ジャックス【8584】へ新規投資をしました。(NISA2024年1月4日100株)

その他金融

ジャックス【8584】への投資の現状

ジャックス【8584】に2024年1月4日にNISAで100株投資を行いました。
現在の損益状況は評価損益が+15,000円(評価損益率2.91%)です。
予想配当利回りは現在利回りは3.96%となっています。PBRは0.84倍、PERは7.99倍です。

ジャックスへ投資をした理由について

現在株価は5,300円です(2024/1/5)。ジャックスに関しては以前より投資対象として情報収集しておりました。金融株には魅力的な投資先が多く日本国内にはあり、全国保証、みずほリース、東京センチュリー、三井住友フィナンシャルグループ、MS&ADなどがあります。
以前までは全国保証を投資対象として情報収集してきていましたが、僕の3か年計画として配当金の目標を3年後に60万円達成としています。
配当の目標の達成のためには、できる限り配当利回りが高い銘柄を選択、長期的増配傾向にある銘柄を選択していく必要がありました。
全国保証はとても優良な企業で増配していてとても魅力が映りましたが、現在の配当利回りがそこまで高いわけではなく、長期で保有しようやく高配当に育っていくと認識しました。
全国保証は、投資先としてはいずれ投資する可能性があるとして、まずは優先的に金融株で配当利回りが高く、さらに長期的に見て増配していくであろう投資先を選ぶ必要がありました。

2023年配当金総受取額の記録。今年も着実に配当金を積み増すことができました。3年後の目標に向けて、今後も高配当投資を継続します。
今回は2023年の配当金の受け取った記録を記事にしていきます。配当金の受け取り記録として残すのは、これから高配当投資をする人にモチベーションになればよいなと思ったのと、目標の確認と目標達成にはどうすればよいのかを整理するためです。 2023...

みずほリースも投資先として良いなと思ってはいましたが、リース会計の影響がどうなるかがわからない点が5年後、10年後を見据えて投資をするとなると不透明な要素に映りました。みずほリースに関しては今年株式分割をするので、今年に投資をできたら余剰資金で行う考えはあります。

ジャックスの話に戻りますが、新しくNISAが始まり、NISAで保有期間が5年過ぎでも非課税が続くので、より投資対象を厳選して銘柄を絞る必要がありました。
売却しても非課税枠が残るので、バイ&ホールドじゃなくてもいいのではという考えもあると思いますが、僕の考えとしては、今後新NISAで短期売買の投資家がより増えていくと思います。
投資信託でもあからさまなポイント狙いで、投資をしてすぐに売却するひとも散見しています。
そういうやり方も否定しません。しかし、その考えや行動はいずれ自分に結果として跳ね返ってくると思います。習慣や行動や考えの積み重ねが、結果として表れてなぜあの時保有していなかったんだろうという後悔に繋がっていくと思います。
個別株投資でも、同じように短期で含み益が増えて利益確定して非課税なので満足はするかもしれませんが、長期的に見て企業の成長の恩恵を受けるときに株価の上昇や配当金の増加などの恩恵を受けにくくくなる可能性があります。

ジャックスはEPSは毎年ゆっくりとではありますが、長期的にみて成長してきています。
ROEも直近では10%以上と効率的に稼ぐことができるようになっています。国内の事業の収益基盤が安定して、ストック収益として安定的な収益源になっている点や海外事業の成長を取り込むという点においても成長よりもあります。
ジャックスの事業はクレジット事業やカードペイメント事業や住宅ローンや銀行個人ローン保証などのファイナンス事業、海外事業で構成されています。ジャックスへの投資は不安要素も多くあります。今後世界の景気が不景気になった時にジャックスへの業績への打撃はどれくらいかということです。
不景気になり、世界的に経済にマイナスな負の状況が続くのであれば、消費意欲が減り、お金が回らない状態が続いてしまう可能性があります。そのような状況になればジャックスの業績はかなりマイナスな打撃があり、株価にも大きくマイナスな影響がある可能性もあります。
配当も増配傾向ではありますが、絶対に今後も増配していく可能性があるとも限りません。

それでもなぜジャックスへの投資をしたかというと、長期的に見て企業として生き残る可能性があると
判断して投資をしたからです。リーマンショック級の金融ショックが仮に出てきたときに、ジャックスに大打撃が与えるのは考えることは容易にできますが、大打撃から立ち直ることはできるかを予想したときに絶対とは限りませんが、生き残れる可能性があると判断しました。
以前から三菱財閥や、三井財閥などについて考えていました。三菱財閥には三菱UFJフィナンシャルグループ、三菱商事、東京海上ホールディングスなど名だたる優良企業があります。三菱財閥は巨大な経済圏で4000社以上の企業で成り立っていて、経済圏の中で相互に成長して三菱財閥は成長していきます。三菱財閥を一つの企業として捉えると、世界で見てもかなり強い企業の部類に入ります。
強大な経済圏の中でジャックスを見たときに、今後も生き残る可能性が高いだけでなく、景気の不景気にあっても、立ち直る可能性が高い事や、事業の成長から長期的に配当金も増配していくと考えました。
以前までは三菱UFJフィナンシャルグループに対して、とても魅力を感じていてコツコツ投資をしようと思っていましたが株価の上昇で、配当利回りが下がっていしまったことが投資の対象から外れてしまいました。三菱UFJフィナンシャルグループは株価が上がらなかったときに投資をしようと思っていたのは、低金利の状態でも稼ぐことができる事業になっていたことや、商社のような非資源や資源事業の区分のように、非金融事業や金融事業といった事業として金融事業も変わりつつあり、金融ショックに耐性がある点においてかなり魅力的に映りそれがわかったときにかなり興奮していた記憶があります。

今回ジャックスに投資をして100株のみですが、計画としては今年に200株を投資する予定です。
毎年初めに願掛けとして、株価が上がっているか下がっているか関係なく、100株を投資するようにしています。昨年の初めに購入したのはKDDIでした。

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NISAのために資金を貯めてきたのになぜジャックスに100株のみしか投資をしていないかというと、
安全域を意識した投資をすべきだと思ったからです。
安全域とはベンジャミングレアムが提唱した企業の価値よりも株価の総額が低い場合の価格と価値の差を意味しています。つまり自分が考えて行った判断に対してどれくらい起こらない可能性です。例えば、これから株価上昇すると予測されるものと考える銘柄に対して、今起きていないリスクが顕在化したときに株価がどこまでも下がった際にどこまで対応できるかをあらかじめ想定して考えておくことできます。


世の中は絶対はありません。楽観的に考えて、リスクを大きく取った結果失敗する可能性があります。
今年の初めに、名著『サイコロジーオブマネー』を再度読みました。おそらく合計4回目ぐらい読んだ記憶があります。

『サイコロジー・オブ・マネー』のお金の考え方について
今回は今年の上半期で読んでとても自分の投資においてためになった本をご紹介します。内容はお金の考え方であったり、投資の心構えであったり内容が非常に濃く本質を突いた内容ばかりです。ぜひこの本をとって読んでほしいと思いまして解説を書いてみました。...

『サイコロジーオブマネー』の中に、安全域を設けることで、何かが起こったときに対応することが可能となり、耐久力をつけて、長期にわたって生き残る可能性があると言及しています。

また著書の中で、安全域を設けることで想像もつかない出来事から自分を守るエピソードがあります。
第二次世界大戦中に、スターリングラードの攻防戦でドイツ軍の戦車部隊にがソ連の郊外で待機していました。戦車部隊が移動しようとしたときに、戦車部隊が全く動くことができませんでした。理由は戦車部隊が、何週間も滞在している時に、戦車の内部にネズミが住み着き導線をかんで、機能しなくなってしまったという予想もつかないエピソードです。

世の中はとても複雑で何が起こるかわかりません。だからこそ、安全域を意識した投資を行うべきです。
自分の資金に余裕を持たせて新NISAに一気に資金を投資しなかったのも、安全域を意識した投資をすべきだと思ったからです。
資金管理をして、チャンスに備えつつ、状況を把握して冷静に判断をして淡々と投資を行う必要がありました。
全体的に高配当株が上昇してきていますが、周りと同じように投資をするのはリスクが大きいなと感じました。周りではなく自分の考えで行動してリスクを考え、行動をしていきます。

焦って感情的に行動をしてはいけないと思います。
ファーゴという海外ドラマが僕は好きなのですが、最近ファーゴ5を観ています。
ネタバレになってしまいますが



ファーゴ5の中でとても頭の切れる弁護人がいます。その人は、自分の味方が捕まっていると告げられて、さらに追加でもう時間がないと告げられ、早くしなければと行動を焦って、周りに相談することもなく、敵の本拠に交渉に向かいます。
この時になんて無謀なんだろうか、策はあるんだろうかと思ったのですが、自分の策で相手を陥れようと自分の賢さで相手に対峙しようと思っていました。
しかし、敵には話が通じる相手でもなくあっけなくやられてしまいます。
その時敵に質問があると言われて、「あんたは賢い。しかし、なぜ死にそうなんだと?」言われるしまつです。

自分が予想もしなかった理屈が通じない相手という想定を考えなかったために起こってしまったことだと思います。
投資でも予想できないことがたくさん多くあります。市場で撤退しないようにするには、安全域という考え方が有効です。



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