直近で驚いたニュースがありました。日本取引所グループ【8697】の2025年3月末の株主優待で株主優待を廃止するというニュースです。
日本取引所グループは株主優待でQUOカードで、長期保有していくとQUOカードの金額も上がっていきます。オリックスやJTの優待廃止で次は日本取引所グループか。
沖縄セルラー電話も株主優待廃止を匂わせてまだ廃止をしていませんが、いずれ株主優待を廃止すると思います。
株主還元の公平性から株主優待を廃止して、株主還元を強化していく会社が多くなってきています。
今後は株主優待へ投資をするリスクは高まっていくと思われます。
株主優待欲しさに会社に投資をするのではなく、分析して今後も配当を出してくれるだけでなく増配もある会社に投資をしたほうがよく、株主優待はおまけ程度に考えるべきかなと思いました。
その考えについて共有したいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
日本取引所グループ【8697】の株主優待廃止に思ったこと。株主優待はおまけ程度で投資をしたほうが良いのでは?
日本取引所グループが株主優待を廃止して、株主還元に力を入れていくとニュースでありました。
以前は投資先として長期保有で株主優待狙いであれば投資先として良いかなと思いました。
分析した結果、日本取引所グループに投資はしませんでした。
以前から、株主優待が万が一廃止したときに投資先として良いなとは思わなかったからです。
現在、日本取引所グループの配当利回りは2.17%(2023年10月27日)で株主優待の長期保有で総合利回りは4%以上となります。総合利回りとしては、投資先として良いなと思いました。独占企業でさすがに潰れることはないと思います。
現段階で、配当性向が70%を超えています。株主還元に力を入れているのはわかりますが、配当性向が高めですので、業績が落ち込んだりしたり業績に連動して配当を増配したり減配したりしているので、安定感に欠けるなと思います。また、日本取引所グループに関しては過去のEPSの推移を見てもあまり、利益が伸びている感じでもなく、成熟しきっている感じがします。
ここ最近では確かに、日本の投資家も増えてきて、海外投資家も日本に注目する機会が増えたとおもいます。
だからと言って、すぐに業績が大きく改善するという感じでもなく、日本の投資家が仮に増えても、5年後、10年後に海外投資家は違う海外のマーケットを見ている可能性が高いです。
現段階でEPSもあまり伸びている感じがなく、配当性向も70%台、配当利回りも2%弱で、ここから株主還元に力を入れていくよと言われても、高配当投資家にはあまり魅力は感じられないかなと思いました。
株価も試算してもあまり上昇の期待もできないですが、利益率は50%と化け物みたいな数字です。
もし何か日本取引所グループに策があり、成長を徐々にしていくというのであれば、投資先としてよさそうですが、今の段階では投資先としては魅力を感じられませんでした。
仮に配当性向を80%台に引き上げても、増配や減配を繰り返して、なんか違う高配当株のほうが探せばあるような気がします。
僕は株主優待投資でオリックスとKDDI、内外トランスラインに投資をしています。
オリックスに関しては、株主優待の良さを知りたかったので分析して投資をしました。配当重視というより株主優待を重視していたので、株主優待廃止の時は残念でした。しかし、オリックスに関しては投資先として優良な企業ではあると思いますので、今後配当還元に力を入れていくとあり、成長もゆっくりであればあると思います。もし、株主優待狙いだけで分析せずに投資をしていたら投資に失敗していたなと思います。
最近では中央倉庫という会社があるのですが、株主優待狙いだけで投資をしようと思いました。もちろん企業の財務やどれくらい稼げているか今後の成長性は、配当はどれくらい今後還元されていくかを考えましたが、10万円程の投資でQUOカードがいただけるのでよさそうかなと思いました。
しかし、よく考えると自分はQUOカード欲しさに投資をしているのかと考えました。今後も会社として長期にわたって成長していく企業に投資をして、資産の拡大や頂く配当を増やしていくということを重視して投資をしています。
来年の新NISAで全国保証やみずほリース、沖縄セルラー電話など株主優待ばかりの銘柄ですが、仮に株主優待がなくても、今後の成長や株主還元や企業の業績など長期的に見て投資先でよいと思ったから投資をしようと思いました。
ヒューリックに投資をしようとするときも思いました。ヒューリックの株主優待は魅力的です。
一度立ち止まって考えてました。僕は株主優待が欲しいがゆえにヒューリックに投資をしようと思っているのか、それとも長期的に投資先として成長するからヒューリックに投資をしようとしているのかと考えたときに株主優待欲しさに投資をしようと考えていました。
もしウォーレンバフェットだったら、株主優待欲しさにヒューリックに投資をするかと考えたら違うなと思いました。長期的に見て今後も成長していく会社に投資をしています。
ヒューリックへの投資は株主優待を抜きにして、配当も増配していってちゃんと利益も伸ばしてきているので、投資先として魅力が感じられます。株主優待を廃止しても投資をしていきたいなと思います。
もし株主優待狙いであれば、いずれ株主優待が廃止されたときに手放してしまうでしょう。
株主優待は魅力的ですが、目の前の餌に惑わされずに投資先として今後も本当に成長していくのかを考えて投資をするべきです。
起こる可能性は低いですが、岸田首相がいきなり、株主優待は公平性に欠けるから来年から自社サービス以外は廃止ですといわれたら、分散的に株主優待に投資をしても意味をなしません。
自分が分析して投資先として良いというのであれば仮に株主優待廃止になっても良い投資先に投資をするべきだと考えています。
日本取引所グループに関しては、自分は株主優待欲しさに投資をしようとしていました。
100株だけなので良いかと軽い感じで考えていました。
株主優待廃止をされると、おそらく手放していたと思います。
コレクターのように株主優待を分散的に持つことは投資の戦略でとても良いと思います。
僕は高配当株か将来的に成長していって高配当に育つ銘柄を中心に投資をしていきます。
以前、SNSで株主優待もらうために、たくさんの企業に投資をして、封筒がたくさん届いている人を見かけました。
あんなに封筒があって投資先の数も多そうだなと思いましたが、たくさんの封筒を開けて整理して時間がかかり大変そうだなと感じてしまいました。
考え方は人それぞれですので、自分が良いと思えばそれでいいと思います。
まとめ
日本取引所グループ【8697】の株主優待廃止に思ったこと。株主優待はおまけ程度で投資をしたほうが良いのでは?について考えてみました。
株主優待投資は魅力的ですが、あくまでおまけ程度で株主優待は投資をするべきだと思います。
自分が分析して良いと思った投資先であればきっと報われる時がいずれ来るはずです。
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