今回資産運用をしていて思ったことを考察していきます。
最近、お試しサービスで家計簿アプリのマネーフォワードを使ってます。マネーフォワードは家計簿管理のアプリで、銀行を紐づけすると日々の銀行の入出金を自動で記録してくれたり、クレジットカードの記録やポイントの記録も自動的に行ってくれます。また、過去からの資産推移や資産別の内訳がすぐにわかるようになっていてとても便利です。
過去からの資産推移が見れるので資産運用のモチベーションに繋がりますし、簡単に家計簿を作成できるので無駄遣いを可視化できるのでとても便利なアプリです。
しかし、お試しサービスを使用してから毎日自動更新をかけてみるようになって資産残高を毎日見るようになってある弊害が生まれました。
資産残高を毎日見ていて気付いた弊害
マネーフォワードは資産残高を毎日見ることができて本当に素晴らしいアプリだと思います。しかし、資産残高を毎日見ることで思わぬ弊害も生まれてしまいました。
株価の動向に一喜一憂することになってしまったことです。マネーフォワードを使用する前は株式の推移はそこまで見ておりませんでした。株式の評価額を見たところで、先月とそこまで代わり映えしないからです。株式の評価額を見ないと不安だと思っていましたが、案外大丈夫でした。
ものは試しで一週間、二週間、一カ月と見ない時期もありましたが、資産額は少し変動するだけでそこまで大きくは変わってないなと気づきました。機関投資家がゆさゆさ心理的に揺さぶっているだけで本当に代り映えしないなと実感しました。株価を見ないことで一喜一憂しないですし、資産残高を毎日見ていると株価が上がったから売却しようという決断、株価が下がっているから買い増ししようという決断を毎日していることです。
もちろん、凡人サラリーマンである僕がトレーダーでもないのに毎日株価を見てトレードもしないのにそんなことする必要ってあるのかなと最近思っています。
街ですれ違った美人な女性やイケメンな男性を何度も何度もチラ見したからといって手に入るわけでもないです。声を掛けたり、自分の容姿を磨いたり、お金稼いだりして何かしらして振り向いてもらう必要があります。ちらちら毎日見てもおそらく何も変わらないです。
同様に資産残高を毎日ちらちら見ても一時では高揚感を味わえるかもしれませんが、下落したら結局何も変わりません。
日々技術は進歩していて物事が便利になりましたが、時間が増えたかというと逆にやることがたくさん増えたような気がします。メールや電話、ラインなどの対話がいつでもできるようになって時間がとられる。スマートフォンで毎日する必要がないのに情報収集、スマートフォンのスマホゲームで時間をつぶす、聞きながら移動時間に耳で学習、動画配信サービスで映画見放題だけども時間がない、時短料理時短掃除をしよう。スマホを見ながらゆったりランダムに歩いている人を見ていると、映画の中に出てくるゾンビに思えてきます。
物事は便利になってきていますが、便利さと引き換えに何かを失いつつあります。物事はトレードオフの関係で成り立っています。便利さは豊かさを表しているのか。僕は便利さからは豊かになっていると思えないです。
最近では遠回りする、めんどくさいことをやることのほうが結果的に近道になっていると人生を振り返ってみて思えてきています。30数年生きたくらいなのでそこまで振り返るほど生きてはいませんが。
マネーフォワードのアプリは傑作です。使いすぎは注意が必要
マネーフォワードは素晴らしいアプリであることは間違いないです。しかし、僕はお試し期間を辞めて無料で記録したいと思います。今まで通りエクセルで管理していれば問題ないと思いました。
資産管理が大変なほど入出金が出てきて、管理が難しくなるようであれば考えてみたいです。
マネーフォワードは使いすぎずのめりこみすぎなければ、良いアプリだと思います。
良いことを取り込むのは良いことですが、過剰に取り込むと思わしくない結果を招きます。何事もほどほどが大事であるというのは世の中の原則です。
納豆は健康に良いですが、毎日朝昼夜と食べたらプリン体が含まれているので痛風になります。
飲酒も適度に飲むのはストレス解消などに良いですが、飲みすぎは体に悪影響を及ぼします。
物事のメリット、デメリットを自分の物差しで測り世の中に対応して生き残っていきたいです。
とりあえず今日から自分の資産残高は見ないようにします。欲しい銘柄の株価の推移と値下がり率トップの株価のみ見てみたいと思います。
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