リスクが顕在化であっという間にひっくり返る市場。

学ぶべき投資スキルについて

直近で珍しく東京海上ホールディングスやSOMPOホールディングス、第一生命などの保険株の株価が下落していました。どうやら米地方銀行の融資問題が表面化した影響で金融不安が出てきたため金融株全体で株価が下落していたようです。今まで株価が上がっていたのが嘘かのように急に下がり始めます。
第一生命や東京海上は配当利回りが高まってきて魅力的に思えてきました。
また高市さんが首相になるとかならないとかでも、高市さん関連の株価も下がったり上がったりしていました。状況が一変するとあっとうまに株価も上がったり下がったりするなと思いました。

株価の過熱感もあるところでリスクが顕在化するとあっとうまにオセロのように相場観がひっくり返ります。

リスクが顕在化であっという間にひっくり返る市場においてどう対応していけばよいのかを考えてみたいと思います。

少しでも参考になれば幸いです。

リスクが顕在化であっという間にひっくり返る市場。

人気だった銘柄があっという間に株価が下がっていく場面があると、今までの株価上昇は何だったのかと思います。
雑誌やインフルエンサーや情報が熱を帯びさせるようにも思えます。
今は半導体が熱いとか言われればニュースにも取り上げられますし、本屋にも関連の本が並びます。熱が冷めていくとあっという間に株価も下落していきます。半導体は世の中には必要不可欠だとか、そういう熱があっても結局、夢から醒めた夢には現実として株価も下がってしまいます。

また最近ではAIについての関連株の急騰では海外の大手企業の株価が軒並み上がっている中で、過熱感があり警戒も必要だと思います。いつかは熱が冷めたときに、過熱感が高まりリスクが顕在化したときに、AI関連株の株価も軒並み下がってしまうのではないかなと思いました。

商社株は以外とウォーレンバフェットの効果が持続しています。
バフェット銘柄とか言われていつかは株価が下がるのかなと思っていましたが、意外と株価が下落傾向ではありません。
なぜなのだろうかと考えたときに、ウォーレンバフェットのバフェット銘柄に関しては長期的に保有することを前提に投資をしています。つまり一過性で業績が急騰するからとか、話題のAIとか半導体とかそういう感じで投資をしているわけではないです。また過熱感があったときに投資をしているというわけでもないです。

リスクが顕在化であっという間にひっくり返る市場だからこそやるべきことは、選定基準を変えるということだと思います。
話題の投資先にひかれすぎないようにする。
最近ではゴールドが高値を更新してきていますが、だからと言って全力で今からゴールドに投資をするというのはどうなのかなとは思います。今全力でゴールドに投資をして、もしかしたらさらに上がる可能性もあります。しかし、下がっていく可能性も大いにあります。
半導体やAI、データセンターなど今を時めく投資先に投資をして株価上昇を狙っていくというのはたしかに短期的には良いのかもしれません。しかし予想が外れたときに、株価の下落率に耐えられるか含み損が増えても耐えることができるかという観点からは中々厳しいなと思います。
不人気銘柄よりも人気な銘柄のほうが安心できます。
みんなが欲しがるものを欲しても割高になってしまうのも事実です。
話題の銘柄に飛びついているだけなのか、それとも長期的な価値が高まっていくものに投資をしていくのか、その点を考えていないといけないなと思います。
自分自身が群衆心理に影響されて熱狂の渦で同じように行動をしないように客観的にならないといけないです。

日本の銀行株や保険株はとても業績が良い企業も多く素晴らしい企業も散見されます。
しかし、高値掴みをしてしまえばいかに良い企業も含み損が出てきてしまいます。
米国の地銀の金融不安が出ていきドミノ倒しで他の銀行株にも波及していく場合があると思えば、リスクについて考え始めますし、銀行株や保険株の株価が上がり続けても今本当に投資をすべきなのかと冷静に考えることもできます。

投資をするにあたって本当に長期的に価値が高まっていく投資先なのかを再考するべきだと思います。
大手の商社であれば、金融不安や国際情勢の不安があって、業績が落ち込む場合も時にはあると思いますが、持続的に成長していき株価も上がり、配当金も増えていき、将来的な価値も高まっていくと思います。
人によっては考え方が違います。
KDDIやNTTがゆっくりではありますが成長し続けて株価も今は軟調でも価値が高まっていく企業であると投資をするかもしれません。

話題のある銘柄だから飛びついてないか、高値掴みをしていないか、リスクを考えて、本当に長期的な価値が高まっていく企業に投資をしているかを念頭に投資をして、日々学び投資の判断を行っていけばいずれ資産も増えていくと思います。


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