相場の器用貧乏について

投資格言

今回は投資をしている方なら知っておきたい投資格言をご紹介します。


株式相場の世界では、先人がその経験から様々な格言を残していて、現代にも通じるものが多いです。
先人の格言を学び、現代に通じるところは投資手法に取込み、応用的に考え自分なりの行動規範を規律を制定すべきだと思い投資格言を取り上げました。

この記事を読んで少しでもお役に立てれば幸いです。

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相場の器用貧乏とは

相場の器用貧乏とは何をしても器用に無難にこなしますが、特に秀でた結果や成果などがなされず大成しません。
株式投資も同様に考えることができて、器用に売買を行って小幅に利益を得ても、大きな利益は期待できないという考えです。
よく投資で短期的に器用に利益を得ていてすごいなという方が散見されます。


相場を読み、利益を着実に得ていて自分の哲学を持っている稀有な能力があると見受けられます。
ただ、短期的にはそう考えることはできますが勢いに乗って能力が上がっているのかを見定める必要があります。
短期的には利益を出しているかもしれませんが、短期的利益が自信に繋がってしまい、自信が過信に繋がり、軽率な行動に繋がる可能性があります。


世の中は盛者必衰の理ですので、つまりどんなに勢いが盛んな者も必ず衰えるものであるという道理なので勢いがある人はどこかでピークを迎えるはずです。

長期投資家として相場の器用貧乏にならないようにするにはどうすればよいか。
短期的に利益を得るためにや直前の配当を得るだけ、株主優待を得るだけという考えを辞めて、
長期的に5年後10年後を見据えて投資を行うべきだと考えています。

直近では海運株は配当利回りが高く10%を超えている会社もありますが、短期的に見て旨味がありますが長期的に見ていつか業績が頭打ちになったときに株価も大幅に下落と配当も減配する可能性があるので投資をするべきではないという風に考えることができます。

株主優待狙いでもそうです。株主優待は日本独自のもので、とても魅力的ですが優待を狙って株主優待廃止というリスクも背負っています。短期的な優待目的ではなく、その会社が長期的に成長しているかという視点も必要です。

まとめ

相場の器用貧乏について考察してみました。
投資の格言は奥が深いです。奥が深いだけでなく、投資歴が重なるとまた違う見方ができると思いますので、来年も考察してみたいと思いました。

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