KDDI【9433】2025年3月期第3四半期(4-12月)を発表しました。高橋CEOから松田CEOへ。

通信株

KDDI【9433】2025年3月期第3四半期(4-12月)を発表しましたので記事にします。
今回の決算も安心感のある決算内容でした。高橋CEOから松田CEOになりどうなっていくかも動画説明の中で気になっていたところです。今回は松田CEOが今後どう舵取りしていくかは具体的で詳細はなかったですが、時期の決算から本格的にどう舵取りしていくかがわかると思いますので、楽しみの一つでもあります。

KDDI【9433】2025年3月期第3四半期(4-12月)について簡単に解説していきます。

KDDI【9433】2025年3月期第3四半期(4-12月)を発表しました。

(KDDI決算説明資料引用)

売上高は4兆3,641億円(対前年同期比2.3%増)-進捗率75.6%、営業利益は8,646億円(対前年比2.0%増)-進捗率-77.9%、親会社の所有者に帰属する四半期利益は5,365億円(対前年比1.7%減)となり増収減益となりました。
増収増益なのかと思いきや意外と減益だとは思いませんでした。
説明資料によれば、子会社再編に係る費用としてjcom,menu、ローソンなどがあります。また構造改革費用など、金融費用などが減益要因となっています。

営業利益は事業別に着実に伸ばしています。
金融・エネルギー事業だけでなく、ビジネスセグメント、ローソン持ち分法利益と着実に伸ばしています。KDDIの楽天モバイルへのローミング収入は、現在2026年9月までの契約で提供されています。このローミング協定は2023年6月から開始され、2026年9月まで延長されていますが、他の事業が着実に成長しているので問題はなさそうですね。

KDDIはKPIとしてARPUの最大化に取り組んでいて、付加価値サービスの提供とともに顧客層の拡大を図り現在の安定的な収益と資本が効率的に活かし収益も生み出せています。
2024年3Qではマルチブランド通信ARPU収入は増収だけでなく、金融事業との相乗効果で総合ARPUは増加しています。顕著にUQ→AUへの乗り換えが増えてきています。前々から思っていたのが、KDDIの事業が良いなと思う点が、一つの事業で完結ではなく、その事業をさらに他の事業に展開して相乗効果を得られるように展開しつつも、既存事業の通信もさらに強化される相乗効果が生まれています。
次はローソンのコンビニ事業へとまた事業が展開されている。そこでもまた利益が生まれ通信事業がさらに利益が強化されて相乗効果が生まれる。足し算の事業じゃなく、掛け算の事業だなとなんとく考えています。KDDIの事業はNTTよりもどちらかというとB to Cよりです。お客さんの囲い込みでさらに、事業を展開して付加価値を提供してさらに経済圏が拡大していけばまだまだ手堅く成長していけるなと思います。僕はNTTとKDDI両社に投資をしていますが、NTTは確かに魅力ある会社ではありますが、投資の内容がスケールがでかすぎて、予測がむずかしいです。一方のKDDIはお客さん向けのサービスのほうがよく見かけるので、わかりやすいのでNTTよりは予想は難しくないです。
通信×コンビニでpontaパスの強化や povo Data Oasisというものがありpovo2.0ご利用の方が、ローソンに来店し、povo2.0 ご利用の端末で位置情報を取得することで、毎月最大1GBが無料でチャージできるものです。KDDIにメリットがあるだけでなくローソンの売上貢献にもなり相乗効果が生まれます。

(KDDI決算詳細資料引用)

金融事業に関しては、1Qから3Qまでで前年同期比で着実に売上、利益ともに着実に伸ばしています。
素晴らしいですね。着実に成長していることはわかります。ただ営業利益は目標値に届くはギリギリできるのかみたいな感じですね。
aupayカードゴールドカード保有率が6.4倍、au payの決済単価が1.2倍とすばらしいですね。金融事業もいつか成長も鈍化していくと思いますが、通信事業の次のキャッシュカウになるのではないかなと思います。金融事業もどこかで頭打ちするのと、いつか金融ショックが来たときにKDDIにどう影響を及ぼすかを確認する必要があります。もし、金融ショックでKDDIの事業がかなり打撃があり株価が大幅に下落するということになればかなり狙い目になるとは思います。金融事業が大きくなるにつれて、他の銀行のようにROEも低下していってしまっているので、ROEも高めるようにこれからも自社株買いを積極的に行っていくと思います。

今回はローソンの持ち分法利益が+182億円と大きく利益に貢献しています。
決算説明資料の中にエネルギー事業はありませんでした。これが意図することは何なのかがわからないですが、エネルギー事業の売上自体は金融事業同様に前年同期比で増収傾向になっています。
以前高橋CEOからエネルギー事業のボラティリティがおさまっていき、安定的に業績を伸ばしていくと発言したいので、前年同期比で増収していったのは高橋CEOの予想通りになっています。
今年も気温が高くなるのであればまた、電気使用量も増えて単価も高くなればまたエネルギー事業で増益に貢献すると思います。

前回の決算で(1Qと2Q)でコストの構造改革を行っているため、設備投資の徹底管理から償却費の削減が効いているので今期の決算の内容も利益に直結してきていると動画の中で説明がありました。今回の構造改革費用に乗っかっていて、また将来の稼ぐ力に貢献するので、KDDIは設備費用がかかっているものの、それ以上にキャッシュを伸ばせるようになっていくのではないかと思います。

ビジネスセグメントでは、売上が10,120億円(対前年同期比9%増)、営業利益は1,730億円(対前年同期比7.6%増)と増収増益となっています。やはり成長力があるのはビジネスセグメントかなと思います。
データセンター事業は売上は思ったほど伸びていませんが、それでも以前NTTのデータセンター事業の利益率が高かったのを記憶しているので、データセンターを立てるまでに費用が発生してしまいますが、データセンターが建設完了後に利益に繋がっていきます。ただ、売上はあまり伸びていないので、成長度合いはそこまでないのかもしれないです。それもありますが、データセンターに世界中がこぞって投資をしているので、競争にさらに競争と、利益が低下する可能性もあるから、投資を控えているのかと考えればKDDIはそういうのも見越して着実に投資をするべき然るべきタイミングを図って判断と行動を行っているのだと思います。

今回の動画説明の中で高橋CEOが退任して、新しく松田CEOになるのでいろいろとどういう方向性でKDDIをかじ取りするかを簡単に発表したり、松田CEOの人柄とか色々説明がありました。
高橋CEOは投資先のCEOとしてはかなり好きでした。動画でしか見てないですが、温厚な人柄で、めっちゃ頭の回転が速い場面を何度か垣間見えて、動画説明の中で他の役員の説明の中でフォローを入れるだけでなく、どういう視点でというのを明確に方向性も示しつつあるときがあったり、証券会社の煽りのような質問の時(自分がそう感じただけかもしれませんが)でも、それに平常心で感情に微塵も出すことなく対応していたりなど判断力、思考力、統率力など総合的に見て日本の経営者の中でもトップクラスの経営者だと思っています。それよりも高橋CEOなら見ていて安心ができるというものが何かありました。


今回松田CEOになり、どうなっていくのかは楽しみです。
技術畑出身ということもあり、今後どう通信事業を発展させていくかが楽しみです。
松田CEOは緊張している様でしたが、高橋CEOが選んでいるということもあって、松田CEOは総合力という点において選ばれたのだなと思います。
リーダーシップがあるような感じではない面持ちでしたが、松田CEOが経営者としてどう変化していくかというのも投資をするにあたり面白い点だなと思います。どんどん世代交代していますね。オリックスも井上CEOから変わってしまっているのは残念だなと思いますが、日本には素晴らしい経営者が多いなと思います。経営者の質を見るのも投資をする上で必要だなと思いました。


コメント

タイトルとURLをコピーしました