企業の分析をしていくと、今すぐにでも投資をしたいという気持ちが芽生えてしまいます。
最近では、自分が分析した企業の株価が上昇してしまってチャンスを逃したなということが何度もありました。
昔の僕だったら、資金を残して投資をしていたはずですが、いつのまにか給与が入ったら、すぐにでも投資をしたいという気持ちがあふれて投資をしてしまうジャンキーのようになってしまっていました。
自分が分析した企業の株価が上昇して、また投資機会を逃してしまったらと思うと焦る気持ちが感情としてあります。
前に投資本で紹介したポーカーの本の中で、資金管理について大事であると言及していました。
資金管理のメリットについて考えてみたいと思います。
資金管理のメリットについて
資金管理のメリットについてですが、一番は心の余裕を生んでくれるという点です。
コロナショックの時のような株価が極端に下落した場面で資金を温存していなければ、資産が減っていく中で立ち直ることはメンタルが強くなければ難しいです。ただ、メンタルが強くなくても資金を温存していれば、資金温存が心の拠り所となり気持ち的に楽になります。
仮に暴落がきて、自分が投資をしていた株が1,000万円ほどあったとして資金管理せずに全力で投資をしていて、資産が下がって500万円ぐらいになった想像します。
資産が減っていくだけでも不安が募っていき、僕だったら耐えられずに投げ売りしてしまうと思います。資金管理をしていて、投資できる現金が200万、株が800万円だった場合に、株が暴落して投資した資産が800万円が400万円程になるのは気持ち的には本当にしんどいと思います。
資金管理していた分、まだ心の余裕があり、200万円を使って株価が下がってしまった優良株を購入するチャンスが生まれます。人が購入していないときや悲観的な考えや行動になっているのを確認でできれば、チャンスであると捉えるべきです。あえて投資をするというのは勇気が必要ですが、人と同調して同じように投資をしていても、良い結果は生まれないと思います。
人と同調して行動しないので、必然的に孤独になり少数派の意見になってしまうので、自分の考えがあっているのかどうか不安になったりしまうと思います。その居心地の悪さは、本能が生き残るために無意識に辞めておけとシグナルを発しているのだと思います。
原始時代では、生き残り子孫を残す必要があります。生き残るには、過酷な環境で生き抜く必要があります。過酷な環境であると、命を落とす可能性が高るので、マイナスな情報から危険が及ばないように自分を守る必要があります。
子孫繁栄のために、昔のDNAは現在の人たちに危険が迫っているから冒険するべきではない、マイナスな情報から本能的に身を守る姿勢が出てしまいます。
何が言いたいのかというと、本能的になっている自分を自覚して、正しい行動をとれているかを見極めるべきだと思います。100人中99人が同じ答えを言っていたからといって、正しいとは限らないです。
資金管理を徹底するにはどうすれば良いのか。
このテーマは中々悩みの種ですね。
僕からの提案としては、資金管理が自分で律することが本当に難しいようであれば、スマホから株のアプリを消すというのもありかなと思います。
昔は、スマホとかなくガラケーを使用していた人がいたと思います。今スマホで株の取引自体をできているこの時代が便利すぎるんだと思います。
人は目の前の障害を取り除いてくれると行動に移しやすいです。amazonのボタンを押すだけで、なんでも発注できるのは、行く手間が省いてくれるので購入の背中を押しやすいです。
スマホで株取引ができるようになって、家でも、外出先でも、食事中でも、旅行中でもどこでも株の取り引きができるようになっています。
僕が旅行に行っている時に、大自然でリラックスしていました。休んでいると中国人の女性が目の前にいて、首を下げて何か見ているなと思って横を通ってみたら、スマホで株価を見ていました。目の前に大自然があるのに、この贅沢な風景を見ていないなんてもったいないなと思っていました。
それだけスマホの株取引は便利になったんだと思います。便利になったからこそ、すぐに株を購入をするのを控えて資金管理が難しくなっています。
スマホからアプリを消すのはちょっとなという人であれば、ログインのパスワードをめっちゃくちゃ長くして購入の前に障害を作る、スマホにアプリの使用制限をかけてロックをかけるなど方法はあると思います。
満足を先送りする能力も生きていくには必要です。目先の消費を抑えて、将来のために増やしていき、本当に自分が欲しいものを消費する。短期的思考で目先の利益を追うのではなく、あえて目先の利益を先延ばしにして、長期的に得られる利益を獲得する思考が必要です。
資金管理をするために、投資資金とは別に違う目的のために資金を貯めるというのもありだと思います。僕は将来失敗しても良いと思うので、30代のうちに不動産経営をしたいなと考えていて、まずは戸建て投資をと思い、お金を貯め続けています。不動産経営のために会社を作って社長になりたい!と甘い考えですがあります。人生一度きりですので、会社の社長になってみたいですね。会社を運用するのは本当に大変だと思いますが、学べることがたくさんあると思いますので30代のうちに行動できたらなと思います。すごい簡単そうに言っているので、失敗の確率は高いです。
いつかブログにも不動産経営を記事にしてみたいと思います。高配当投資のブログに入れるかはわかりませんが、もしかしたら違うブログを立ち上げるかもしれないです。
失敗しても良いので、挑戦して向いてないということであれば撤退します。
会社を経営して、社会に何かためになるように還元できるようになりたいです。
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