投資失敗談①-情報を鵜呑みにしてはいけない理由

失敗談

今回は僕の投資の失敗談を備忘録として残したいと思います。
今後失敗談を少しずつ記事にしていきます。

投資の失敗談をなぜ備忘録として残すのかというと、先日投資歴2年目を迎えて自分の失敗を振り返り
反省するためです。
もう1つが、この失敗談が投資をこれから始める方がこの失敗談の記事を読んで、どのように失敗してその失敗から何を学んだのかを知って欲しいからです。
失敗を公表することは何とも恥ずかしい限りですが、このブログの管理人の願いとしては投資家のリターンが改善されることと、一人でも多くの人が投資に触れてほしいというものです。


僕は現在もブラック企業で働いていて、休みも一日ぐらいでその休みも電話が鳴って仕事に追われているのが現状です。
投資を始める前はメンタルがひどく人生に失望していました。
給料も低く、ボーナスもなく、昇給もない。
転職しようにも自分の能力が低いので転職ができない。そこで出会ったのが投資でした。
投資と出会ったことで大袈裟ですが僕の人生は変わりました。
僕のような境遇にいる人もいると思います。
だからこそ、1人でも投資家の人が増えて人生の選択肢を増やしてほしい。
価値提供として株式分析や体験談を今後書いていければと思い、今回は投資の失敗談を記事にします。
失敗談を通して投資リターンの改善に繋がれば幸いです。

情報を鵜呑みにしてはいけない理由

僕が初めて購入した株はキヤノンでした。
当時は株式投資についてそこまで知らず、勉強もしていませんでした。
購入した理由は高配当で情報雑誌やアナリストが推奨するものとしてキヤノンが上がっていたからです。
記憶があいまいですが、雑誌には『高配当で持ち続けるならこの株だ!』、『安心して持ち続けられる株だ』『高配当で4%以上、減配はしない会社です』みたいな情報から購入を決断しました。
当時の購入判断は本当にひどすぎるものだったと思います。財務分析もしてないです。
配当性向が高いということも知りませんでした。キヤノンという会社は大きいからまあ大丈夫だろうと
意味も分からない自信がありました。

2020年はコロナウィルスが蔓延して、市場も暴落した時期もありました。
業績も雲行きが怪しくなっていく会社も多かったです。
今後の業績が不透明で個別株もかなり下がっていた記憶があります。
キヤノンも業績が今後不透明で株価がかなり下がっていました。


キヤノンがもしかしたら業績が維持できず配当も減配するのではないかという話が耳に入りました。
そんな馬鹿なと。アナリストや情報誌にはこの株は大丈夫だと書いてあったぞ、おかしいなと。
非減配が30期以上もあるから大丈夫と何かのメディアでみたから平気だろと。
しかし、その考えはむなしく減配が行われ株価がかなり下がってしまい含み損を抱えてしまい
初めての投資は失敗に終わりました。

この失敗から学んだ教訓は、情報を鵜呑みにしない大切です。
一つの情報はみんなが正しいからと言って絶対に正しいというわけではないです。
権威ある人やアナリストなどの専門家だからといって何も疑いもせずに信じて投資をするのは、
投資ではなく投機です。
情報を収集して自分の責任で何が正しく何が間違っているかを判断して、人の意見に惑わされずに自分の意思を貫くことが大事だと思います。
情報を一面的に見るのではなく、多面的にみること。批判的に情報を見ること。


例えば、キヤノンの例で考えてみます。
キヤノンは高配当で非減配30期だから安心だというのは本当だろうか?
調べてみると配当性向は高い、直近の配当性向はどうだろうか?
高い傾向が続いているので、かなり厳しいな。
売上や業績はどうだろうか?配当維持するのに今後も高配当を維持できるか?
調べてみると売上はそこまで上がっていない、むしろ下降傾向だ。
さらに利益率も下がってきている。今後はとても厳しいことがわかる。
アナリストは何をもって良いといったのか?
良いといった点に関して自分で調べに行くこと。詳細に調べて、本当に正しいか確認する。
頭をかなり使いますが、情報を分析してリターンを向上するにはとても大事な要素です。
いつも考える工程と癖をつけておくことで、株式分析だけでなく日常にも役に立ちます。

まとめ

投資の失敗談を初めて記事にしました。
失敗談を公開するのはなかなか恥ずかしいことですが、自分への戒めとこれから投資を始める人に少しでも価値があるものを提供できたら嬉しいので今後も失敗談を公開していきます。
この記事を読んで少しでも投資リターン改善されたら非常に嬉しいです。






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