【投資の王道】統計学が教えてくれた、三菱HCキャピタルとヒューリックが最適解であると思われる。平均リターンを求める。

学ぶべき投資スキルについて

高配当株投資を続けている中で、今年から「統計学」を学び始めました。

「数字や数式は苦手だし、投資は直感や経験則でなんとかなる」

以前の私はそう思っていました。しかし、統計学の扉を少し開けてみた今、その考えは180度変わりました。むしろ、「統計学を知らずに投資を続けることの怖さ」がありました。

なぜなら、統計学の中にこそ、私たちが目指すべき「資産形成の正解」と、絶対に避けなければならない「落とし穴」が明確に示されていたからです。
そしてその正解を見つけた時、僕が保有しているヒューリックや投資をしたいなと思っていた三菱HCキャピタルといった銘柄が、なぜ素晴らしいのかが理論的に腑に落ちたのです。

今回は、僕が統計学を学んで得た「平均の本当の凄さ」と、そこから導き出される「地味な銘柄こそが最強である理由」について深掘りします。

少しでも参考になれば幸いです。

第1章:「平均」は「普通」ではない

日常生活で「平均」という言葉をあまり良い意味で使いません。「平均的な年収」「平均的な成績」……。どこか「平凡でつまらない」「特筆すべきことがない」というネガティブなニュアンスを含んで使われがちです。

しかし、統計学の世界、そして投資の世界において、「平均」こそが王様です。

統計学を学んで痛感したのは、「平均値を積み上げることの威力」です。

一発逆転のホームラン(外れ値)を狙うのではなく、期待値としての「プラスの平均」を積み重ね続けること。これが長期的にどれほど巨大な差を生むか計算したことはあるでしょうか。

確率の波を味方につける

投資には「運」がつきものです。ある年は+50%の大勝利、ある年は-30%の敗北。短期的にはバラつき(分散)があります。しかし、長く続ければ続けるほど、結果は「平均(期待値)」に収束していく。これが「大数の法則」です。

つまり、私たちが高配当投資でやるべきことは、一か八かのギャンブルで勝つことではなく、「平均的にプラスになる蓋然性が高いポートフォリオ」を淡々と維持することです。

「平均」とは、退屈な結果ではなく、「確かな未来を手繰り寄せる力」そのものです。

第2章:複利の威力を殺す「マイナス」の正体と「平均リターン」の罠

今回、統計学を学んで最も衝撃を受けたのが、「マイナスの平均がもたらす『逆複利』の恐怖」です。

「複利」という言葉が好きです。しかし、数式を紐解くと、複利は諸刃の剣であることがわかります。

「平均リターン」の罠

例えば、100万円の資産があるとします。

  • 1年目に50%損をして、50万円になりました。
  • 2年目に50%得をして、元に戻る……わけではありません 75万円にしかなりません。

50万円を100万円に戻すには、100%のリターン(2倍)が必要になります。

もっと詳細に見ていきます。

「バラつき(ボラティリティ)の激しい高い平均リターンよりも、地味で安定した低い平均リターンの方が、最終的にお金が増えることがある」 というパラドックスです。

  • 投資X(派手): 1年目+100%(2倍)、2年目-50%(半減)
    • (算術)平均リターン:+25%
  • 投資Y(地味): 1年目+5%、2年目+5%
    • (算術)平均リターン:+5%

一見、平均リターン25%の「投資X」が圧勝に見えます。しかし、100万円を投資した結果はどうなるでしょうか。

  • 投資X: 100万円 → 200万円 → 100万円 (増減なし)
  • 投資Y: 100万円 → 105万円 → 110.25万円 (+10万円超)

平均リターンが高いはずのXが、低いYに負けてしまう。 これが統計学で言う「幾何平均(複利の実質リターン)」の重要性です。
マイナス(失敗)を含む高い平均点よりも、「マイナスを出さずにコツコツ積み上げる平均点」の方が、複利の世界では圧倒的に強いのです。

一度大きくマイナスに振れると、その後の回復には莫大なエネルギーが必要になり、複利効果は完全に破壊されます。

つまり、投資において最も重要なのは「大きく勝つこと」よりも「大きく負けないこと」が大事であるということだと気づきました。

平均点を絶対にマイナスに沈めないこと。

これこそが、複利のエンジンを止めない唯一の方法であり、統計学が教える「勝者の戦略」なのです。

第3章:なぜ「三菱HCキャピタル」と「ヒューリック」なのか

この「マイナスを出さずに平均を積み上げる」という統計学的な正解にたどり着いた時、私の頭に浮かんだのが「三菱HCキャピタル」や「ヒューリック」のような銘柄でした。

正直に言えば、これらの銘柄に「派手さ」はありません。

AI関連株や半導体株のように、数ヶ月で株価が2倍、3倍になるような爆発力(ボラティリティ)はないかもしれません。

しかし、統計学的視点で見ると、「三菱HCキャピタル」や「ヒューリック」のような投資先は「理想的な平均の積み上げ」を体現しています。

1. 確実な「配当」というプラスの平均

三菱HCキャピタルは連続増配をしていますし、ヒューリックも実質的な増配を続けています。

株価が動かなくても、毎年3〜4%の配当金が「確定リターン」として積み上がります。これは統計的に見れば、「常に基礎点としてプラスが加算され続ける」という最強の状態です。

2. 株価のマイルドな上昇

そして、彼らは株価も成長しないわけではありません。

急騰はしませんが、事業の成長に合わせて「少しずつ」上がっていきます。

  • 配当金(インカムゲイン)
  • 緩やかな株価上昇(キャピタルゲイン)

この2つが合わさることで、トータルリターンは非常に安定したプラスになります。

派手な急騰がない代わりに、致命的な急落(マイナス)も少ない。つまり、「マイナスの複利」に陥るリスクを極限まで減らしながら、着実にプラスの複利を回し続けられるのです。

「派手さはないが、平均的に利益を積み上げる」

これこそが、統計学的に見た時に最も効率よく資産を最大化する方法だと気づきました。僕はこれを「退屈な勝利」と呼びたいと思います。

第4章:投資界の「イチロー」を探そう

この「マイナスを出さずに平均を積み上げる」という統計学的な正解にたどり着いた時、私の頭にはイチロー選手の姿が重なりました。

イチロー選手は、ホームランバッターではありませんでした。
派手な一発(高いボラティリティ)を狙って三振(大きなマイナス)のリスクを冒すのではなく、確実にヒットを積み上げる(高い平均)ことに徹しました。

彼の有名な言葉があります。

「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道」

これはまさに、統計学における「平均の積み上げ」と「複利の効果」そのものです。
毎日、確実にヒットを打ち、打率(アベレージ)を高く維持する。
スランプ(マイナスの期間)を極限まで減らす。その結果、日米通算4367安打という、誰も到達できない「とんでもないところ」へ到達しました。

三菱HCキャピタルとヒューリックは「イチロー」だ

「三菱HCキャピタル」や「ヒューリック」 は、株式市場におけるイチロー選手のような存在です。

AI関連株のような「場外ホームラン(株価2倍・3倍)」は打たないかもしれません。
しかし、「連続増配」や「安定した利益成長」というヒットを、毎年、毎日、確実に積み上げてくれます。

  • 決して三振(無配・減配)をしない。
  • 派手さはなくても、打率(リターン)は常にプラス圏を維持する。

一発屋のホームランバッター(急騰銘柄)は、翌年に大スランプ(暴落)に陥り、トータルで見ればマイナスになることも多いです。しかし、イチロー型銘柄は、着実に資産を右肩上がりに押し上げてくれます。 僕が目指すべきは、この「退屈だが最強のヒットメーカー」たちを集めたチーム作りなのかなと思いました。

第5章:仕事における「統計学的」信頼

この「平均の重要性」は、投資だけではなく、仕事に対する考え方も変えました。

今まで私は、仕事ができる人というのは「ずば抜けたアイデアを出す人」だったり営業で大きく売上を取ってきたりすると思っていました。しかし、統計学的な視点を持つと、評価基準が変わります。

「欠陥がない」という最強のスキル

仕事において本当に信頼され、任される人とはどういう人か。

それは、「アウトプットのブレ(分散)が小さい人」です。

ある日は120点のホームランを打つが、翌日は重大なミスをして-100点の損害を出す。

こういう「平均すればプラス」に見える人は、実は統計的にはリスクが高すぎて仕事を任せられません。

一方で、

「常に80点の仕事をしてくれる」

「致命的な欠陥(ミス)がない」

「感情や体調によるムラがない」

こういう人は、地味に見えるかもしれませんが、組織にとっては宝です。

「血管に触れるような(致命的な)欠陥がない」ということ。 それはつまり、「計算ができる」「予測ができる」ということです。

三菱HCキャピタルのように、派手さはなくても、毎年確実に増配(成果)を積み上げ、決して減配(マイナス)をしない。

そんなビジネスパーソンこそが、長期的に見て最も評価され、出世し、成功するのだと確信しました。

第6章:意思決定の質を高める

最後に、意思決定についてですが

統計学を学ぶと、物事を「点」ではなく「線」で捉えるようになります。

「今、この株が下がったから怖い」という感情ではなく、

「この銘柄は過去の統計上、増配を継続しており、平均的にプラスを積み上げる力が強い」

という客観的なデータ(主観的な期待値)に基づいて判断できるようになります。

一時のマイナスに動じず、平均への回帰を信じて淡々と保有し続ける。

それができるのは、自分の中に「統計」という羅針盤があるからです。

結論:地味な「平均」の積み重ねが、非凡な結果を作る

最近統計学を学び始めて得た最大の収穫は。
「派手な一発逆転よりも、地味な平均の積み上げこそが最強である」という真理でした。

三菱HCキャピタルやヒューリックのような銘柄は、一見すると退屈かもしれません。

しかし、「マイナスの複利」を避け、着実に資産を雪だるま式に増やしていくためには、三菱HCキャピタルやヒューリックの銘柄のような存在こそが最適解なのです。

「派手さはない。でも、負けない。」

この投資スタイルに自信を持ち、これからも淡々と、統計学的に正しい投資を続けていこうと思います。統計学を最近学び始めましたが、投資でよく見る平均の意味を本当の意味で分かっていなかったりボラティリティなど色々と投資をやっていくと触れる言葉の意味を理解し始めています。
インデックス投資もなぜ投資として最適解なのかも理解し始めました。
平均リターン7%ってすごい事なんだなと理解もしました。

難しそうと嫌煙していましたが統計学を今年から学び始めて良かったです。
まだ学びは浅いですが、少しずつ投資に活かしつつ、仕事にも活かしつつ相乗効果が生まれるようにアウトプットをしていくようにしていきます。

この記事はあまり面白味がないかもしれませんが、僕としてはこの統計学の平均という理解は今後の長期の投資先の選定で大いに役に立つなと思いました。


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