今回は日本たばこ産業(JT)への投資リスクについて考えてみたいと思います。
日本たばこ産業についてGoogleで調べてみますと、このようなワードがでてきます。
「JT株価下がりすぎ」、「JT配当性向高すぎ」、「JT買ってはいけない」、「JT株危険」といったワードが検索でヒットしました。
マイナスなような情報ばかりでしたが、投資リスクが高いのかを深堀してみたいと思います。
株価の現状について
直近の株価(5/6)で2,295円。2016年の株価は4,850円です。
2016年からの株価が急に下がった要因を探してみると、ナチュラル・アメリカン・スピリットの買収が
反応したのかと悪く心理的に影響を与えたのかもしれません。
M&Aが発表の際に、失敗したらどうなるか訴訟リスクは高いのでは、潰れてしまうのではないかなど当時はあった可能性があります。
2008年でも株価が大幅に下落してますが、その際もイギリスのタバコ会社ギャラハー(世界第5位-2005年世界シェア)の買収があった年です。
下げていく何か意図があるのだろうか。株価がダダ下がりになって本当にその価格は正しいのだろうか。価値は正しく反映されているのだろうか。と疑問に思います。
2016年当時、株価収益率(PER)は高い時で20倍、現在は2021年では12倍ほどです。
2016年ではJTに対して楽観的に考えていて、2021年度では悲観が相まってPERは下がっています。
不人気株を買うことについて
不人気な株に投資をするのは難易度がかなり高いと思います。
マイナスなニュースばかりが目に移ってしまうから、忍耐強く持ち続けられず手放してしまう恐れがあります。
名著「株式投資の未来」によれば、株価が過少評価されると購入株数が増える。
株数が増えるともらえる配当金が増加していく。
さらに配当利回りも高いので購入株数が増えるスピードが速くなる。
最終的にはリターンが加速していくというものです。
盲信しすぎるのもよくはないですが、間違いではないと思いますし、正しくもないとも思います。半分半分だと思います。
不人気な株を買い続けると居心地が悪く、自分の考えは間違っているのだろうかと錯覚に陥ってしまいます。
そういったとき、人の考えに振り回されてはいけないなと思います。
不確実な世の中について
株価に惑わされないで、価値を見極めることのほうが大事だと思います。
人気のある株を追いかけて、高値掴みをして、売るに売れなくなる。
そういった状況はよく聞きます。
人気な株は、高いので株数も増やすことができませんし、利回りも低くなってしまいます。
今は、総合商社など人気ですね。
配当を大幅に増配して一過性のものであると認識しても、株価の上昇や高利回りで魅力を感じるかもしれません。
しかし、一過性のあるものに対しての投資は、ギャンブル性が強く、メンタル的にもよくないなと感じます。
ブームが去って株価が下がったとき、本当に持ち続けることができるか。
高配当株じゃなくなったら、それでも投資を続けることができるか。
世の中何が起こるかわからないです。
不確実なことだらけです。
明日、来月、来年といきなり思ってもないことが起こったりしたらどうでしょうか。
人気な株も見えていない問題を抱えているけれども、見ようとしていなかったり、まだ問題として認識されていないだけかもしれないです。
そういったとき、天気と天候について考えます。
天気は明日雨とか来月は雨とかお天気キャスターの天気予報がありますが、天候は予測はいらずお天気キャスターに解説してもらわなくてもわかるぐらい一定で考えられます。沖縄はイメージでは暖かい、北海道は寒いイメージです。いきなり真逆にならないです。
明日の天気予報にとらわれず、天候への理解を重きを置くべきだと思います。
まとめ
日本たばこ産業(JT)の投資リスクについて考えてみました。
リスクを総合的に考えても、僕は投資をしたいと思いました。
不人気な株を買って、逆張りをする。
世の中の人がそれが正しいといっても、みんなが間違っている可能性もあるかもしれません。そういったとき自分の考えを貫き通したいと思いました。
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