最近9月の権利確定に向けて高配当株の株価が全体的に上昇しています。
自分が狙っていた兼松、伊藤忠エネクスや東京センチュリーもいつの間にか株価上昇してきてしまっていて、チャンスを逃してしまったなと思います。
毎回思うのが株価が上昇しているタイミングというのは、他の銘柄が上がっているからとチャンスに乗り遅れないように短期的に行動してしまいます。
株価が上がっている時は用心して投資をするべきについて考えてみたいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
株価が上がっている時は用心して投資をするべき。
僕も以前に株価が全体的に上がっているタイミングで権利確定前に乗り遅れないようにと投資をしていた時期がありました。
ただ、そういう時って大体含み損になる可能性が高く、なんであの時に投資の判断を下してしまったんだろうかと思う時が多くありました。
おそらくそれというのは、大体の投資家と同じ行動をとってしまっているからだと思います。
みんなと同じように行動するというのは安心感があります。
しかし、市場において他の人と同じように行動をするとあまり好ましくない結果を出してしまう恐れがあります。
人生でも似ているところがあります。
通勤電車で朝に会社に行く際に、スマホでゲームをしたり、情報をスクロールして流していくだけで四でなく、youtubeのコメントを読んだり、ショート動画を視聴だけして駅に着く人と、自分の学習のために10分でもよいから本を読んだり、資格の勉強をしたり、語学の習得のため耳学したり、youtubeでお金のための動画を学びの時間として時間を費やして駅に着く人とでは結果的に将来が良い方向に進むかの確立が違ってきます。大多数の人が娯楽に時間を費やす中で、少数派は学びの時間として時間を過ごすのでは違うと思います。(僕もたまに娯楽は観ますので、程々が良いと思います)
投資においても、多数派の行動と少数の行動とではまったく異なります。
投資の世界において、大多数の人がリスクを積極的に取って、株価が上昇してくタイミングは居心地は良いですが崩れていくとあっという間に株価も崩れていきます。
また株価が上昇していると、自分も乗り遅れないようにと、まだ上がっていない銘柄はないかと探し始めます。探し始めて、余り情報収集したり分析をしていないのに、リスクを分析できておらず、割安だからとか配当利回りが高いからと投資をしてしまいます。結果的に株価が落ち着いてきて、全体的に株価が下がったりしていく中で、自分が投資をした先がいつの間にか株価が下がっているのをみて、さらに決算発表で業績があまり芳しくないことがわかるとさらに株価が下落してしまう可能性もあります。
だから妥協で投資もしてはいけないと思います。
もしかしたらラッキーパンチで、業績もよく増配で株価も上昇でということであればよいと思います。
それは絶対とは限りません。
全体的に株価が上昇しているからと、ただ上がっていない銘柄を妥協して買うともし株価が下がってしまったときにナンピンできませんし、長期で保有することも難しいです。
自分が投資をしようと思っていた兼松や伊藤忠エネクス、東京センチュリーの株価が上がってしまったので、今から無理して投資をしなくても良いなと思っています。
第一生命かKDDIか芙蓉総合リースか、サンフロンティア不動産か、豊田通商か、欲しい投資先はあるものの、絶対に無理はせずに背伸びはしすぎず、打てる球が来たときにヒットを積み重ねて打点を取っていくことがトータルのリターンを高めてくれると思います。
最近読んだ本の中で『チャーリーマンガーの実践グレアム式バリュー投資法』があります。
チャーリーマンガーの言及したことの中に、「ほとんどの投資家はリターンにばかり気を取られて、
リスク(どれだけ損失になるか)に関心を払っていない」という言葉に触れました。
その時に、短期的にリターンばかりにとらわれたり、目先の配当にとらわれてはいけないなと思いました。
あとは株価が上昇して自分から追うんじゃなく、株価が下がってあっちから来た銘柄をどう扱うかでリターン向上に繋がるのかなと感覚的に思います。このアイディアは言語化できたときにいつか記事にしたいと思います。


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