ヒューリック【3003】2025年第2四半期の決算が発表されましたので記事にします。
現在300株を特定口座で保有しています。
決算発表が場中で行われて株価が下がり、翌日も株価が下がってしまいましたが内容を見た感じはそんなに悪すぎるという感じでもありませんでした。むしろ、僕には将来的な業績の布石があり、10年後も20年後も保有したいと思える内容でした。
現在特定口座で300株のみ保有していますが、NISAで投資をする場合に含み損を抱えても良いので今の段階でも買い増しをしたいと思っています。やはりヒューリックの株価が上がらないのは、増資が行われるんじゃないかや、他の不動産株と異なり異質で、不動産業以外でも事業を展開しているのでコングロマリットディスカウントを受けているんじゃないかなと思っています。
それでもやはり追加で投資をしたいと思っている銘柄ですので、
ヒューリック【3003】2025年第2四半期(1-6月)について簡単に見ていきます。
2025年第2四半期(1-6月)について

(ヒューリック決算短信引用)


(ヒューリック決算説明資料引用)
2025年第2四半期(1-6月)の売上高は3,000億円(対前年比+46.4%増)、営業利益に関しては750億円(対前年比+8.8%増)、四半期純利益448億円(対前年比+1.7%増)進捗率41%で増収増益となりました。大幅に売上高は増収で、利益も増加していますね。
売上が大きく伸びた割には経常利益が2.6%の増加や、純利益に関しては1.7%の増加と売上の伸びに比例して利益が大きく伸びている感じではないです。この点は少し引っかかるのと興味深いですね。
売上の伸びに対しても利益がそこまで伸びていないのと、借入の利息が少し重く負担になっている点が嫌気されて増収増益であってもあまり株価が上がらない要因にもなったんじゃないかなと思いました。
財務も借入をして少し負担になっているので、成長のために投資となった時に現金が必要ですので近いうちに増資がある可能性もあるのかなと考えています。
財務の負担が少し重くなったのは、レーサムの買収があります。ヒューリックとしては過去最大のM&Aでヒューリックは、都心を中心とした安定的な賃貸不動産事業や幅広い不動産案件の情報網を強みとして持っていますが、レーサムは用途転換や大規模改修、テナント誘致などによる「バリューアッド(付加価値創出)型」不動産事業に卓越したノウハウを有しています。
レーサムのM&Aの費用として+14億円と重く費用としてあります。
ただ連結ベースの拡大という点において、ヒューリックの成長の起爆剤としてもレーサムの買収があります。本格的な利益の寄与は下期後半とありますので、2Qの時点であまり利益が伸びていないという違和感が3Q以降に伏線が回収されるように利益が伸びていく兆候が見られるんじゃないかと淡い期待をしています。
売り上げの内訳のホテル・観光事業も売上、利益ともに大きく伸ばしていて前期比でも11%増加しています。ヒューリックが展開しているふふの高級旅館はかなり評判がよいですね。
僕はふふには高すぎて泊まれないなと思いますので、やっぱり日本人と海外の人とで値段を別々にしてほしいなと思いますね。海外では観光施設や宿泊など外国人料金とか普通にあります。
全室天然温泉風呂を有する日本でトップレベルの高級温泉旅館を展開とある通り、サービスの質もよいのでしょう。M&Aで鉱研工業を買収していました。大体の人がなぜという人が多かったです。そんなに関係ある事業なのかと、事業の多角化にしてはちょっとニッチ過ぎるなと思っていました。ヒューリックの狙いとしては地質調査、温泉掘削などの工事施工、メンテナンス作業などそういう所においてあるのかと。ヒューリックのトップレベルの高級温泉旅館の名の通り、質を重視していくととなると、そういう点において鉱研工業のM&Aも納得できます。
鉱研工業は、ボーリングマシンおよび関連機器の国内トップメーカーであります。
その点で、ヤフーのコメントを見たときに鉱研工業をM&Aで買収したときに、不動産会社がその企業を買ってどうする、ボーリングで掘って何かするのかと少し皮肉かかったコメントがありました。
僕もその点において確かにそうだなと思ったのですが、よくよく見てみると鉱研工業の事業の内容からも意外にも良いのではないかと思いました。むしろ、斜め上の手で想像はできない手ですが攻守ともに上げる、事業の質を上げるだけでなく、品質も上がるのでより不動産事業と相乗効果も生まれるなとも思いました。そりゃーふつうはボーリングマシンおよび関連機器の国内トップメーカーを買収ってなったら、違和感しかないし普通の人だったらそう思います。しかし、こういう布石を着実に行っている、10年後の先行きを見据えて事業を展開しているヒューリックだからこそ、将棋のように一手、二手じゃなく、何十手先も予測して判断と行動を行っているんだなと思いました。
ヒューリックがリソー教育をM&Aして、不動産会社としては珍しいさと驚きもありつつも、成長していく芽が出始めるのであれば、将来の安定的利益に貢献するのであれば、ニッチではありますが、余り思いつかない感じの手ですがだからこそその着眼点はなかったといつのまにかさらに成長していると思いました。ヒューリックって面白いですね。なかなか魅力的だ。
ヒューリックは国内メインで成長していくと思いきや、海外にも事業を展開していこうと力を入れ始めています。現地に精通した日系パートナーとの共同投資スキームでリスクを抑制でかつ分散して投資を行っています。この点からもヒューリックという会社はリスクはもちろん取りますが、だからと言ってやみくもに手を出しているわけではなく、リスクを取りつつも手堅く着実に布石が整えられ、利益が積み上がっています。
他の異業種の業種に参入で例えばこどもでぱーとの展開や鉱研工業のボーリングメーカーのM&Aも、採算性があって、リスクも抑えて手堅く着実に利益を積み上げていく布石となると、将来のヒューリックの成長に貢献していくと理解できます。

ヒューリックの株価は1,415円(2025年7月29日)、PBRは1.27倍、配当利回りは4.03%です。
今思ったのですが、配当利回り4%にまでなっていたんですね。
この水準はなかなか旨味があるんじゃないかと思いました。
増資がある可能性もあるのでここからさらに株価が下がるという場合もありますが、着実に配当金が増えていくと思えば、株数を増やすことも意識できますし、手堅く事業も行っているので配当もこれからもゆっくりではありますが増配して増えていくとなれば、投資先として保有していないのあれば少しずつ買い集めても良いのかなと思います。
僕の場合はもう株主優待のために300株保有はできているのですが、これから長期的に成長してくと考えて長期保有をしていくのであればまだまだ追加で投資も良いなと思っています。
あまり株価は上がらない銘柄かもしれませんが、手堅い投資先として配当金が積み上げていく投資先であれば素晴らしい投資先だと僕は思います。


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