三菱商事の投資検討を辞めて、伊藤忠商事に投資検討を切り替えました。

★★★★★ 欲しい銘柄上位

先日人気な銘柄について考えていました。
その中で三菱商事は株価が下がってきて、配当利回り4%を超えて魅力的に映っていました。
株式分割後に取得単価が下がり投資はしやすいですが、投資はしやすい分投げ売りもしやすいです。
そこで三菱商事に本当に投資をしたいのかを考えて、三菱商事の資料を読んでいたりするのですが、なんかしっくりこなかったです。
読んでいくとやはり頭の片隅にあったのが伊藤忠商事でした。
伊藤忠商事は現在株価が7,300~7,500円と100株だと70万円ですので僕のようなサラリーマンには一気に投じるには大金で、もし一括で投資をした場合に株価も下がったら追加で投じるお金が底をついてしまいます。しかし今年に入ってからジャックスに投資をしたように貯金するように投資をするというメリットを見出して、100株投資じゃないといけないんだという固定観点がなくなり、自分が本当に投資をしたい投資先はどこかと考えたときに伊藤忠商事でした。
自分が本当に投資をしたい投資先はどこなのかを考えてみたいと思います。

三菱商事の投資検討→伊藤忠商事へ変更

NISA人気個別銘柄に投資は気を付けるべき
昨年の初めには日本電信電話が下がり続けて、新規で投資をした投資家は含み損になってしまっていると思います。また直近では三菱商事や日本たばこ産業など株価が下がりつつあります。アステラス製薬も同じように個人投資家に人気な銘柄であると記憶しています...

伊藤忠商事に投資をしようにも毎回100株で70万以上は高いなと思っていました。
今回本当に株価を抜きにして投資をしたい企業はどこかを考えました。
三菱商事も素晴らしい企業で、取得単価がそこまで高くなく無難に配当利回りが高く、大手で優良企業で株価も下がっていて狙い目であると考えていました。
しかし、もし株価を抜きにしてどこにでも投資をできる権利を与えられたら、果たして三菱商事に投資をするかを考えました。真っ先に考えはNOと答えました。
そしたらどこだろうか?伊藤忠商事だろうと思いました。もし、伊藤忠商事と三菱商事が同じ株価水準で、配当利回りも同じ水準だとしたら伊藤忠商事だろうと思いました。
今までの自分の考えは取得単価が高い銘柄に対して投資をできないから妥協をして投資をしやすい銘柄を選定して投資をしていました。

投資をしている先で一番今含み益がある銘柄だから、ひいきしているようにも考えます。
ただ、伊藤忠商事の情報を収集していると世界に通用する素晴らしい企業であるなと感じられる場面が何度もあります。
最近では、日本製鉄がUSスチール買収に際してバイデンさんにNOと突きつけられても、橋本会長は屈せずに自分の考えを主張し続けています。
僕じゃなくても大体の人が、アメリカの大統領だった人にNOを突き付けられたら、そうですよねと意見を引っ込めると思います。それは自分の安全だったり、快適さだったり、国際問題になったらどうしようとか、企業が将来的にリスクにさらされる可能性もあると思い、リスクを取らず意見を引っ込めると思います。
しかし日本製鉄の橋本会長は違いました。日本製鉄に投資をしていて良かったなと思います。投資家として誇らしいです。こんなに熱意がある経営者の会社だから投資をしたいと思わせてくれます。

日本製鉄に関して今後記事にしたいと思います。

伊藤忠商事の今の事業がここまで成長したのは、為替とかの影響や資源高の影響ももちろんあると思いますが、思うのがここまで成長できたのは必然なのではないかなと思わされる時がありました。

あるときに伊藤忠商事について情報収集していると、機械カンパニー プラント・船舶・航空機部門 北米電力関連事業説明会の資料が2024年12月4日に公表されていました。

説明会資料|伊藤忠商事株式会社
伊藤忠商事株式会社の「説明会資料」についてご紹介いたします。伊藤忠商事は繊維、機械、金属、エネルギー、化学品、食料、住生活、情報、金融の各分野において幅広いビジネスをグローバルに展開する大手総合商社です。

説明会資料のスクリプトの文章を読んでみると8ページ目にどのように北米電力事業を拡大してきたかを説明しています。2000年代ごろから電力自由化に伴って、伊藤忠商事も参入していてそのあと20年以上に時間をかけてコツコツと実績と機能を積み上げてきたと説明があります。
この説明の流れで変化や環境の変化にも対応して、シェールガスや再生エネルギーなど事業の流れの対応や事業の改善に改善を積み重ねてリーマンショックの時や、コロナの時も乗り越えています。
事業をどのように改善して利益を積み上げることができるかを考え抜いて、それが20年以上積み重なっているという説明の概要を読んでこんだけやれたら、今の伊藤忠商事が稼げているのも当然だなと思いました。伊藤忠商事の北米電力事業以外にも同じように事業を進めていて改善に改善を積みかねて環境の変化にも対応できてさらに利益率を向上していき、ノウハウ、技術なども蓄積されていくと考えると今の業績になっているのは必然だと思わされる内容でした。

ネットが発達して、投資をする際に数値が簡単に収集できる時代になりました。
数値ばかり追うのではなく、背景も大事だと思います。
伊藤忠商事以外にも三菱商事も同じように事業を進めてはいるかもしれません。それでも今まで情報収集をして保有し続けて思ったのは伊藤忠商事に投資をしていてキャピタルゲイン、インカムゲインだけでなく、自分への良い影響もありました。

最近丸紅についても情報収集していました。丸紅もとても素晴らしい企業だと思いましたが、今は投資するべきではないのかなと思いました。数値上ではROEが高いとか、今後も株主還元積極的に行うとかあり良かったのですが、経営者の言葉の中にちらっと見える、少し息継ぎが苦しそうな感じで、成長、成長と息巻いているような印象を垣間みえました。確かに成長は大事ですが、成長ばかりに目がいき、リスクとか顕在化したときに大丈夫かと不安要素が見えました。どこかで少し事業に陰りが出でてきそうだなと予想しました。
事実かはわかりませんが、何かの情報の記事で丸紅の関係者が他の総合商社が株主還元に積極的になっているので、自社もやらないといけないが株主還元よりも事業へ投資を追加で行いたいとあり、息継ぎが苦しそうに思えています。情報は色々ですので、その情報を鵜呑みにするべきではないと思います。


毎年統合報告書の中の岡藤会長の言葉が述べられているのですが、その中に皆様と一緒に伊藤忠グループの成長を喜べる、また更なる喜びを共有したいという思いが、私の企業経営のモチベーションになっていますと述べています。
この中の言葉に本当に企業の価値をさらに成長させていこうという気概を感じます。
他の企業の経営者の言葉を読むと、表面的なもので、成長させようという思いがあまり伝わらないというより、稼げているしこのままリスクなく、のらりくらりできたらという姿勢が見受けられてしまいます。本当に良い企業にしたいという経営者率いる企業に投資をしたいです。

伊藤忠商事には一気に100株を投資をするのでは株価が下がったときにリスクがあるので、10株単位で時間を分散させて投資をしていこうと思います。直近で株価も下がってきているので、今は投資をしたい水準です。


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