PER(株価収益率)の意味や使い方を解説

投資

「PERという言葉を初めて聞く人」
「PERはどのように使うの?」

この記事はそのような方へ向けて書いています。


本日もご覧いただきありがとうございます。

今回はPER(株価収益率)について一緒に見ていきたいと思います。
PERという言葉は聞くけどあまり使い方がわからない、目安とかわからないとたまにそのようなお声をお聞きします。
意味を理解して使用すれば普段の投資判断の向上に役に立つと思います!
この記事では以下の内容がわかります。

  • PERについての意味
  • PERの計算方法(具体例あります)
  • PERは投資をする際にどのようなことがわかるか
  • PERを扱う上での注意点

この記事を読んで少しでも役に立って投資収益が改善されるととても嬉しいです。

PER(株価収益率)とは

PER(株価収益率)とは株価が企業の純利益の何倍で買われるかということを意味します。

PBR(倍) = 株価 ÷ EPS(1株あたり純利益)

株価をEPS(1株あたり純利益)で割って計算します。
下記は具体例となります。

具体例)第一生命ホールディングス【8750】

PER(倍) = 株価 ÷ EPS(1株あたり純利益)


株価-2410円(2022年9月16日)
EPS(1株あたり純利益)278.15円
PBRは8.66倍(2,410円 ÷ 278.15円)となります。

現在のPERからどのようなことがわかるか?

PER(株価収益率)は、株価が企業の純利益の何倍で買われるかということです。
現在のPERを見ると現在の株価が、その企業の利益と比べて、割高か割安かを判断できる便利な指標です。

PERが15倍が目安です

PERは買収した企業の収益で買収額のもとをとるまでにどれくらいかかるのかを予測できる意味として捉えることもできます。

株価が2,410円、epsが278.15円(PER8.66倍)の企業を買収
この企業を買収するために支払った金額が8年で回収できる

注意点

PERの注意点ではバリュートラップがあります。
バリュートラップとはPERが低いとすぐに判断して割安だと思って買うと、低いPERが解消されて株価上昇されると期待しても、ずっとPERが低いままの状態になってしまい株価も上昇しないという意味です。たしかに、日本株ではPERが低い割安な会社が散見されます。
例えば、銀行株が筆頭とされます。業績が好調で株主還元も行われていますが、あまり株価が上昇しておらず、株価は低迷しています。

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