ウォーレンバフェットの商社の買い増しの可能性浮上について。投資とはいったい何なのか?

投資

2025年2月22日にバークシャーハサウェイのCEOのウォーレンバフェットは株主に向けて手紙が公開されました。
その中で商社株の買い増しについて触れる言葉がありました。
商社株の買い増しの可能性が増えるということに関しての情報は非常に嬉しい情報です。
ただ思うのが、個人投資家として思うのが株価の上げ下げで一喜一憂しすぎているなと反省しています。ウォーレンバフェットの手紙の中で、商社株の買い増しの内容とその投資スタンスを見て、事業の一部を持っていると自覚して投資をしている一方で、僕のような凡人投資家はトレーダーのように株価の上げ下げや一時の配当金に一喜一憂している。

改めて投資をするというのは何なのか、ウォーレンバフェットの手紙の中で感化されて気づいたことを共有したいと思います。

ウォーレンバフェットの商社の買い増しの可能性浮上について。投資をする時間軸とはいったい何なのか?

ウォーレンバフェットの手紙の中で商社株の買い増し可能性に触れていて、早速週明けは株価が上がるのではないか?自分だったらこの商社を投資しようと思っている、地合いも悪いしトランプ関税の影響もあるので株価は上がらないんじゃないか、商社株のリップサービスで株価を上げて自分だけ売り抜けようなど様々な意見が飛び交っています。

この意見とかはかなり近視眼的になっているなと思わされます。
もちろん僕もこの情報を入手してそのことについて考えている時点で近視眼的な投資家であり同じ穴のむじなですが。

ウォーレンバフェットは株主への手紙の中で時間をかけて比率を引き上げる可能性があると言及してこのポジションを何十年も関係を構築して総合商社との協業も視野にいれています。

その時に、ウォーレンバフェットは投資というのは事業の一部を保有していると言及していることを思い出しました。
近視眼的になっている自分のような投資家は目先の株価の上げ下げに一喜一憂していて、株価が上がるか下がるかを期待してお金を投じている投機家です。
一方でウォーレンバフェットのような投資家は将来の長期的な事業の企業に成長に投資をしています。目先の株価が上がったとか下がったとか気にするはずもなく、、早速週明けは株価が上がるのではないか?自分だったらこの商社を投資しようと思っている、地合いも悪いしトランプ関税の影響もあるので株価は上がらないんじゃないか、商社株のリップサービスで株価を上げて自分だけ売り抜けようなど様々な意見など眼中にもなく将来的にも事業が堅実に成長してくことに対してお金を投じています。

協業も視野に入れているという話の中で、事業の一部として投資をしています。
ウォーレンバフェットは長期投資家として知られています。コカ・コーラやアメリカンエクスプレスなど様々な経済的堀を持った投資先を保有し続けています。

もし自分がウォーレンバフェットの立場になり、コカ・コーラが3倍以上に株価がなったら売却したい欲に駆られると思います。それでもウォーレンバフェットは売却をせずに保有し続けています。

ウォーレンバフェットの投資家の能力はチャンスを待ち続ける忍耐力や長期で保有し続ける握力など総合的に掛け合わされています。

今一度投資をするときに自分に問いたいのが、目先の株価の上げ下げに期待して投資をしていないか、長期的に企業の事業が成長していくことに投資をしているかを自問自答しないといけないなと反省しています。最近では、株式の情報収集をしている時にブリヂストンが今後増配する可能性が高いという情報に触れて配当金欲しさにその情報に釣られて投資をしようと考えていた時期もありました。

投資をしていると色々な情報に触れて、あれも欲しいこれも欲しいと、風が吹くままに流されて投資をしようとしてしまいます。上手くいかなくなってくると、夢から現実に戻り、風に吹くまま投資をしていた自分がいたと気づき始めます。

ウォーレンバフェットが果たして、大幅に株主還元するから配当利回りが上がり投資先として良いからと喜んですぐに投資をしに来るだろうかと考えたら全く想像はできません。
週明けに商社株の株価が上がっているからと、チャートを見て一喜一憂しているかは全く想像できません。おそらく静かに本を読んでいるんじゃないかと思います。

投資をしているとどうしても近視眼的になり目先の利益を得るために投資をしてしまいがちです。
それほど情報があふれているということとも考えられます。
すぐに結果がでる、すぐに美味しいものがでてくる、すぐに美しい映像が見られる、すぐに健康になれる、すぐにお金が増える、すぐに快楽に浸れる、現代はすぐに結果を求めようとしすぎて、賞味期限が早い情報に触れすぎています。周りが休みを楽しんでいる間に目先の消費を我慢して、将来のために今を犠牲にして投資をすることはとても大変です。

アマゾンのベゾス氏とウォーレンバフェットの会話の中で「なぜあなたの手法を真似する人がいないのか」と聞き、ウォーレンバフェットは「ゆっくりお金持ちになりたい人はいないからだよ」。と答えました。このウォーレンバフェットの言葉の中に投資哲学があります。

改めて投資姿勢を正していく必要があります。オハマの賢人の考えや行動や価値観は視野を広げてくれて、視座も高めてくれます。

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