日本たばこ産業-JT【2914】2022年第2四半期決算について

食品株

日本たばこ産業-JT【2914】2022年第2四半期決算が発表されましたので記事にします。
日本たばこ産業の現在株価が堅調で推移していますが、業績がどうか気になっている人がいるかと思います。

日本たばこ産業-JT【2914】2022年第2四半期期決算について簡単に解説していきます。

2022年第2四半期決算全体

売上収益は、すべての事業での増収と複数市場における継続的なシェア伸張、単価上
昇効果及び円安の為替影響等により前年同期比10.7%増の1兆2,668億円になりました。

親会社の所有者に帰属する四半期利益は、金融損益が悪化しましたが営業利益の増益等により、前年同期比17.3%増の2,641億円となりました。
ウクライナ情勢の時はどうなるかと思いましたが結果増収増益となり売上収益も純利益も伸びています。

当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、1,102億円の収入(前年同期は1,749億円の収入)となりました。営業債務及びその他の債務の支払いや未払たばこ税の増加がありましたが、安定して営業キャッシュフローは稼ぎ出せています。

当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、388億円の支出(前年同期は465億円の支出)となりました。これは、有形固定資産及び無形資産の取得による支出があったことと投資用不動産売却によるものです。前年同期と比べて減少したのは投資用不動産売却も一因となっています。

当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、1,582億円の支出(前年同期は2,127億円の支出)となりました。これは、配当金の支払いがあったこと等と前年では社債の返還の支出があったことによるものです。

JTは上方修正も発表しました。主な要因はたばこの値上げや円安の為替影響によるものです。
FCFも改善されています。増配もしてくれれば嬉しかったのですが、ウクライナ情勢があるからやはり難しいですよね。リスクを考えないで向う見ずに増配よりかは、保守的にリスクを考えて無難に事業を行ったほうが好ましいです。


まとめ

全体的にJTの決算の内容は良かったです。
円安の影響、たばこの値上げも奏功して業績も上方修正しましたので、
来週の月曜日の株価は少しは反応するかもしれません。
ただ、僕個人としては買い増しをしたいと思いますので、あまり株価は上昇しないで欲しいというのが本音です。ロシア関連で叩き売られたら買いに行きたいです。
たばこ事業はやはり市場独占力と営業利益率の高さやキャッシュフローが上手く循環していることから
やはり強いなと改めて思いました。
高配当ですので引き続き持ち続けるのと株価がこれ以上上昇しなければ株数を増やします。

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