伊藤忠商事の株価下落で思うこと。勢いがあるときはリスクが高まっている。

投資

自分が投資をしている伊藤忠商事の株価は下落し続けています。
伊藤忠商事の株価下落だけでも50万円程資産が減少しています。といってもあまり気にしてはいないのですがもっとここから株価が下がっていくのであれば追加投資のチャンスが出てくるのでむしろありがたいです。

今回思ったのが勢いが高まっている時がリスクが高まっていることということです。
以前考えていたこととして、商社全般もいつか業績が落ち着いてきたときに株価下落していくと何かの記事で共有していました。円安に恩恵がある銘柄ばかりでポートフォリオを組んでいるのは中々リスキーだとも以前の記事で考えていました。局面が変わり、円安から円高に移行していく段階になった時に、商社株もまた一段と株価が下落してくと予想しています。

勢いがあるときにリスクが高まっているについて考えます。

日経平均がかなり下がりましたが、様子見します。円安銘柄に対しての投資を再考する。
日経平均がまた大幅に下落しています。下落は▲1,638円とかなり下がって引けました。昨日はけっこうびっくりしました。昨日資産を見てみたら、含み益が一日で▲30万円程減っていて、二度見しました。何かの間違えかと何が下がっているのかをみてみたら...

勢いがあるときにリスクが高まっている

伊藤忠商事だけでなく三井物産、三菱商事も株価が下がってきています。今まで勢いがあった銘柄の株価が下落し続けています。
資源価格が下がっているだけではなく、トランプ関税で影響がかなり大きいのではとか、三菱商事に関しては洋上風力発電の減損がでるという情報があり株価も下落してきています。

株価が上昇局面だと人は考えを楽観的に見てしまいます。
業績が好調になりさらに、追加の株主還元を期待して投資をして株価が上昇してというサイクルになります。
しかし業績もどこかで頭打ちになるときがきます。
前は海運株が配当利回り10%を超えていた時にバブルだなと思ってリスクが高まっていると判断して投資を控えていましたが、今も業績は依然と比べると下がりましたが意外と高配当は維持されています。
いつか海運株も何かが起こったときに業績に陰りがでて減配があったときに、株価が商社のように下落していくのではないかと思います。

半導体株もそうでしたが、最近では信越化学の株価も下落しています。
今後も半導体関連は成長していくと、世の中に半導体は欠かさないとか、データセンターがとか、どっからわいてでてきたのかわからない意見を下に今後の将来が良いと判断して、信越化学は財務が鉄壁だからとか、利益率が高いからとかという理由だけで投資をして株価が割高のときであれば含み損が出てしまう可能性があります。

最近では銀行株も勢いがあります。
はっきりいうと少し異常かなとも思っています。
金利上昇で銀行の収益性が上がり、業績が向上して追加還元を期待して株価が上昇して、楽観的になる人が多くなっていくと思います。こういう時がかなりリスクが高まっているとも思っています。
商社も業績や株価が上昇している局面では期待度が高く、さらに株価上昇期待や業績や株主還元をさらに期待していた人も多いと思いますが、その期待が悲観になっていき楽観している人から悲観的な人に変わり株価下落していきます。

銀行株もいつか金利上昇で収益性が向上しても限界があります。
金利上昇しているということは、もし貸出先が倒産が増えていくのであれば貸倒費用が発生していきますし、アメリカの地銀の破綻や中国の銀行もみたいな話がまたでてきたら、ドミノ倒しのように崩れていき、銀行株もそれにつられて株価も下落していく可能性があります。
可能性であり、なくはないのかなと思います。

これから銀行株に投資をする人や、今保有している人でもリスクを認識して投資をしないといけないです。株価が上がり続ける、業績が上がり続ける企業はないと思います。どこかで引っかかるところがあると思います。

思うに調子が良い時には注意深く行動して、調子が悪い時には楽観的に行動する。
人生でも同じですがそんな風に逆張りで投資をしていけばよいのかなと思います。

三菱UFJに関してはそろそろ売却を視野に入れる必要があるのかもしれません。
お祭りが終わる前に。

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