昨日ランニングをしている時に、銀行株について考えていました。
僕は三菱UFJを200株のみですが保有していて、取得当時の株価が634円です。
2Qの決算で、増配を発表して10円増配して一株配当60円になり取得単価の配当利回りが9.46%となりました。
取得単価の配当利回りで9.46%ですが、配当利回りで9.46%ですよ!
なかなかにエグイ。
何か一回だけの配当だけじゃなくてで、しかも大手の銀行でです。
今もし三菱UFJ銀行が配当利回りが9%だったら誰もが欲しいと思います。もってるだけで年間9%のリターンを得られます。その時にバグっているなとランニングしている時に思いました。
こういうバグって、過去にもありました。
海運株、商社株と銀行株とバグっている状態をみてどう対応するべきなのかを考えてみました
高配当株のバグについて
株式投資をやっているときに面白い状態としてバグがあります。
以前、海運株が運賃の高騰や為替の影響も相まって業績が大幅に向上して、その分大幅に増配を行いました。記憶では配当利回りが10%台になっていて、かつ自社株買いなども行われていて株価も上昇していて株主に大きなリターンをもたらしたと思います。
そのときにダブルスコープの企業の株価が急騰していた記憶があります。
2023年3月ごろにダブルスコープの株価が800円台から9月ごろに2,900円になっていましたが、僕にはそんな株価が上がるほど価値があるかなと疑問視していました。その時にはxで個人投資家が投機に走り早く儲かりたいがために株価が上がっているからと投資をしているようにも思えました。
久しぶりにダブルスコープについて思い出して株価をみてみると、333円とかなりしぼんでいました。
この時に自分の分析は間違えてはなかったなと思います。
当時の海運株が上昇している場面を見て、業績も一過性のものであると勝手に判断して自己防衛をするかのように今後はこの業績を維持できないと思っていました。しかし、2022年頃から現在まで株価が上昇したので配当利回りが下がってしまいましたが、変わらずに配当利回りが5%台と現在も高配当の還元を行っています。
難しい点として、大幅に増配した銘柄に投資をするのは株価がかなりボラティリティがあります。
海運株は景気敏感株でもあるので、業績に大きなインパクトがある情報が流れたら株価が下がってしまうことも何度もありました。
ただ今でも好業績は継続しているところをみると、業績も急激に落ち込んでいるわけでもなく、株式は面白いなと思います。
株式ではないですが、芸人で一発屋の芸人は時流に乗れば、人気者になり、実力以上に仕事も急激に増えて、お金も使う暇もないほどバグって入ってきます。
しかし、ブームが過ぎると、一発屋の芸人に飽きて違う芸人に移りと繰り返されます。
ただ、ブームが過ぎても、芸能界で生きる残る武器になる能力があり芸人として突出した能力があることで生き残り続けている芸人もいます。
株だけじゃなく、こういう芸能関係や、映画とか、ゲームとか人生に通じるものがあります。
ダブルスコープの株価が急激に伸びて維持できずに今は停滞して、一方で海運株は今も好業績を維持できていてる状況を見て、ただブームになっているまやかしの株価なのか、業績に裏打ちされた投資先なのかを深く分析しなければならないと思います。
商社株に関しては、以前まではコングロマリットディスカウントと常識的に言われて、何やっているかわからないから好業績は出していましたが、そこまで評価はされていませんでした。
しかしウォーレンバフェットが投資をしてから、株価もかなり伸びるだけでなく、株主還元も積極的に行われました。追い風で、資源高や為替の影響もあり業績もさらに伸びました。
資源高も落ち着き、為替も少し円高に振れつつも昔と比べたらまだまだかなりの円安です。
その状況でも商社株の業績は好業績を維持していて、株主還元も積極的に行われています。
僕も伊藤忠商事の保有の継続で、毎年増配を受けて恩恵を受けています。
また兼松に投資も行っていますので、増配と株価上昇の恩恵を受けています。
この点が難しいです。
株価が上がってくると、今は株価が上がっているから高いと勝手に判断します。
つまり、昔の株価水準で物事を考えているので、考え方がアップデートされていないままなので、さらに業績が改善されて配当を還元、株価上昇でさらに買いにくくなります。
僕も三菱UFJに関しては、勝手に株価上昇しているから今はもう買えないかなと思い続けて何年もたちましたが、上がり続けてさらに上がり続け、結局もったいないことをしたなと思いました。
今もそう考えています。さすがにもうこれ以上は株価上昇はないだろうとか、これ以上の業績はないだろうと。ただ思うことは、急激にバグっているかのようにまだ業績が向上して株価も上昇する可能性もあります。
難易度とリスクが上がります。そのまま投資をしないというスタンスを貫くことは簡単です。
チャンスは逃してしまう可能性は大いにあります。
それはよくはないなと今回の記事を作成している時に思いました。
確かにリスクはありますが、冷静さを保ちつつも、考えを常にアップデートしていく必要があります。
海運株や商社株、銀行株について考えている時にそう思えました。
しかし、何事もバランスが大事だと思います。
日経平均は今年で大きく下がった局面がありました。
その時の資産の減り方が尋常ではないのと同様に、もしそれくらいの株価が下がったときに、今の投資スタンスはリスクを取りすぎていないかを考えないといけないです。
沈みかけている船から脱出するために、ボートにみんなで乗り込みつづければ定員オーバーでそのボートも沈んでしまいかもしれません。
海運株、商社株、銀行株は調子は良いですが、長い期間で投資を考えたときに、10年、20年の期間で考えたときに、どうなるかはわかりません。バグっているかのように業績が上向いたときに投資をして短期的に儲かるというのも良いと思います。長い目で投資をしてきたときに、今が好調だと判断した銘柄を追い続け投資をするのは、果たしてリターンがついてくるかはわかりません。
安い時にコツコツ投資をして、誰もがあまり欲しいなと思わない状態で、業績が改善するのを待つ方がリスクを抑えられるのではないかなと思います。
自分の投資は勝ちに行く投資ではなく、負けないように投資するを心掛けています。
業績が上向いて、株価が上昇して、株主還元もバグると、思った以上に魅力を感じてしまいます。
投資をしようとする際の冷静さと投資先を保有し続ける情熱を持てば良いのではないかなと思います。
銀行株には魅力を感じていますが、冷静に分析をしていく必要もあります。
株価が低迷しているからといって、価値が低く見積もられているだけかもしれないです。
銀行株は急騰していますが、だからといって投資をしないわけではないです。
ここから先も長期的に成長余地がある投資先だと判断すれば投資を行っていきます。
最近では暗号資産が急騰して、すぐに儲けたいという人が多く出てきました。
暗号通貨は勉強したことがないのでやろうとは思わないです。
自分の理解できる部分に投資をしていこうと思います。
商社に関しても兼松については今後も継続して投資をしたいと思います。豊田通商も気になっていますので分析しながら良いと思えば投資をしようと考えています。
大手銀行株は情報収集して時間をかけて分析して投資を検討しようと思います。
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