先週の暴落で資産が大幅に減ってしまいましたが、少しずつ回復してきています。
暴落している間に、あまり見たりするのは精神衛生上あまり良くないなとは思いつつも、何が下がっているか、どの銘柄が耐えているかなど観察していて、今回の暴落で思ったことがあります。
今まで株価が上がっていた銘柄、金融株や商社株、半導体株などに集中的に投資をしていたら、ポートフォリオが大きく毀損していたということです。
僕も商社株に投資をしているのですが、商社株の割合が8割以上となっていたら、資産が大幅に下落してなかなかメンタルに来ていたと思います。
今後の投資のポートフォリオについての方向性について再考していきます。
少しでも参考になれば幸いです。
ポートフォリオの分散について
2024年から銀行株や損保株、商社株などの銘柄が上昇してきていました。
2024年から投資を始めた方は、株価上昇で魅力を感じて人気な銘柄に投資をしてしまったかもしれません。
僕もどちらかというと、伊藤忠商事や兼松などの商社の投資額が大きくなってきていたので、今回の暴落はポートフォリオにマイナスに響きました。
特定の銘柄や業種全体の株価が上昇していると、毎週含み益が増えることに対して浮かれてしまい、リスクについて考えなくなってしまいます。
今回の暴落を受けてたしかに今まで上がっていた銘柄の株価が下がっていしまいました。
暴落とはいうものの、2024年1月ごろから上がっていた銘柄の株価が2024年1月に戻ったようなものなので、暴落した銘柄に対してはそこまで欲しいとはならなかったです。
東京海上などストップ安、三井住友フィナンシャルグループもストップ安などで一時的に魅力を感じましたが、冷静になって考えてみると、配当利回りは良くなったものの、ただ戻しただけではないかと思っていました。MS&ADなども株価が下がり配当利回りが5%以上もありましたので、魅力を感じたのは事実です。
配当利回りが高い銘柄に投資をして配当金を増やしていくのも大事ですが、最も大事なのは市場から退場しないことです。
もし金融株を中心にポートフォリオを組んでいたら、何かあったときにあっという間に株価も下落して、資産が大幅に減ってしまう可能性もあります。
金融株を中心に投資をしていた人は暴落する前はかなり含み益が増えていた人が多いと思います。
でも今回の暴落を受けてあっという間に資産の含み益が減ってしまったという人も多いはずです。
株価が下落しても、強気な姿勢を崩さずに、暴落はチャンスだと買いに行き、さらに暴落した場合でも楽観的に物事を言えるかは僕だったら無理です。
金融株だけでなく、円安の恩恵を受けて業績にプラスになっていた銘柄を投資をしていた人もかなり資産が減ってしまったはずです。
これからも円安が続くと思って投資をしていたかもしれませんが、リスクは急にでてきます。
トランプ大統領が当選して、円高になっていく流れになれば、今まで投資をしていた円安の恩恵を受けていた銘柄の株価は下がっていく可能性もあります。
このまま円安が続くのであれば、円安に恩恵がある影響は今の好調な業績が継続されると思います。
僕は予想屋ではないので、今後円高か円安になるか、株価が上がるのか下がるのかもわかりません。
外部的な影響の材料を受けて、流れるように投資はしないようにしています。
それは外部にコントロールされて生きているようなもので、生かされてるいるようなものだと思うからです。
ポートフォリオも円安に恩恵がある銘柄とか、金利上昇で業績が良い銘柄とか、そのような銘柄を中心に投資をしていくのではなく、バランスよく投資をしていく必要があると思います。
配当利回りはそこまで高くはありませんが、食品株に投資をしてみるとかも良いかもしれません。
Reitも分配金利回りが高いだけでなく、いままで全く上がっていなかったので、そこまで株価下落も限定的であるとか、探せばよい銘柄は多いと思います。
NTTも最近株価が軟調なので狙い目かもしれないです。
ポートフォリオの見直しとキャッシュ比率を高めてチャンスを待つために、東ソーと内外トランスラインを売却をしました。
今後の方向性としては、現状では金融株に暴落が起きても投資をするのは控えています。暴落にさらに暴落で金融株が総悲観になるようであればわかりませんが、金融株に投資は現状控えています。ジャックスに関してはここからさらに下落して、誰もが見向きもしない状態になるようであれば投資をしたいなと考えています。
株価が上昇している銘柄はとても魅力的に映りますが、今がとても魅力的に見えてるだけで、あとは下がっていくだけかもしれません。
誰も投資をしたい銘柄で誰もが儲かるのであればいいのですが、そこまで投資は簡単なものではないです。
ポートフォリオの方向性としては商社株では、兼松か伊藤忠エネクスあたりに投資をしていきますが、そこまで商社の比率を高めないようにしていきます。
食品株で利回りが良い銘柄や、これから増配していきそうな銘柄に投資をしてポートフォリオを構築していこうと思います。通信株のNTTやKDDI、沖縄セルラー電話もコツコツとポートフォリオに組み込んでいきます。配当利回りが高い銘柄も大事で、配当を早く増やしたい気持ちもわかりますが、配当を増やしつつも、企業の質が高い銘柄に投資をして長期的に資産を増やしていこうと思います。
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