aで成長していく企業として認識されて、グローバルに成長していく可能性があるのであれば、株価も上昇していき、さらに株主還元の拡大も視野に入れるとなれば投資先としてとても魅力を感じると思います。
今は確かに配当利回りは低いですが、長期で保有し続ける投資先として投資をしたい銘柄です。
ひょっとしたら一番欲しい銘柄なのかもしれません。
今情報収集して分析中ですが、分析するたびに魅力が出てきます。ヤマハ発動機もかなり気になりますが、アサヒグループホールディングスとセットで投資を考えていこうと思っています。
三井住友フィナンシャルグループ【8316】
2つ目の気になっている銘柄は三井住友フィナンシャルグループです。
現在の株価は9,550円で配当利回りが3.46%です。株式分割後は3,100円程で投資ができるようになります。以前から狙っていた銘柄でしたが、人気になりすぎて株価上昇してしまって投資ができませんでした。
ここから株価が上がっても、2倍になるかどうかは難しいと思います。
配当金を重視して投資をする投資先だと思います。
金利上昇局面で、金利に対して対策する必要があります。そのために金融株が投資先として選んでく必要があります。
円安が進んだときに、円安の対策として円安に恩恵のある銘柄のおかげで配当金が増えたり資産が増えました。資源高になり、原油高になっていく中で、何も対策をしないでいるのではなく、エネルギー株に投資をしていれば、配当金が増えるだけでなく株価が上昇していき資産も増えていたと思います。
投資はリスクを負うのと同時にリスクに対しての対応先として捉えることもできます。
今後日本の金利上昇が進むのであれば、リスク対応をしていく必要があります。
ただ、僕の考えとしては、金融株は配当利回りが高く、優良株が多い反面、株価下落の時に大きく資産が目減りしてしまう時があります。
金融株を中心に投資をするのは控えています。
長期的に投資をしていきたいと思った銘柄は三井住友フィナンシャルグループでした。
三井住友フィナンシャルグループはB to Bよりも B to Cに力を入れているように分析しています。
マネーフォワードと資本提携業務をしたり、T pointとVポイントを統合して国内最大の決済・ポイント経済圏を構築したりと消費者向けの事業を手堅く事業を進めているなと実感しています。手堅く一歩一歩業績を積み重ねていて、消費者に近い事業の展開は今後も長期的に生き残る可能性が高い企業であると思います。
業績は急拡大はしない点や、株価もここから2倍,3倍とはなるのは難しいと思いますので、
配当金目当てで長期投資先として投資をしていくのであればよいと思います。
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