今月に入り3月決算の企業の決算が発表されてきています。全体的には、日本企業の好決算からの来期予想もよさそうなだけでなく、増配などの企業が多く散見されています。
日本の企業も良い業績を残しているので、増配をして株主に積極的に還元するだけではなく、働いている従業員の給料もどんどん上げてほしいと思います。
株主あっての会社なので構造上、サラリーマンの給料は経費なのでいかに経費を抑えるかとどうかになっているので仕方がないですね。
今回も考えていたのは、決算の発表時期は人の感情が大きく揺れ動く時期なので、注意して冷静に行動しなければならないなとということです。
出来事として総合商社がまたさらに上昇していて、投資先の伊藤忠商事の含み益が増えているのを感情的に嬉しいと感じているので、そこからさらに他の商社の株価も上がるのではないかと適当に考えていて、今投資をしている兼松も商社ですが、他の大手と比べてもそこまで株価が上がってないので、今を逃してしまうと株価が上がり投資をしにくくなってしまうと、焦って行動をしようとする自分がいます。
自分を分析すると、この行動ってまずいなと思います。今まで短期的な決算の内容を下に投資をしてよい結果を出したことはあまりないなと思います。
決算時期でどのように行動していくべきか
決算時期は行動がリスク的になる。冷静さを保つのは難しい。
総合商社に投資をしている人は含み益が増えてきている方も多いと思います。
総合商社の株価上昇の勢いは驚いている反面、異常さも少し垣間見えます。含み益が増えてくると、感情的に嬉しくなってきます。
気持ち的には、もっと含み益を増やしたいという考えがでてきます。
含み益が増えると自分には才能があると誤認識してたまたま上手くいっているだけなのに過信しているのか、感情的になって理性的に判断ができないのかはわかりません。
総合商社の株価上昇で、自分が投資をしている商社の兼松ももしかしたら株価が上昇するかもしれないと、今ある資金を投入しようと突然夜に思い始めました。
突然そんなことを考え始めたので自分は今冷静ではないんだと理解しました。
リスクをさらに取って資金管理をできずにチャンスを逃す場面を今年に1回ありました。
同じ過ちを犯すところでした。
決算において大事だと思うのは、内容ももちろん大事ですが、短期的な結果の業績に焦点を当てるのではなく、長期的に見て業績はさらに良くなる材料があるのかを判断して投資をすべきです。
また、自分の分析をしてリスクを大きく取っていないか、資金管理できているか、焦って投資をしているだけではないか、株価がもしここから極端に下がっても追加で投資をできると思うかなど自分を分析していく必要があります。
また自分の分析だけでなく、周りの投資家はどのように行動しているかを観察するべきです。
僕はTwitter(旧X)やyahooの掲示板やYoutubeの投資動画のコメント欄を見て現在投資家はどのように考えどのように行動しているかリスクは大きく取っているか、楽観的か悲観的になっているかなどを観察しています。
悲観的になっていて、株価が大幅に下落しているのであれば、恐怖という感情を取り除いて投資をしていかなければなりませんし、投資家が楽観的にリスクを大きく取っていっている様であれば、自分は行動を控えめにしていかなければならないです。
通常の生活ではみんなと同じように行動していることは安心できて楽ですが、株式市場ではみんなと同じ行動や考えは危険です。
株式市場では、羊の群れの一員になるように行動しては危険です。羊の群れは狙われています。狙われていることに気づいていないので、株価が大幅に上昇してリスクが高まっているにもかかわらず、みんなが投資をしているから大丈夫だろうという考えで動いています。
たまに羊使いが現れますが、羊使い(著名投資家、投資アナリストなど)の先導(銘柄をおすすめされるなど)されて投資をするのは良くないです。
市場では羊の群れに加わるのではなく、一匹狼になる勇気が必要です。
一匹狼で行動しているので自分の責任で投資を行う必要があります。何かあったときに失敗を誰かのせいにしたりすることはできません。誰かのせいにして、失敗を正当化するのは簡単です。
決算の時期に大事だと思うのは、長期的に良い判断を下す。それだけだと思います。
常日頃株式を分析して良い企業を探して資金管理ををして、タイミングが合うのであれば投資をするべきです。長期的に良いと判断した積み重ねがすぐに結果として目に見えないかもしれないです。
しかし、長期的に良い判断を積み重ねればいずれ結果がついてくると確信しています。
だから、決算発表があって業績が良いからと短期的に目先の餌に釣られるではなく、長期的に良いと思う判断を積み重ねる。株価が上がってチャンスを逃す可能性もあります。しかしチャンスはいずれ訪れます。思わぬ形でチャンスが訪れます。チャンスを逃さないためにも、準備が必要です。
感情的に短期的に業績が良いからと投資をすればもしかしたら、運よく良い結果が生まれるかもしれないです。
5年、10年と投資をすると考えたときに、その良い運は続かないと思います。
今投資をしている人は含み益が増えていて、さらにリスクを取ろうとしているかもしれません。
良い決算を発表して、以前から分析していて投資を考えていて、さらに投資をしたい考えが出ているのであれば投資をすべきです。
ただ、短期的な考えで投資をすると、投資をしてみて時間が経つと冷静さを取り戻して、株価が下落して含み損を抱えたり、悪い材料がでてくると、投資先が微妙だなと感じたり、他の投資家が投資をしている銘柄が魅力的に映ります。
含み損を損切りして、他の銘柄に投資をするも結局失敗するパターンになる可能性があるので注意が必要です。
自分を冷静に見つめ直し、その判断は短期的なものか、長期的なものかを分析して、焦って行動はしてはいけないです。
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