株価が弱気相場になり下がっている今だからこそ考えていること。
アメリカの主要指数が軒並み下落しています。
インフレ抑制のために米連邦準備制度理事会(FRB)が追加の利上げで、金利負担の増加で景気が冷え込むとの懸念で主要指数の株価は下落しています。
以前までは米国株最強とか米国は成長し続けるから安心だと、SNSでも含み益を公表をしているのをよく見かけました。有名なインフルエンサーの影響もあって、米国株が買われたのが記憶に新しいです。
ただ、最近ではあまりそういう声も聞かなくなりました。市場が冷え込んできたのと、今までが上がりすぎていたので下がることもあります。
ただ、やってはいけないのはここで弱気相場に入ったからといって恐怖に囚われて投資を辞めてしまう方がいるのはもったいないことだなと思います。
資産拡大のために投資信託をインデックス投資をする人が多いと認識していますが、弱気相場だから株数を増やすという考えが前提としてないのかと考えています。
僕は今年初めてインデックス投資を積立投資を行いましたが、めちゃくちゃ楽すぎて投資判断とか考えず勝手にやってくれるのでとても便利だと思いました。
ただですね、投資をしている感覚はなく、投資スキルが学べないなと。
個別投資だと株の勉強をして、投資スタイルを決めたり、失敗を通して自分の考えを改めたりと学ぶことが多いです。
しかし、インデックス投資を行ってみて、思考が止まっているまま投資を行っているので、暴落面での耐性とか考える根拠がないんですよ。根拠といっても米国株は成長し続けるということは聞きます。
米国株の成長はしていくと思いますが、それは絶対に保証はできないことです。
僕は投資歴まだ2年目ですが、日本の個別株を投資していてよかったと思います。
個別株をしていなければ失敗を経験できませんでした。
失敗を経験できたからこそ、株価が下がってもどのように対処するべきか、感情のコントロールや含み損に対してどのように対処するか、判断力の質の向上にはどのようにすればよいかなどを学びました。
おそらくインデックス投資を行っていたら、学ぶ機会を失っていたと思います。
しかし下落局面だからこそ、インデックス投資は現在学びの局面だと思います。
下落局面で資産の減りからストレスに繋がる場面は忍耐力を鍛えることができます。
今まで積み立て継続を行っていたことを振り返る良い機会にもなります。なぜ今までインデックス投資を行ってきたのか、インデックス投資も完全ではないこと、インデックス投資のメリットの再確認、どうすればインデックス投資を継続して辞めずに積み立てることができるか、リスクを取りすぎているからではないかなどを考えてみてはいかがでしょうか。
投資は自己責任ですので、投資インフルエンサーやアナリストやニュースの情報に惑わされず自分で生き残る術を身につけなければなりません。
人生は自分がコントロールしていくものですから、人の言いなりになってはいけません。100人中99人が正しいと言ったからといって絶対に正しいわけではありません。100人の中の1人が正しいこともあります。
今ある情報に対して常識的に考えられていることは、来月、来年、数年後に常識とは限りません。
常識に対して疑いを持つことは投資だけでなく、人生においても肝心なことだと思います。
インデックス投資や個別投資は10年や20年という長期の期間で資産運用を考えると続けるべきだと判断しています。短期的な情報を鵜呑みにせず、長期的に考えたときにどうあるべきかを投資家として模索していくべきです。
あとは、投資に没頭しないように趣味を持ったり、株主優待で生活を楽しんだり、配当でお金が入ってくる楽しみを持ったりということを考えることも大事です。
株価の上下に囚われすぎなのではないかという考えから僕は、資産の推移も1か月に1、2回見るぐらいで、あとは配当金が積み立てられているなと違う楽しみを発見したり、株主優待で生活にお得感をプラスしたりしています。
純粋に投資は楽しいです。
優れた経営者の下で自分より何十倍の優れた人たちが働いて利益を生み出し、配当金として受けとる喜びや、自分ではできない事業を自分が所有しているように感じます。
宇宙飛行士になれなくても、宇宙飛行の事業に投資をして自分が経営者だと思い事業を運営していると思えばこれほど面白いことはないでしょう。
投資をすることで、世の中に貢献できると考えれば寄付をするより世の中のためになっています。
だから投資は面白い。
もっと投資を楽しみたい。
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