最近高配当投資の難易度が上がっている感じがしています。
最近高配当投資を始めた方や、高配当投資を続けて数年経験した方などは、投資って難しいなと実感しているのではないかと思います。サラリーマンは忙しいので、働きながら株の情報収集をすることは難しいです。
だからインデックス投資であれば平均的なリターンを毎年出すことができるし、他の人を見ると大きく含み益が出ているなどSNSで見かけるかもしれません。
しかし、僕はサラリーマンこそインデックス投資ではなく個別株投資をするべきなのではないかなと思います。その理由について考えてみたいと思います。
サラリーマン×投資スキル=???
高配当投資を投資して僕は学ぶことが多かったです。企業の財務分析や企業の情報収集能力、企業のビジネスモデルや業界の現在の状況の把握力を学びました。また投資をしていると、メンタルのコントロールの仕方や投資規律を規定して自己規律的に投資を行っていく必要があります。
自分の投資手法を変えずに日々研鑽する必要があります。
自分の得意なやり方は順張りなのか逆張りなのか、ホームランバッターなのかヒットをコツコツ積んで利益を伸ばしていくかなど自分に対しての自己理解力が大切です。
これらの能力はインデックス投資では学ぶことはできないと思います。個別投資は難しいと言われています。それでも個別株投資は僕はやるべきだと考えています。
インデックス投資は確かに、コツコツと平均的にリターンをあげることもできて、投資初心者でも難易度はそこまで高くないのが良い点です。
僕も一時期、インデックス投資をしていましたが、投資をしている実感がなかったのと、日本株の個別株投資をすることで失敗してもいいから経験値を積んでいくべきではないかと思い、個別株投資をメインに行っています。
インデックス投資では、ただコツコツ淡々と継続しているので、勉強も必要だと思いますが、個別株投資と比べるとそこまで勉強する必要はありません。
個別株投資は大変です。日々の企業の分析や情報収集など勉強することが多いです。また含み損とかも抱えたり、投資に失敗する場合が多いにあります。
以前花王に投資をして配当金を除いて損失が46万円程あったときは結構きつかったです。その失敗から学ぶことが本当に多かったです。
最近ではアステラス製薬の投資で損失が大きくなってきていますが、以前と比べて含み損の耐性が身についたおかげでそこまで何とも思っていません。
おそらく、考え方が変わりつつあります。一つの個別株のリターンよりもポートフォリオの総合リターンを重視することとして考えています。花王の損失から感情的にナンピン買いをしないことや、感情的に行動しないようにする大切さを学びました。
アステラス製薬に対しては、今の考えと行動は冷静さを保っているので、少し進歩したと思います。
話は長くなりましたが、本題に移ります。
僕は常々思っていたのが、この個別株投資で学んだことをサラリーマンで働いている仕事に対して活かせるのではないかと思いました。今まで僕は節約をして、極力お金を使わないようにして、金融資本に対してお金を投資をしていました。金融資本に対して、お金だけでなく本を購入したり、時間も投資したり、学び続けています。金融資本で学んだ投資をスキルを活かせるのではないかと思います。
例えば企業の分析力は自分が働いている会社の分析や競合他社の分析にも役に立ちます。
情報収集能力もビジネスマンには欠かせません。仕事をしていると失敗や人間関係からのストレスなど多くが積み重なっていきます。金融資本で学んだ心理学について活かす事ができれば日々のストレスも軽減することや対応策を講じることができます。
自分の仕事のやり方は、どうなのかどういうタイプなのかどういう風にすれば結果を残せるかなど金融資本で学んだ自己理解力を通して自分を理解していけば仕事のやり方もより質が上がり仕事の生産性も上がっていきます。
金融資本で学んだことをサラリーマンの仕事に活かす事で相乗効果が生まれます。気づいていないだけで相乗効果が生まれるようになっています。金融資本で学んだことをサラリーマンの仕事で活かす事で、仕事で結果を出したり、昇給したり昇格したり、さらに違う良い待遇の転職の場に移る可能性も見出せます。
人的資本で増やした余剰資金を金融資本に投資をすることで、さらに金融資本が大きくなり、学ぶことや経験値も増えていきます。そして金融資本で学んだことを人的資本に投下することでさらに人的資本の価値を拡大していく好循環が生まれます。好循環が生まれることでよいサイクルで資本が成長していくスピードが加速していきます。
僕は以前までは、投資で稼げれば今の仕事はそこまで頑張らなくても良いのではと思いました。
それは違うなと思いました。
世の中物価が上がったり税金も上がり、円の価値も下がってます。
給料も昇給したとしても、名目としては上がっているのかもしれませんが、インフレや税金などを考慮すると本当に給料が上がってはいるかと考えると疑問が生じます。
その状況でなにもアクションを起こさず、仕事も現状維持で特に勉強もせずにいたらと思うと危機感を覚えます。このままで本当にいいのだろうか、同じ人とつるんで、愚痴や不満を言ってストレス解消しても何も変わらない現状に対して、さらに愚痴や不満を言って満足している。いつの間にか40代50代となりあっという間に60代になったときには手遅れです。
ある人が最近、僕に言いました。「もっと自分に期待しろ」と。
僕は高校受験や大学受験、公務員試験など失敗の連続でした。失敗が今度挑戦しても無理なのかもと行動を抑えていました。その人はそういう僕を見透かしてそのように言ったのかもしれません。
だから僕は自分のことを変えたいと今は資格の勉強をしたり、素敵なパートナーに会うために自分の魅力を高めたり、あまり人と話すのは面倒で会うのも疲れるからと人と会っていませんでしたが会うようにしたり、今まで行ったことがないカフェやレストランなどに行ったり、旅行で経験したことがないことを旅先でするようにしたり、知らない人に声をかけたりなどいろいろ僕なりに変えようと行動しています。
凡人で特段才能がない僕でも金融資本がどれくらい増えていくか、もし運よく仮に増えていったら、こんな僕でも資産を増やすことができたと、少しでも投資をしているかたのモチベーションアップになればいいなと思います。
僕は金融資本〇〇〇万とか、準富裕層に到達したいとかあまり興味はありません。
お金は手段であって目標ではありません。自分の寿命が尽きたときに、お金を持って行くことはできません。
資産が増えていき、家族や恋人、友人など使えるときに還元していこうと思います。
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