最近株価が上昇していて、投資先が減っているなと日に日に感じています。
最近考えていたのは、投資先が減っているのに気付いているのは良い事なのではないかという考えが出てきました。
投資先が減ってると気づいてからが、個人投資家として成長する第一歩だと思ったからです。
今回は選択肢が減っていると気づいたら投資家として成長している兆しについて考えてみたいと思います。
選択肢が減っていると気づいたら投資家として成長している兆し
最近株価が上昇していて、高配当株全体の利回りが落ちてきてしまっています。
以前までは配当利回り4%以上の高配当株が多くありましたが、全体的に上昇してしまって3%~3.5%台の銘柄が増えてきたなという印象です。
高配当株の選択肢が少なくなってきているという問題に気づくことができるのは、成長の兆しが見えてきたと考えています。
高配当株に投資している人は、株価が上昇していて選択肢が減っているという状況を見て、鷹の目のように大局観が自然的に養われています。
おそらく高配当株投資を始めた当初は、全体的に株価が上昇して投資先の選択肢が減ってしまったなと全体を俯瞰的に見ることができなかったと思います。俯瞰的に見れないので、高配当株であれば投資をするという感じで投資をしていたと思います。僕の当時もそんな感じでした。
全体を俯瞰的に見て自分はどのように行動するかは重要です。
選択肢が減っている中で、過熱感はあるか、周りの投資家はリスクを大きく取っていないか、取っているのであれば、もう少し自分は冷静に行動すべきかなど自分の立ち回りを考えられるようになります。
もし仮に周りがリスクを大きく取ってると判断して結局株価が上昇してチャンスを逃してしまったと思ってもそれはそれで、僕は良いと思います。なぜそのチャンスを逃したのかと失敗と向き合うことで次に活かす事ができ成長に繋がるからです。
株価が上昇局面では、誰もが直面するのが投資する先がなくなってしまっている状態です。僕はこれは成長のチャンスなのではないかと考え始めています。
選択肢が少なくなってきているという問題に気づくことができるのは、投資のスキルを向上させるチャンスだと僕は考えています。
大局観以外では、分析力を上げるきっかけになります。
今まで分析した銘柄の株価が上昇していくとチャンスを狙っていた投資先以外で分析して良い投資先かを考えていく必要があります。そうなると投資の分析の幅も広がっていきます。
また株価が上昇したタイミングでも、自分が納得して分析して投資をできるのであれば投資をするかしないかという判断力も付いてきます。
僕は一回株価が上昇したタイミングでアステラス製薬に投資をしてしまい今含み損を抱えていますが、NTTには取得単価が上昇していも追加で投資をして結果的に良かったと思っています。
含み損を抱えて失敗をしても、なぜ失敗したかを反省して次に活かすように投資を行えばそれ以上にリターンを望めるチャンスにつなげるだけでなく、今後の投資家としての成長に繋がると思います。
また、株価が上昇していて投資をしないというのであれば忍耐力や資金管理力が身に付きます。
株価が上昇している局面では、他の人の資産増加が増えているのを見て、自分も負けじと投資を増やして資産拡大を目指していくと考える人のほうが多いです。
株価が上昇していると気に何もしていないとチャンスを取り逃さないようにと無理に行動をしてしまいます。誘惑に負けないように耐え忍ぶ必要があります。
資金管理力はとても大事です。株価が上昇している局面で、リスクを大きく取り資金を全部投資に費やしてしまったら、チャンスがあったときに行動できない、想定外なことがあったときに資金管理をしていたら余裕がでます。
投資先の選択肢が減ったとしても自分でやれることはたくさんあります。
今挙げたスキルを考察してみてもいいと思いますし、株価が上昇している局面でチャンスを逃したくないというのであればそれはそれで投資をしても良いと思います。ここからさらに株価が上昇するかもしれませんし、下がるかもしれません。専門家でもわからないことをあれこれ考えるより、自分が理解できるまたはコントロールできる部分に焦点を当てて立ち回ったほうが良いと思います。
または投資した投資先は保有しつついったん株式市場から離れるというのもありかもしれません。
株式市場から離れると株価の変動に感情が左右されません。
株式市場から離れると違う視点が見えてきたりするので、デトックスという意味でよいかもしれません。
選択肢が減っていると気づいたら投資家として成長している兆しについて考えてみましたが、人によって考え方や答えや価値観は人それぞれで、人の数だけ考え方や選択肢はあると思いますので、その一人の考えと捉えご参考にしてください。
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