ヒューリック【3003】の投資判断を考える。株価は冴えないが購入できるか?

★★★購入様子見

「ヒューリック【3003】へこれから投資をしようか考えている」
「ヒューリック【3003】の株価、業績や株主還元について知りたい」

この記事はそのような方へ向けて書いています。

本日もご覧いただきありがとうございます。

今回はヒューリック【3003】についての投資判断を考えてみたいと思います。


不動産株の中で業績が良く配当利回りが高く株主優待が人気ですが株価はあまり冴えないです。
現在の株価から投資をできるかを業績やキャッシュフロー、株主還元から総合的に判断したいと思います。


この記事を読んで少しでも役に立って投資収益が改善されるととても嬉しいです。

ヒューリク【3003】とは

ヒューリック株式会社は、東京都心にある不動産の保有賃貸業・投資開発事業を柱とする不動産会社である。旧富士銀行の店舗、社宅等の不動産を多く保有しており、みずほフィナンシャルグループとの関係が強い。(wikipedia引用)

業績について

EPS

epsには2007年から2011年まで芳しくありませんでしたが、2012年から右肩上がりに力強く推移しています。
コロナやウクライナ情勢の影響は受けず業績も一貫しており、業績はとても良好です。
eps成長率は10年単位では20.2%、15年単位では17.5%ですので、eps成長率はとても伸びています。
中長期的にも成長ができているので今後も成長の期待ができそうです。

売上高、当期純利益

売上高は2007年から2011年では業績は芳しくありませんでした。
2012年以降は持ち直し、右肩上がりで上昇し続けていて、
今後も同水準を推移しつつも上昇していく可能性があります。


当期純利益も売上高同様に2012年から上昇し続けています。
2022年度にはさらに業績が絶好調で利益は過去最高と、とても良い結果を残しています。

キャッシュフローについて

キャッシュフローについてですが、営業キャッシュフローは2014年からすこしずつ改善されていきました。投資キャッシュフローが大きすぎて少し大丈夫かと不安になります。
攻めすぎなのではないかと、もう少しブレーキを利かせてもいいのではないかと思います。
財務キャッシュフローもマイナスではなく毎期プラスですので、財務健全性も悪化してきている可能性もあります。

財務健全性について

自己資本比率は30%以下とかなり低いです。
不動産業界は借入が多い結果自己資本比率が低い傾向にあります。
しかし、財務健全性をもう少し高めていただけると長期で投資をする際にも
安心して保有できると思います。

株主還元について

ヒューリクの配当利回りが3.79%(7/4現在)です。
配当は連続増配で株主還元に力を入れています。

配当性向に関しては20~30%で推移していますのでまだまだ増配の余力がありそうです。
総還元性向を40%を目指すとありましたので引き続き株主還元に力を入れていくと感じられました。

株価について

現在株価は1,055円(7/4)となっています。
過去5年間で6.80%下落しています。
株主還元で大幅増配したところから株価が上昇しました。
現在のPBRは1.25倍で、perは10.61倍と過去per10年間で算出すると16倍ですので過去と比較すると安い水準です。

僕の投資判断としては、買いの検討を様子見したいと思います。
安心してホールドできないという点です。投資キャッシュフローが大きすぎてフリーキャッシュフローが作れていないという理由と、財務健全性もそこまで高くなく長期で投資となった場合に業績が悪化したときにホールドできないと思います。

株価は確かに安いです。業績が安定して財務健全性を良ければすぐに買いたいです。
しかし、まだ僕には買う度胸がないです。ヒューリックに投資をするにはかなり投資経験がある方でないときついなというのが考えです。
不動産株への勉強をもっとして知識を蓄えてリスクを減らせる段階までのレベルにまで達したら
購入したいです。

まとめ

ヒューリックの投資判断について考えてみました。
高配当株で株主優待もあるので人気です。
しかし、不動産株だけあって財務健全性やキャッシュフローがあまり芳しくなく見えます。

僕にはまだ手出しができないので様子を見ていきたいです。

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