株式市場を一週間見ないとどうなるかを検証。自分が感じたメリット、デメリットを考えてみます。

投資考察

直近は株式相場が弱気相場になり、僕が投資をしている銘柄も大幅に含み益が減ってしまっていて、メンタルにとてもダメージを受けました。
最近になって反省したのが、いつからこんなに株式市場を見るようになったんだろうと考えるようになりました。

朝9時になったら無意識にスマホを取って、株のアプリを開き、株価が上がって喜び下がったら落胆して、仕事に集中せずにまた数時間が経てばスマホを手に取り、時間をチェックするように株のアプリを開き、株が上がっているかどうかを確認して、喜んだり落胆したりしています。
高配当長期投資家なので、短気で売買する必要がないのに市場を見続ける必要はないのに見ている矛盾に気が付きました。

株の中毒になりすぎたのかもしれません。今一度株式市場との付き合い方を再考する必要があります。
今までが株式市場に接しすぎました。

自分を実験体として、リハビリと考え、株式市場をみないとどうなるかを検証して感じたことを考えていきたいと思います。

高配当投資で長期投資を心掛けている人であれば、少しためになるかなと思いますのでご参考になれば幸いです。

条件として株式市場は見ませんが、一日の終わりに、値上がり率、値下がり率や年初来安値、年初来高値などは見ています。それじゃないとチャンスが来ているのに気づかないからです。

株式市場を一週間見ないとどうなるか。自分が感じたメリット、デメリット

①メリット-物事に集中できるようになった

物事に集中できるようになったのは、とても実感しました。仕事に集中しようにも他の雑念があれば仕事に集中できません。仕事が始まる前に9時頃に市場が開き、自分が投資をしている銘柄が下がっていると実感すれば、仕事に集中するのではなく、自分の投資の含み損が拡大しているのではないかと不安が頭の中で巡り、仕事の考えも中途半端になり集中して行うことができません。
また市場が時間が経つごとに気になり、時間が経つたびにスマホを使い、アプリを閉じてはアプリを開きと仕事に対して集中できてないと実感します。

考えが同時並行だと、考える負担が二重になり、疲労がたまってしまいます。
平日に仮に休みを取っても、同じことが言えると思います。
平日に休みを取っても、朝9時になったらアプリを開き、自分が投資をしている銘柄がどうなるかが気になります。せっかくの旅行に行ったにもかかわらず、景色を見ても、頭の中で株式の市場のことが気になり集中できなくなります。平日に休みをとり勉強をしている最中でも、株式市場が頭から離れず集中できなくなります。

最近では、スマホとの距離の取り方も変えていこうと思っています。
最近は朝4時30分ごろに起きて、株の情報収集や読書をして5時にamazonオーディブルを聞きながらランニングをしています。

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朝にスマホを開いてメールのチェックやyoutbeを見たりを辞めています。スマホを見る頻度が減ったので、通知も来ても気にならず、朝はスマホに時間を使うのではなく、自分のために成長に繋がるような時間に集中して物事に取り組んでいます。

変化としては、株式市場をスマホでみないことによって、スマホを見る頻度がへり時間を集中的に物事に取り組めるようになりました。

②メリット-メンタルの安定化につながった

毎日株式市場を見ていた時には、株価が上昇している時には嬉しいので、気分上々ですが、株価が下がっているタイミングでは、メンタルが落ち込みがあり波がありました。
株式市場を見ないことで、今投資をしている銘柄がどうなっているかわからないと最初は不安でしたが、今は株価について考える時間が減りました。
なので、今の含み益が増えたか減ったかが気にならなくなり、メンタルも安定化します。
人は仕事や人間関係やトラブルなど日々様々なストレスに直面しています。
それなのに、さらに株の含み損が増えていき、思考に余裕がなくなり、メンタルも安定化せずに、イライラしたり、感情的に行動したりなどが起こってしまします。

メンタルも安定化をすることはとても大切です。
自分は感情のコントロールが苦手なので、短気で前まではよく怒っていましたが、今は投資を通じて、心理学について学び自分の感情を客観的に見れるように少しはマシになりました。

③メリット-時間が増えた

株式市場を見ないことで得た3つ目のメリットは時間が増えたことです。
今まで、株式市場を毎日こまめに確認していました。まず株式市場を見るときにスマホを開き、株式のアプリを開き、パスワードを入力して、銘柄ごとに何が上がっているか下がっているかを確認、自分の投資先はどうかと見ていきます。この工程は、おおよそ約10分ほどです。
これを1日1回だけではなく、2回、3回、4回と積み重なっていけば、さらに時間が消費されていきます。またスマホを開くとたくさんの誘惑もあります。メールの通知があるから見る、youtubeも気になる、lineの通知が来ているかもしれないと気になるなどで一回スマホを開くと結構時間を消費してしまいます。スマホのニュースでも見ようと思っても、ゴシップネタとか、刺激的なニュースで脳は興奮します。やることがなくても、スマホを開き、twitterやinstagramなどをみて、時間がどんどん削られていきます。

僕の場合は株式市場を見る機会が減ったため、一週間だけですがスマホもそこまで見る機会が減っていき、時間が増えたと実感しています。
時間が増えたので、今は読書に集中したり、投資先の銘柄の情報を決算の内容を読んだり、ビジネスモデルについて学んだり、筋トレに時間を費やしています。
自分の時間を取り戻すきっかけとなった気がします。
意識をしないとスマホに時間を吸い取られていくようになります。
たまに歩いていると、スマホを使いながらゆっくり歩いて僕のほうに向かってきてぶつかりそうになることがあります。観察して思ったのが、スマホを使って下を見ながらゆっくり歩いて下を姿はまるでゾンビに見えます。僕ももしかしたら歩きながらスマホを使っている姿は他の人からしたら夜道でみたらゾンビに見えたのかもしれません。
スマホは便利な機械ですが、扱いが難しいです。
時間を吸い取られないように、距離感を大事にしてスマホを使っていきたいと思います。

最近スマホとの距離の取り方を学ぶために、『スマホ脳』を購入しました。まだ読んでないですが、スマホとの距離を保つためにも読んで実践していきます。

デメリット

デメリットとしては、株式投資のタイミングをみる力がもしかしたら失われているのかなと思います。
まだ何とも言えないですが、資金が貯まり投資をするタイミングの時にそれは考えてみたいと思います。

株式市場をみなくても以外と平気だなと一週間で思いました。
今のところそこまでデメリットは感じてはいないです。
むしろメリットのほうが多いような気がします。

まとめ

株式市場を1週間見ないとどうなるかを検証。自分が感じたメリット、デメリットを考えてみました。
まだ1週間しか実験していませんが、これが3週間、1カ月となった時にさらに違うのではないかなと思います。

1回株式市場から離れてみるのも違う視点があるので、1週間ほど離れてみてはどうでしょうか。

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