年初の高配当株の株価上昇について考える。狙っている銘柄が上昇してきているからといって焦って投資をしてはいけないです。

学ぶべき投資スキルについて

2024年になり、高配当株の株価上昇は力強く上昇している傾向にあります。
高配当株全体で株価が上昇しているので、チャンスを逃してはいけないとう気持ちが自分の中で出てきていますが、内心チャンスを取り逃さないようにと焦っている自分がいると気づいています。

株価が上昇していると、もっと株価が上昇してしまうのではないかと考えて、チャンスを逃すまいと、焦って投資をしようと考えてしまいます。
だからこそ、用心すべきです。人がリスクを積極的に取っている時は、リスクが大きくなっている可能性もあり自分の行動を顧みて自分の行動を律しなければなりません。また人が消極的に行動が悲観的になっているのであれば、恐怖に囚われずに勇気をもって行動を奮い立たせなければなりません。

新NISAが始まり、高配当株の株価が上昇している状況を見て、自分の考えとこれからとる行動を考えていきたいと思います。

高配当株の株価上昇とリスクが膨らんでいる?

年初に入り高配当株の株価が上昇傾向にあります。株価が上昇して感情的に喜ばしいと思います。
しかし、最近ある人の発言におやっとある違和感を覚えました。
有名な投資youtuberの「株の買い時を考えるチャンネル」さんのある発言です。
その発言は、株価が下落しても買い増していくという強気な人が多くなっている人が増えていて、日経平均の株価も限定的ではないかというような発言です。

その時にかなりリスクが高まってきているのではないかと認識し始めました。
グロース株のときにも同じような発言をしている人がいました。グロース株が強かった時はまだまだ成長していくから株価も今後上昇していくという強気な人が多い発言の内容が多かったような感じがします。

高配当株であれば、株価が上昇している、大型株で高配当株であれば安心して保有できる株価が下落しても買い増しできるとう人が増えてきているなと思います。
とても良いことだと思いますが、リスクも多くなってきているとも捉えることもできます。
大型株だからとか、高配当株だからと考えなしに投資するのは違うと思います。ある著名な高配当投資家が保有しているからとか、影響を受けて投資をするのはリスクが大きいです。その著名な高配当投資家も、過去の含み損はかなりマイナスな時もあったときもあります。しかし、直近のリターンを見て人は判断して、この人はすごいと考えや判断に影響されて短期的に自分でもできると錯覚して失敗してしまう可能性が高まります。

株価が上昇している局面で高値掴みをして、含み損を大きく抱え、損切りをしてしまうのではないかと危惧しています。
また、株価が上昇して含み益が増えて自分は短期的に才能がある、切れ者だという錯覚に陥り、大きく暴落したときに取り返しのつかない状況にまで陥る可能性もあります。

自分を客観視すると自分の考えは、かなりリスクに対して積極的に取ろうとしています。
年初に入りジャックスへ投資をしましたが、毎年のルーティーンで願掛けとして、必ず年初に入ったら株価が上がる下がる関係なく投資をしています。

ジャックス【8584】へ新規投資をしました。(NISA2024年1月4日100株)
ジャックス【8584】への投資の現状 ジャックス【8584】に2024年1月4日にNISAで100株投資を行いました。現在の損益状況は評価損益が+15,000円(評価損益率2.91%)です。予想配当利回りは現在利回りは3.96%となっていま...

投資をするとさらに追加で資金を投入したいという感情に支配されます。
今の状況は積極的に投資をするべきではないのかもしれません。
3月までに投資をする銘柄を選択しましたが、おそらくここから株価が上昇して手を出しにくい状況が出てくると思います。
そのときに、他の高配当株をさがして、焦って何でもよいから高配当株であれば投資をしたいという欲が出てきてしまうと思います。
投資において資金管理はかなり重要です。欲の赴くままに投資をして、資金が底を尽きて、株価が大幅に下落したときに、チャンスに備えることもできずに、さらに株価が下落して保有株の含み損をみて指をくわえて待つことしかできなくなります。

以前、自分の聞いた話である男性のエピソードを聞きました。
その男性はお金について無頓着です。車を購入するのも、値段の交渉をせずに、車の価格以上に高値掴みをしてもそんな事お構いなしで、携帯料金も月1万円以上で、大きくお金が入ってきたにもかかわらずにもしもの時に備えずに家族のために旅行で大きくお金を全部使ってしまいました。
その後その男性は、お金の悩みが尽きず、家族ともお金について悩みが絶えず、言い争いが絶えず、お金の支払いに苦しめられて、さらに家族とも離れ離れになりました。残るのは車のローンや、家から急に出る必要があるので、修繕費もかかります。知人にもお金を借りていて、本当にお金に支配されている状態です。
僕はその人に対して力になりたいと思っています。
しかし、お金は貸すつもりはありません。おそらく、お金を渡してもすぐに使ってしまうと思うからです。魚を渡すのではなく、魚の釣り方を教えるように、根底の考え方を変えるように手助けできればなと思います。

僕が言いたいのは、人はお金が入ってきて気前が良い時には、お金がたくさん入ってくるような気がしてしまい気持ちも大きくなってしまいます。支出のコントロールもできずに、欲の赴くままにお金を使い続けて、自分が歩いている道が崖まで来ていて落ちそうにも関わらず、自分は大丈夫だと思い込んで、自分の首をしめていく状況が続いていき、気づいたときには死神の鎌の刃で首を狙われているのに、自分は大丈夫だと顔を青ざめながら言います。

投資でも同じことが言えると思います。株価上昇で自分の投資先が含み益が増えて、夢うつつのようにリスクをさらに気前よく気持ちが大きくなり追加で投資をしてさらにリスクを取り、株価が大幅に下落して、含み損に耐えられず、現実に目を覚ましたものの、時すでに遅く、失敗してしまいます。

株式市場は予測不能です。予測不能で不透明だからこそ、何が起こるかわからないからこそ、備える必要があります。リスクを管理する必要があります。感情を管理する必要があります。自分を客観視して管理する必要があります。

今年も市場で負けないように居続られるように負けない投資を心掛けていきます。

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