できない理由を探すこと、行動に移さないことについて-人生はあっちから出向いてこない、自分から動かないと何も起きない

経済的自由に向けて

今回は自分が先週一人旅で思ったことについて記事にしていきます。
投資においてあまり関係ない記事であると最初は思ったのですが、投資を通してどういう人生にしていきたいかを考えるきっかけにもなったので記事にしてみました。
兼好法師は旅は心の垢を取ってくれると言っています。まさにその通りで、一旦仕事とか周りの人間関係とか一切を考えないで自分が行きたい方向に向かい、食べたいものを食べて、自然の美しい風景に心を反映して、素敵な場所に行き、人と出会い、自分は何がしたいのかを自分との時間を増やすことはとても大切です。

できない理由を探すことについて

僕は今回鳥取と島根に旅行に行ったのですが、本当に行って良かったと思いました。ただ、旅行に行く前はワクチン未接種なので全国旅行支援の対象じゃないから旅は行けないと思っていました。
ワクチン接種を受けてなければPCR検査で陰性証明書を出せばいいじゃんと思うはずなのですが、できない理由を自動的に考えて無症状なのにコロナに感染していたらどうしよう、もしかしたら中国みたいにPCR検査を行って意図的に陽性にしてワクチン接種を強制的にするかもしれないと勝手に妄想していました。変な奴ですね(笑)。
全国旅行支援について調べるのが面倒くさいというのもありました。またどうせ宿泊費が高くなっているから、今は行くべきではないとも思いますますできない理由を探し続けていました。
行動に移すのはなかなか大変でした。PCR検査を受ける際にも、場所を探して仕事帰りに行かないといけない。しかも、歩いて結構時間かかるじゃん、うわー面倒くさいと。PCR検査を受けるのに唾液を入れ続けるという行為(屈辱感が半端ないです)、しかもめちゃくちゃ唾液を出さないといけない(汚くてすいません)、人生でこんなに唾液を出すというのは生まれて初めてだ、しかも喉が渇いてるから大変でした。PCR検査を受けるときに旅行をする決断をしなければよかったとその時は後悔していました。

その時は後悔していましたが、旅行をしていてなんて良い時間を過ごせたのだろうと今では本当に旅行をして良かったと思っています。鳥取の境港に行ったのですが、無計画だったので着いたときに鳥取砂丘に行こうと思ったらめっちゃ時間がかかるなー、島根のほうが観光する場所もあるし時間もそこまでかからないと島根をメインに観光しました。ここでもできない理由を探して鳥取に行きませんでした。行くのが面倒だからやめるって本当にダメな奴だなと思っています。ただ、鳥取の境港では観光する場所はそこまで多くありませんが、海鮮はとてもおいしく、自然も雄大で、観光施設もそこまでないのであまり人も多い印象ではなく静かに過ごしやすい場所でした。鳥取の境港から島根県の離島である隠岐の島という自然豊かな場所があるので夏場に行きたいなと思っています。夏言えば沖縄とか鹿児島とか和歌山とかという印象はありますが、隠岐の島は穴場な場所であると思っています。来年夏に行けたらなと思います。

できない理由を探すというのは、人間の本能として当然なのかもしれません。人間は生存本能として未知なものに対して防衛的になります。子孫繁栄のために危険を冒して行動するのは、生き残る可能性を低めると本能的に無意識に考えてしまいます。
他の人も同じ経験はないでしょうか。自分がやりたいことを何かを理由にできないと考えている。できない理由を探して何もしない。できない理由を探して何もしないというのはめちゃくちゃ楽です。家で惰性でスマホのゲームしたりyoutubeを見ていたら一日終わっていた(youtubeを観るのは悪い事ではないです、勉強とかできます)など楽な方向にいきたいと考えてしまいます。

『チーズはどこへ消えた』という有名な本があり読んだことがある人もいるかもしれませんが、ネズミの定住地にチーズがなくなりそうになるが、定住地から抜け出せない変化が生じるのが怖いネズミは思考停止をしてそこにいる。一方で新しいチーズを探すために変化を恐れず危険などを潜り抜け何とかたどり着いたネズミがいます。僕は変化が生じるのが怖いネズミで思考を停止していたのだと思います。何かするにもしない理由を見つけて変化が起こるのが怖くなっているというネズミでした。
殻にこもっていては何も変わらないとも旅行を通して思っています。

行動に移さないことについて

旅行中にバスに乗る必要があり待っていたのですが、一時間に一本と本数が少なく待っても待っても来ませんでした。周りの観光客がおらず、徒歩で来る人が一人もおらずただ車だけが通り、日も暮れそうになり心配になりました。一時間待ってみましたが、それでも来ないようで、歩いて戻るのに2時間ほどかかると、さらに暗くなると夜道ですので灯りがついていない場所も多く野生の動物に出くわすかもしれないと不安になっていました。その時、車の一台が止まり男性が車から降りました。
僕は知らない人に積極的に話に行くのが苦手で話に行っても大丈夫か迷っていました。声をかけて、バスを待っているが全く来ない旨を伝えたところ、たぶん通り過ぎたんじゃないかと言われて途方にくれました。その後、男性から乗っていくかい?と言われて急展開すぎて、最初は仕事をしているようでしたので断ったのですが、お言葉に甘えて乗せてもらいました。声を掛けるという行動に移していなかったら、トボトボ歩いてい疲れ切っていたでしょう。その男性は、30代の時に起業して今は楽しく暮らしているよと話していました。なぜ起業したのかと聞くと、サラリーマンはたいして稼げないし、やるきや気力も吸われるし、自分の時間を切り売りしているのは違うなと思い起業をしたようです。
色々話しているうちに目的地に着き、いろいろ貴重な話を聞けて良かったなと思います。
話を聞いていて、サラリーマンは消耗していくと話を聞いて胸がドキッとしました。頭の中で巡っていたのが抜け出すにはどうすればよいか、自分が本当に望んでいることは何か、毎日電車に揺られて、好きでもない人たちと働いて、本当にそんな人生でよいのか、会社に雇われて謝りたくない人に謝って我慢する、安月給だけどたくさん働いてくれ、仕事しないおじさんの上司の分の仕事もカバーしてやってくれと頭の中を駆け巡りました。
人生一度だけだし、自分が人生の主導権を握ってコントロールしたい。もっと旅行とかもしたいし、おいしいものも食べたいし、いろいろな人に出会いたい、本もたくさん読みたいし、まだまだ経験したことがないことをしてみたい、不動産経営もしてみたい、会社を作ってみたい、素敵な女性と出会って結婚もしたい、子どもできて素敵な家庭も作ってみたいなど願望が湧いてきました。
そうなるにはどうすればよいかと旅行中ずっと考えていました。一声かけただけで、こんなにも考えるきっかけになるとは思いませんでした。声を掛けず、一人で黙々と暗い夜道をポツンと帰っていたら、おそらく人生こんなものかと暗い気持ちになって帰っていたかもしれません。
何かチャンスが来たら、チャンスを逃さないように行動しなければなりません。

まとめ

一人旅は良いものです。何か考えるきっかけを与えてくれます。日々暮らしていると自分の気持ちを嘘で固めているのに気づきません。別の土地に行くと不思議と本当の自分の顔が出てきます。自分はどう考えているのか、好きなものは何か、嫌いなものは何か、今の気分はどうか、など本当の自分自身が見えてきます。

来年に向けて計画を立てて、国内で行きたいところをピックアップして行きたいなと考えています。
海外旅行もよさそうだなと考えていますが、今のところ未定です。でもできない理由を探すのではなく、できるようにすればよいと考えられるようになったので来年に台湾に行ってみたいなと思います。
とりあえずお金を稼いで、倹約、自己研鑽を行っていきます。
また旅行で思ったことをつらつらと書いていきたいと思います。

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