最近思うのが、人を見る力は大事だなと思っています。
そんなの当たり前ではあります。
資産形成をしていると、お金を使わないことを意識して、外出を控えたり、家でずっと一人で作業したり、人と出会う機会がなくなります。
たまにニュースで、○○千万円がだまし取られたとかというニュースがあります。
ここまでお金を貯めて安心していたのにどうしてそうなったんだろうと思いました。
人は一人で生きてはいけないです。お金を貯めるまでの間、人と出会うことが少なくなり、ようやく貯めた後に寂しくなり、人との交流ができて嬉しくなり、一方的に信用してしまいます。その人が何を目的に近寄ってきているのかそういうのを考えずにです。
もし僕が職場の往復だけで、どこにも出かけずに資産形成のために一人孤独に作業し続けていて、誰とも出会わずに関係を持たずに生きていて、急に誰かと出会うとなった時に、相手がもしお金目的とか思っていたとしても、そういう相手の魂胆を見破れないです。
お金を貯めるために質素倹約で支出を減らすために、外出しないのは良いことだと思います。
しかし、人と出会って、相手を見る練習をしなければ、自分の大事な資産や時間、大事な人など、自分の大切なものをいとも簡単に奪われてしまうようになります。
人を見定める力。お金や時間、大事な人、自分の身を守るためにについて考えてみたいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
人を見定める力。お金や時間、大事な人、自分の身を守るために。
今年の5月にエジプトに行きました。
エジプトに行くとたくさんの人に声を掛けられました。空港でタクシー?タクシー?と聞かれて、僕の名前はタクシーじゃねぇと思ったのも懐かしい記憶です。
観光場所でいきなり声をかけられて、ここのスタッフだとスタッフの証みたいなバッジをみせてきて、親切に色々案内してくれました。エジプトにこんな優しくされて嬉しいなと思い、その時は親切にしてくれてるから相手を疑わずに信じて、ついていきました。僕は日本人が好きなんだと言って、こいついいやつだなと思っていました。
しかし、急に顔つきが変わり、いくら支払える?と聞かれました。
何のことだと聞いたら、今まで周りを案内してきただろ、だからお金と言われて、観光場所のスタッフだからと自分が勝手に相手を信じて、相手についていきお金を巻き上げらそうになりました。逃げ切ったので何ともなかったですが。
他にもエジプトで親切にしてくれる人についていったときにまたお金を取られそうになりました。
この時から人を見る目を大事にしないといけないなと思いました。
お金を狙っている人に共通したのは、相手を褒めたり、すごい不自然なほど親切心があるということです。外国人の人に日本人が好きだと言われたら、それは嬉しい。しかし、エジプトでの商売法なのかわかりませんが、最初に日本人が好きだというのがフレーズになっています。
最近会社の仕事で、電話がきて、何だろうと電話に出たら、決済端末の手数料を安く抑えると電話がありかなりお得感があり、実際に出会うことになりました。
しかし、出会った瞬間この人なんか変だぞと違和感を覚えました。
会社にきた営業マン2人をみてみると、明らかに二人とも顔色が悪い、名刺をもらうとなんか手作り感がある、名刺も会社の電話番号やURLが書いていない、おかしいぞと思い始めました。
うまい話にすぐに飛びついてしまっていました。
上司とも今日会った人たちと話して、なんか顔色もそうだけで、言動とかも少し変だったよねと聞かれて僕だけでありませんでした。大手の銀行の名前をかたっていたので、実際に会ってみると、代行会社と書いてました。
人は大手であればすぐに権威性なのかはわかりませんが信用してしまいます。
ここで言いたかったのは、僕のカモられエピソードや脇が甘いエピソードを話したかったわけではないです。
人との出会いの中で、自分の中でこの人は信用できるか、相手は何を求めているか、利益だけをむしり取ろうとしているのかなど人を見定める力が経験としてついていきます。
もし資産形成だと言い、外出しないで誰とも出会わずに、家に引きこもり、ある程度資産貯まったからと外出をするようになり、人と出会うとなった時に、交流の深め方であったり、人を見る力がついていないので良くない相手が近くにいても気づかないかもしれないです。
恋人を作ろうと、相手を探して良い相手を見つけたと思い、変なお店に連れていかれてぼったくられたという話もあります。
人を見定める力が、人生において大事なんだと思います。僕はどちらかというと、資産形成をしていたときは外出をしないで、お金を使わないようにしていました。
しかし、外出して実際に人と出会いっていき、交流すると、リアルを感じます。相手との付き合い方、コミュニケーションの取り方、相手が何を思っているのかなどいろいろあります。
また思うのが、資産形成のことばかりの勉強ばっかりだとだめだなと思います。
あるお金系youtuberの話を聞いていると、その人は若くしてかなりの資産を築いている様でした。
資産形成についてかなり勉強してきたんだなと、色々な手法の投資法を熟知して投資を行ってきていたようでした。まだ若いのにとても説得力があり素晴らしいなと思いました。
ただ、なんだか人間味がなくロボットのようだと感じもしています。その人はお金以外の勉強はしていない、小説とか時間の無駄だから読んでいないと言っていました。だからもったいないなとも思います。
僕もお金についての勉強ばかりをしていましたが、今思うのは小説も決して無駄ではないなと思います。小説を通して、主人公がどう感じてどう行動するか、周りの人たちはどう感情が動いてどう行動しているかなどをいろいろな視点から見れます。
最近、吉川英治さんの『三国志』をまた読み始めていますが、昔と今とで読む視点が違うなと思いました。劉備玄徳のように徳があるだけでも世の中わたってはいけないし、だからと言って呂布のように力があるからと過信して主君を裏切り続ければ、その末路は孤立無援となっていきます。
人の数だけ人生がある中で、小説を通して疑似体験できることは無駄ではないです。
僕もその投資系youtuberのように人間味があるわけでもないです。
その人の動画を観ていると内容は素晴らしいが、実際に出会って話すと人として魅力を感じられないのかなと思ってしまいます。
僕もそうだと思います。もし誰かが僕に会って、話してみるとめっちゃ話つまんねーとか、人間味がなくロボットみたいと思うかもしれません。
相手を見定める力をつけていくためにも色々な人に出会っていくべきなんだと思います。
効率的の行動して考えて合理的に考えてくことは大事です。
ただ人生は効率的では味気ないです。


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